- Q. 志望動機
- A.
ソニー株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2023卒ソニー株式会社のレポート
公開日:2022年4月24日
選考概要
- 年度
-
- 2023年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種名
-
- メカ設計【コンスーマーカメラ・放送/業務用映像機器・メディカル】
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施した
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考は最初から最後までオンラインだった。
企業研究
志望業界がカメラ業界だったので、業界動向やカメラの売れ行き、市場動向について自分なりに調べた。そのほかにも競合分析を行い、各社のカメラの特徴をすぐに言えるようにしていた。写真撮影が趣味であるため、カメラ自体の知識はありそれが生きたと思う。自分が使っているカメラについても聞かれたため、そのカメラ、レンズのいいところと悪いところを具体的に話せるようにした。ソニーの企業風土などはOne Careerのオンライン合同企業説明会に参加したり、YouTube上に投稿されたソニーの説明会のアーカイブを見たりといった形で知っていった。ソニーで何をやりたいのかを明確にしていくことが大切だと感じた。冬のマイナビの合同説明会でソニーの人事部長の方がいらっしゃっていたため自分のやりたいことができるか聞きにいった。マイナビの説明会は複数回開催され、その度に質問をしていたら顔を覚えてもらえた。人事の方はこちらの質問に対して正直に答えてくれる印象だったので何でも聞くといいと思う。将来の業界動向について自分なりの意見を求められたため、自分の考えを説明したところ、内定連絡の際に、「自分の考えをしっかり持っていてよく調べられている」とFBを貰えたため自分の考えを持っていることが大事だと思った。
志望動機
私がソニーを志望する理由は、ソニーが「感動を生み出すテクノロジー企業だから」です。私の夢は「自分が設計開発した製品で感動を生み出すこと」です。私は御社の製品を利用しており、身近な企業だったため、オンライン合同説明会で御社の説明を聞きました。そこで、「クリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たす」というソニーのパーパスを知り、自分の夢とパーパスが重なったため、ここしかない!と思い志望しました。他にも御社のOBにお話を伺う中で、柔軟な働き方、社員の皆様の雰囲気、挑戦を受け入れる寛容さに触れ、とても働きやすそうな環境だと感じ、主体的に働きたいという自分の求める働き方とマッチしていると感じました。
OB・OG訪問
OB・OGと繋がった経緯・方法
ビズリーチキャンパス
OB・OGとの連絡方法
ビズリーチキャンパス
話を聞いたOB・OGの人数
3人
OB・OGに質問したこと
会社の雰囲気、生活、部署の雰囲気、仕事の内容など
注意したことや感想
失礼にならない言葉遣いを意識したが、固くなりすぎないようにした。本音を聞き出せるように会話を重視した。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2022年03月 上旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
参考書を繰り返し解いた。模擬問題でタイムアタックをして言語非言語それぞれを30分以内に解けるようにした。
WEBテストの内容・科目
Web SPI
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
他社のSPIと同様。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
これが本当のWebテスト(1)
1次面接 通過
- 実施時期
- 2022年03月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 技術系の社員(年数不明)
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
10分前にTeamsで入室。定刻通りスタート。技術者2名とのマッチング面談。人事の方はいない。大学で何をしていたか、得意な科目は何かなど基本的なことで志望理由についてはあまり聞かれなかった。予定時刻10分前くらいから逆質問で予定時刻に終了
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
しっかりと自分の言葉でつまらず話すことができたところがよかったと思う。敬語の誤りや若者言葉を意識しすぎず、技術者と話していることを意識した。(技術者でいう、「この機能のここが美味しい」など独特の表現をしても問題なかった。)
面接の雰囲気
