【21卒】芙蓉総合リースの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.11356（慶應義塾大学/男性）（2021/1/22公開）

あなたの性格・特徴 /あなたが学生時代主体的に取り組んだこと /今までで一番困難だったこと /志望動機

就活会議やONE CAREERに登録して芙蓉総合リースの通過ESを参考にESを作成しました。なぜリース業界を志望するのかという部分に関しては、他社の通過ESも参考にさせていただきました。

テストセンターでのSPI方式であると会社の方から事前に通達されていたので、SPI&テストセンター 超実践問題集を1月〜3月にかけて3周して試験に臨みました。

言語、非言語、性格診断

聞かれた質問に対して、端的かつ分かりやすく答えることができた点です。芙蓉総合リースの場合、特に面接の時間が限られているのでテンポ良く質問と応答を進めていくことが重要であると思います。

面接官は笑顔であったが、面接時間が短いこともありアイスブレイクなどは挟まず学生時代に頑張ったことを淡々と聞いてきました。

陸上は何年続けているのか。/なぜ陸上の体育会系ではなくサークルに入ったのか。/なぜそのアルバイトを始めたのか。/そのアルバイトで保護者の方からいただいたクレームの内容はどういったものか。

Q. 趣味・特技に書いてある陸上競技の短距離走は何年続けているのか。
A. 10年間続けています。

Q.なぜ陸上の体育会系ではなくサークルに入ったのか。
A. 当時迷ったのですが、アルバイトと両立したかったためサークルに入りました。

Q. なぜその個別指導のアルバイトを始めたのか。
A. 私は〇〇(塾名)で1年間浪人をして今通っている第一志望校に合格することができたのですが、その恩を返したいと思ってこの個別指導のアルバイトを始めました。

Q.そのアルバイトで保護者の方からいただいたクレームの内容はどういったものか。
A. 「他の生徒と比較して指導するやり方はうちの子には厳しすぎる」という内容のクレームをいただいてしまいました。

アルバイトでクレームをもらった後の工夫について詳しく教えてくれる？

Q. アルバイトでクレームをもらった後の工夫について詳しく教えてくれる？
A. 競争心ではなく、自己肯定感を高めて向上心を伸ばす指導に切り替えました。具体的な工夫は大きく2つあります。1つ目は、私が発する言葉を変えました。「この問題はほとんどの受験生が解ける」というネガティブな事実も「この問題が解ければ合格に一歩近づくことができる」というポジティブな表現に置き換えるようにしました。そして2つ目は、基礎的な問題を自作して、授業の冒頭に生徒に解かせて成功体験を積ませることで「自分でもやればできるんだ」と思えるように工夫しました。
ガクチカの工夫に関してはありがちなものにならないように、自己の経験を振り返りオリジナルな工夫や努力を事前に思い出して伝える準備をしました。

業界の志望理由や芙蓉総合リースの志望理由についてちゃんと述べることができた点だと思います。二次面接から会社の志望度はしっかり見られてると感じました。

面接官の方は温厚であることが第一印象から伝わってきたのですが、質問のペースは他社よりも速かったです。

なぜリース業界を志望するのか。/その中でなぜ芙蓉総合リースなのか。/芙蓉総合リースはなぜ第一志望なのか。

Q. なぜリース業界を志望するのか。
A. 私は「身近なところで仕事の成果を感じたい」という軸で就職活動を行なっており、リース業界はこの軸に合致すると考えているからです。

Q. その中でなぜ芙蓉総合リースなのか。
A. インボイスさんやアクア・アートさんなど芙蓉グループのネットワーク力を生かして、幅広い顧客に対し高い付加価値の提案がなせると思い、御社を志望しております。

Q. 芙蓉総合リースはなぜ第一志望なのか。
A. リース会社の中でも、御社の社風に一番魅力を感じているからです。1月のインターンシップに参加させていただいた時、社員の方がご自分の給与明細や有給取得状況の分かる紙を見せてくださり、非常にフランクな社風であると感じました。

