【成長を加速せよ！】【19卒】セールスフォース・ジャパンの冬インターン体験記（文系/総合職）No.2356（東京外国語大学/男性）（2018/4/10公開）

2017年11月にLinkedIn経由でリクルーターの方と面談したこと。営業支援において実績を持つサービスや職場環境に魅力を感じていた。自分としては日系企業中心に就活をする予定だったが、せっかく頂いた機会を活かしたい・外資の雰囲気も見てみたいという思いでインターンに応募した。

リクルーターの方に「結論ファーストで論理的に」ということを強く言われていた。そのためESの文章はとにかく読みやすいように心がけた（例：「○○だ。理由は2つだ。1つ目は...」のように）。

企業がさらに2倍成長するためには？

1日目にやったこと

午前：会社概要を軽く聞いた後で、実際にマーケティングやセールスなどの各部署の社員の方が登壇し、具体的な業務内容についての説明があった。昼食は1.2年目の社員と一緒にした。
午後：オフィスツアーを行った後、ワーク。テーマは「企業がさらに2倍成長するためには？」とされ、SFDCが取引のある企業の成長を、さらに促進するために何をしたらいいかについてグループで考えた。

2日目にやったこと

午前：メンバー間で1時間程度の最終確認とすり合わせを行った後、各チームプレゼンと質疑応答。
午後：社員の方との座談会後、本社を出てボランティア体験。本社に戻り、インターンを終了した後、本社近くでハッピーアワー（いわゆる飲み会）開催。

各マーケティング部の社員

粗品（SFDCの商品、スタバのチケット）

プレゼンの発表時、審査員は4人ほどいたが、「我こそは」と次々に学生に対して鋭い質問を投げかけていたのを覚えている。意見に対しての回答をしてもなかなか納得してもらうことができず、定量的に示せるデータをもっと使うべきだったと感じた。

成長の定義などは各チームに任されていたため比較的簡単だったものの、いかにSFDCのソフトウェアを使うかという点に非常に悩まされた。営業支援のソフトは、私たちにとってはなかなか使われ方を想像しにくいからである。
最終的に1日目は、メンバー全員が1.2時まで作業をすることになった。

メリハリある優秀な社員の方に出会うことができた。また、日本ではまだ知られていない企業であるため、情報が少なく、日本市場での展開について知れたのもよかったと考えている。さらに参加している学生が、個性的かつ非常に優秀で、自分のモチベーション向上にも大いに役に立った。

セールスフォースと一口に言っても、様々なサービスを持っている。ESの時点である程度導入事例は確認することになるだろうが、もっとソフトについて理解を深めておけば、グループワークにおいてもっと生産性のある議論ができたかもしれない。

オフィスツアーなどを含め、実際に社員の方と非常に近い位置でインターンに参加できたためだ。ワークやプレゼンを通じて、ソフトウェア営業職の厳しさもより間近で体感することができたように思う。
また、社員の方とのランチの際も、学生側が緊張しない空気をかなり作ってくれて、正直に様々な疑問をぶつけられたのも大きい。

インターンシップであっても、選考は、かなり絞り込まれた厳しいものであったようだ。そのためその後の選考においても、ここで得た知識や社員の様子などを語ることは、他の志望者に差がつけられると考える。特に外資のソフトウェア会社となると、通常はなかなか具体的なことまで知れないのが現状だと思うので。

社員の方々が、スマートながらも情熱をもって働かれている様子に触れたからだ。自分の裁量とスピード感でどんどん仕事をこなして、業績を上げていける様子がこの会社にはあると感じている。また社員のことを第一に考えた職場環境は、非常に魅力的であったことも大きい。

インターン参加者のみ、後日早期選考の案内メールが送られてくる。そして期日までにESとWebテストを受験するだけで、その合否に関わらず2次面接に進めるようになっている。

日系のB2Bを志望しており、人材・コンサル・広告業界などの大企業を中心に企業研究などを行っていた。20代のうちからどんどん仕事をして、成長できる環境を望んでいたため、大企業の中でも特に自由度の高いベンチャーマインドを持った企業に積極的にエントリーをしようと考えていた。また、セールスフォースについては具体的に何をしているのかわかっていない点も多かった。

外資への見方が変わった。自分は就職活動がやや遅れてスタートしたこともあり、外資というと個人主義・成果主義といった印象を持っていた。だがセールスフォースは社員間の承認文化や家族文化があり、外資ながらとても働きやすい環境が整備されていると実感した。
結果的に外資・日系といった括りに囚われずに、就職活動ができるようになった。