とてもラフな雰囲気だった。面接官もスーツではなくオフィスカジュアルだった。自分もワイシャツで参加していたが特に問題にならなかった。口調は柔らかく、大学の先生と話している感覚だった。緊張していることを伝えるとかしこまらなくて普通に話してほしいと言われたため、特に気にせず丁寧語で話した。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
ストレングスファインダー
1次面接で聞かれた質問と回答
大学で取り組んだこと(自己PR)
学生フォーミュラの活動に取り組みました。私は一年生の時にシフト機構の設計とフレームの溶接を、二年生の時にフレームの将来設計とコスト審査の統括を担当しました。シフト機構の設計では操作に必要な力を10%軽減することを目標に取り組みました。その理由は弊チームのシフト機構は機械式パドルシフトを採用しているのですが握力が強いベテランドライバーに合わせて調整されていたため、新人のドライバーがハンドルから手を離さずにシフト操作することが難しかったからです。授業で学んだモーメントの釣り合いなどを活かして、実測値を元に設計を行い、動作力を30kgfから27kgfまで落とすことに成功しました。フレームの将来設計は本来であれば私が設計したフレームで大会に参加する予定でしたが、コロナ禍による活動制限に伴い、昨年度フレームの流用がチームで決定されたため将来設計に切り替えて行いました。フレームの流用に伴い他のパーツにも設計上の制限が課されるため、将来設計を行うにあたって、「どこの部分をどう直せばもっと良い設計ができるか」という希望を各パーツ担当者に聞き、その意見を考慮してフレーム形状を設計しました。この時に設計した形状が次年度の担当者に引き継がれていたためとても嬉しく思います。コスト統括では1000枚以上に及ぶコスト資料を15名ほどの人数で分担して製作を行い、このチームを管理する仕事を行いました。資料作成の時間短縮、品質担保のためエクセルマクロなどを駆使し、効率化に努めました。また、進捗管理で一週間ごとにどこまで資料作成が終わっていないといけないかを具体的に示し、日々進捗を確認することで各個人の理解度や進捗度を把握して都度仕事の配分を変更するように努めていました。
自己PRの深掘りをされた
シフト設計で特に工夫したところはどこか:レバー比とストローク量の計算です。レバー比を大きくするとストロークが多くなるが、ストロークが多くなるとフレームと干渉する可能性が出てきます。そのため、角運動量方程式からストローク量を概算し、CAD上で干渉確認を行うことで干渉させることなくぎりぎりの状態まで追い込むことができました。
フレームが流用になってしまったときのメンタル:フレームを流用することになったとき、自分が設計したフレームを作りたかったため、とてもショックで退部しようとまで思いましたが、チームメンバーと話し合いを続けていくうちに、来年再来年に勝つために今できることをしようという気持ちに切り替えることができた。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2022年03月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 技術系の上役、人事の上役
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
10分前に入室、定刻になり開始、面接官の自己紹介、面接開始
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
しっかりと自分の意見を自分の言葉で伝えることができたことが評価につながった。自分の意見を持っていることが重要だと思った。
面接の雰囲気
一次面接より引き締まった感じではあったが、ラフだった。笑顔で柔らかい印象の方だった。口調もいつも通りで構わないと言ってもらえたので気にすることなく話すことができた。
面接後のフィードバック
業界のことなどをよく調べられていて熱意が伝わった。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
STAR面接法、コンピテンシー面接とは
最終面接で聞かれた質問と回答
10年後どんなカメラが必要とされると思うか
現在のカメラのトレンドとして映像が撮れるカメラがあると考えています。御社のZV -E10はYouTuber向けのVlogカムとして発売され売れていたことが印象的でした。また、一眼レフが減りミラーレスカメラが主流となっています。スマホカメラの台頭で一眼カメラの需要は減っていますが、プロユーザーやカメラが好きな人はいるため需要が0になることはないと考えています。現在は映像コンテンツが人気ですが、最近VRやMRなど新たなエンタメについても流行りつつあります。これらのことを考慮すると、10年後に流行っているエンタメが何かは予測できませんが、VRやMRが当たり前の時代で、それらのコンテンツを作る人に向けたカメラが増えると思います。