学生時代に力を入れたことについて1分程度で教えてください。

Q. 学生時代に力を入れたことについて1分程度で教えてください。
A. 私は〇〇(塾名)での個別指導のアルバイトに力を注いできました。集団授業についていけず全国模試の偏差値が40に満たないような生徒を主に担当しているのですが、過去には指導方法を誤り保護者の方からクレームをいただいたことがあります。初めてクレームを受けて落ち込みもしましたが、一度担当した生徒には成長して欲しいと思って講師や先輩指導員にアドバイスをもらい指導に改善を加えました。結果として、生徒の偏差値は上がり志望校に合格することができました。この経験から、相手の意識や行動を変えるには自らが魅力的な立場になることが大切であると学びました。

面接中に笑顔を維持しながら相手の深掘りに対して的確に対応できた点。営業など仕事で辛い時も笑える度胸がある人の方が入社後に活躍できると思います。また、当日は用意しづらいような質問もあえてされるので、面接に慣れておく必要があると感じました。

一次、二次面接よりも雰囲気が厳しく、私が話している間も頷いてくれるわけではありませんでした。私の回答に対して、深掘るような質問も多かったです。

最近家で何をされてますか。/陸上はいつから続けていますか。/陸上で怪我をされたことはありましたか。/そのような時どうやってモチベーションを維持してきましたか。

Q. 最近家で何をされてますか。
A. 金融業界への就職意思は固めているので、簿記の資格取得に向けて勉強をしています。

Q. 陸上はいつから続けていますか。
A. 中学1年生の頃から続けています。

Q. 陸上で怪我をされたことはありましたか。
A. 肉離れなど過去に何度かあります。

Q.そのような時どうやってモチベーションを維持してきましたか。
A. コーチや過去に怪我をしたことのある先輩に、今すべきことを伺いそれを実践することでモチベーションを維持してきました。

逆質問
・インターンシップに参加させていただいた際に、社員の方がご自分の給与明細や有給取得状況の分かる紙を見せてくださり非常にフランクな社風であると感じたのですが、〇〇さんは実際に働かれて社風に対してどういった認識を持たれていますか？

リース業界に興味を持ったきっかけはなんですか。/それならNTTファイナンスさんに入社すればクレジットカードもリースも両方できていいのではないですか。

Q. リース業界に興味を持ったきっかけはなんですか。
A. 元々、クレジットカード業界を見ていたのですが、調べていくうちにNTTファイナンスさんがクレジットカードもリースも両方手掛けていることを知り、リース業界に興味を持ちました。

Q. それならNTTファイナンスさんに入社すればクレジットカードもリースも両方できていいのではないですか。
A. その点はNTTファイナンスさんの魅力かもしれませんが、私は会社を選ぶ上で社風を重要視しており、その点でNTTファイナンスさんよりも御社を志望しております。

面接では意地悪な質問もされましたが、とにかく芙蓉総合リースへの入社意欲をアピールするように努めました。ネガティブな表現ではなくポジティブな表現で回答するのが大切だと思います。

内定後は本社見学や社員座談会など複数のイベントを実施してくださいました。他社の選考を辞めるように言われたということは一切ありません。

面接ではとにかく端的かつ説得力のある受け答えをすることが大切だと思います。そのためには、なぜリース業界を志望するのか、その中でもなぜ芙蓉総合リースなのかをそれぞれ複数の根拠用意しておくべきだと思います。最終面接では、あえて厳しい雰囲気で問い詰めるような質問もされましたが、一種のストレスチェックのようなものだと思うので焦らず堂々としていた方がいいです。面接中は表情も見られていると思うので笑顔も忘れずに面接に臨んでください。

答えにくいような質問をされた時も、笑顔で前向きな回答ができる人は内定を勝ち取れたのではないかと考えています。質問に対して考え込んでしまったり、不味いと感じたことが顔に出てしまったりした人は残念ながら不合格となってしまったのではないかと思います。

相手の質問に対して話しすぎないということが大切だと思います。面接を通じて、テンポ良く会話を進めたいという面接官の想いを感じたので、あえて突っ込みどころを残した簡潔な回答をどんどんした方が結果的に評価は高くなると思いました。