18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 名城大学大学院 | 男性
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Q.
これまでの人生の中で、あなたにもっとも大きな影響を与えた経験・エピソードについて教えて下さい。 ”取組んだきっかけ”や”その経験から得たこと”などの観点から、述べて下さい。
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A.
様々な国の人と交流し、自分の知見を広げるためにアイルランド留学をしたことが自分の人生に大きな影響を与えた経験です。旅行でグアムに行った際、今まで知らなかった独自の文化を肌で感じことができました。それまでグアムは海がきれいな島という印象しかなかったため、自分の視野のせまさに気づかされました。そしてもっと自分の知らない世界を知りたいと思い留学に行くことを決めました。アイルランドで様々な国の人と交流するにつれ、海外の文化を学ぶためには日本の文化を理解し、何が違うのかを明確にしなければならないと思いました。そこでアイルランドの文化を基準にして日本の文化の特徴と他の国の特徴を比較しました。例えばアイルランドでは土葬が一般的だと知り、その理由と日本人はなぜ火葬をするのかを調べ、サウジアラビア人の友達からイスラム教徒の土葬と火葬の考え方を聞いて文化的な特徴を明確にしました。様々な国の人と交流できたのと同時に、一つの物事でも文化や宗教によって様々な考え方があることが分かり、自分の視野を広げることができました。この経験から先入観にとらわれず物事を多面的にとらえることの大切さを学びました。また、新しい環境に身を置き自分を成長させることの楽しさや喜びを知りました。 続きを読む
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Q.
大学の講義、研究などであなたが最も興味をいだいた内容を簡単に教えて下さい。
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A.
私は研究で複数の歩行支援ロボットの開発をしており、その中の一つのロボットのコンセプトである「ライトタッチ効果による姿勢動揺の減少」について興味をいだきました。ライトタッチ効果とは人が固定点へ指先で軽く触れただけで直立姿勢中の姿勢動揺が減少することを言います。これは力学的な支持ではなく、指先の感覚が立位バランス能力の改善に関与しており、何かに触っているだけでバランス能力が向上するという現象です。さらに、運動機能やバランス能力が劣っている高齢者にも大きな効果をもたらします。このことは、杖などの歩行補助器具が力学的な支持だけではなく中枢神経系における姿勢制御の機能向上に関与していることを示しています。まだ詳しいメカニズムは解明されていませんが、新たな立位バランス能力の向上の着眼点として注目が集まっています。このライトタッチ効果を利用することを目的とした歩行支援ロボットを開発しました。このロボットは杖の先にモーター駆動のホイールが付いており、人の動きに合わせて動作します。このロボットを使うと使用者は常にロボットの持ち手に軽く触れることができます。このロボットを用いて歩行中でもライトタッチ効果による重心動揺の減少を確認することができました。この結果をもとに、さらなる歩行支援ロボットの発展に貢献していきたいと考えています。 続きを読む
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Q.
自己紹介、アピールポイント、会社に伝えておきたいこと等、何でも結構です。自由に記入してください。
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A.
自己PR:新しい分野を開拓していくことが私の強みです。研究で杖型歩行支援ロボットの開発をしています。先輩からロボットを引き継ぎ、センシングによる使用者の歩行状態推定の高精度化が自分の研究テーマでした。しかし、改良だけではなく新しいことに挑戦して成果を上げたいと思ったため自分のアイディアでロボットを進化させていきました。具体的には、ロボットの持ち手に加わる握力の変化に着目し、握力分布変動によるロボットの制御手法を考案しました。今は他のロボットにも応用し研究を進めています。このように私は研究をセンシングの分野からHMIの分野へ発展させることができました。これは私の強みであり開発力の高さでシェアNo.1を獲得している御社で役立つと考えています。 志望動機:HMIの開発で感動を届けるモノづくりがしたいと考え貴社を志望しました。貴社の会社説明会に参加させていただいたときに、レクサスに供給されているタッチパッドに興味を持ちました。どうしても使い心地を確かめたいと思い、説明会終了後にレクサスのショールームに行き実際に使わせていただきました。操作してみると振動によるフィードバックの感覚が絶妙でとても使いやすく感動させられました。この経験から、貴社へ入社しタッチパッドのような感動させるHMI製品に携わりたいという思いが強くなり、貴社を志望しています。 続きを読む