入社して何をやりたいのか
私は御社で世界一のカメラを作りたいと考えています。私が考える世界一のカメラとは、写真、映像の写りが良いことはもちろんですが、コスト面においても優れており、新規参入者が手に取りやすい価格でプロユースにも耐えられるようなカメラだと考えています。その理由として、現在の新品カメラの価格は30万円以上のものが多く、廉価帯の商品でも新品で20万円近くするものが多いです。この現状ではカメラに触れたことがある人が少なくなり、「スマホで十分」と考える人が多くなることで一眼カメラはどんどんプロ向け高価格のものになっていきカメラユーザーがさらに減ることが考えられます。そのため、初心者からプロまで使える性能のカメラを手の届きやすい価格で提供することで写真、映像コンテンツ製作者を増やし、業界全体として盛り上げていくことが今後のカメラの生存に重要だと考えます。私はスマホで撮るよりも一眼でファインダーを覗きながらシャッターを切る楽しみを多くの人に知ってもらいたいと思っているため、現在ミラーレスカメラのトップシェアをもつ御社で世界一のカメラ開発を行いたいと思います。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2022年03月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
第一志望の企業であったから。ソニーに入社するために就職活動を行なっていたから。
内定後の課題・研修・交流会等
未定
内定者について
内定者の人数
不明
内定者の所属大学
不明
内定者の属性
不明
内定後の企業のスタンス
すぐに内定を承諾したため詳しくはわからないが、提出書類に関する質問などを後日問い合わせフォームから送信したところわざわざ電話で答えて下さったため丁寧な会社だと思った。
内定に必要なことは何だと思うか
ソニーグループという会社についての理解を深めることはもちろんだが、自分が何をやりたいのかを本気で考えて、10年後20年後に自分がどんな働き方をしているのかまでイメージしておくことが必要だと考える。将来の姿から逆算すれば自分に何が必要で、ソニーで何をしたいかが明確になると思う。言葉遣いなどに注力するよりも自分の考えを自分の言葉で伝えることが重要で、少し夢物語になろうと聞いてくれるので遠慮せずに伝えるといい。話は分かりやすくまとめる。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分の考えがしっかりとまとまっていること、視野が広かったことが内定をもらえた要因だと思う。理系だが、マーケティングの勉強も自主的に齧り、市場動向の分析など授業や研究で行わないことをしたことがよかったと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
自分の意見を求められていると感じた。なんとなくソニーで働きたい。有名だからソニーで働きたい。給料がいいからソニーで働きたいという理由では正直厳しいと感じた。言葉遣いに関しては丁寧語が使えれば問題ないため、面接官との会話に集中するべき。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者懇親会の案内があった。今後は内定者専用サイトなどの案内もあるらしい。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- オフィス・オフィスの位置・働く場所
- 給料・待遇
入社を迷った企業
株式会社キヤノン
迷った会社と比較してソニー株式会社に入社を決めた理由
私がキヤノンではなくソニーを選んだ理由は事業領域の広さである。ソニーはグループの強みを活かして、音楽やテレビ、AI、ロボティクスなど幅広い事業を持っており、新規事業の創出に関しても積極的に行なっている。キヤノンは印刷、医療、映像、半導体に強みを持っているがBtoBが多く、私が取り組みたいBtoC事業が少なかったため、ソニーを選んだ。他にもキヤノンは独身寮がないが、ソニーには独身寮があり、初任給の面でも3万円ほどソニーのほうが多かったため、生活面でもソニーに魅力を感じた。
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ソニーの 会社情報
| 会社名 | ソニー株式会社 |
|---|---|
| フリガナ | ソニー |
| 設立日 | 2021年4月 |
| 資本金 | 30億円 |
| 従業員数 | 8,000人 |
| 売上高 | 1兆3186億3500万円 |
| 決算月 | 3月 |
| 代表者 | 槙公雄 |
| 本社所在地 | 〒108-0075 東京都港区港南1丁目7番1号 |
| 電話番号 | 050-3809-4646 |
| URL | https://www.sony.co.jp/ |
| 採用URL | https://www.sony.com/ja/SonyInfo/Jobs/newgrads/ |
