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信越化学工業株式会社 報酬UP

【18卒】信越化学工業のエンジニアの1次面接詳細 体験記No.4481(京都大学大学院/男性)(2018/1/23公開)

2018卒の京都大学大学院の先輩が信越化学工業エンジニアの本選考で受けた1次面接の詳細です。1次面接で聞かれた質問と実際の回答や、実施時期、面接時間、面接の雰囲気、評価されたと感じたポイントなどを公開しています。ぜひ、先輩の回答を選考対策に役立ててください。

2018卒信越化学工業株式会社のレポート

公開日:2018年1月23日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • エンジニア

投稿者

大学
  • 京都大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

1次面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
40代の技術、人事の方が一人ずつ
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

結果報告のときに人事の方からは、研究内容についての受け答えが論理的で分かりやすかったと高評価をいただきました。面接では志望動機等も大切ですが、研究能力があるかどうかを面接官は重視していると思いますので普段から論理的にかつ簡潔的確に受け答えする練習をしていると評価に繋がると思います。

面接の雰囲気

アイスブレイクのような雑談はなく、「それでは志望動機からお聞かせ下さい。」と典型的な面接形式でした。雰囲気は多少堅かったかと思います。人事の方は終始にこやかでしたが、逆にそれが少し怖かったです。博士課程であったからか質問はほぼ研究内容に関することでした。

1次面接で聞かれた質問と回答

大学院での研究内容を分かりやすく説明してください。

(以下では説明ではあらかじめ準備して下さいと言われた研究概要をもとに説明を行いました)
私は大学院において、レアメタルフリー化合物半導体であるZnSnP2を用いた新規太陽電池開発について研究しております。
研究スキームはお配りした資料のようになっております。
このように3つのアプローチから安価で高効率な太陽電池実現に向けた研究を展開しております。
まず1つ目は半導体物性の評価、制御となっておりまして、この材料が本当に太陽電池材料として有望であるかを
見極めるためにそのバルク結晶を作製し物性評価を行いました。
次にこの材料はこれまでに太陽電池応用が報告されていない材料ですので、
実際に太陽電池デバイスを作成することでデバイス構造の最適化を試みました。
また、この材料は高い光吸収係数を持っておりますので、将来的には数um程度の薄膜太陽電池の応用が期待されます。
本研究では、その薄膜作製プロセスの開発に関する研究も行いました。

これまでの主な研究結果としましては、まずSnを溶媒に用いた溶液成長法を用いることで
写真にしめしておりますようなZnSnP2の結晶作製に成功し、太陽電池材料として優れた物性を有していることを明らかにしました。
また、デバイス化に関しても、デバイス構造の最適化を行ってやることで
世界で初めて太陽電池として動作することを確認し、変換効率約3%を記録しました。
また、薄膜作製プロセスの開発に関しても、Zn-Sn金属薄膜とリン蒸気を反応させるリン化法により単相膜を作製することに成功しています。

以上の研究成果は英文ジャーナルへ5報発表しております。
また、このようにバルク結晶・薄膜作製からデバイス応用に至るまで幅広いバックグラウンドを持っていることが私の強みであると考えています。
ですので、これらの知識や経験を活かして、鳥瞰的な視点を持って御社の研究開発に取り組んでいきたいと考えております。

博士後期課程まで進まれているが、就職しようと思ったのはなぜか?

私は修士課程のときに進学するか就職するかを迷いましたが、そのときは研究論文も出していませんでしたし研究をはじめて高々2年ほどでは自分がどちらに向いているか判断し兼ねました。ですので、博士後期課程に進学しあと3年大学で研究に取り組み判断しようと決心しました。

博士後期課程では、太陽電池材料の研究を行いこれまで誰も扱っていない材料で太陽電池を実現したり、メカニズムを解明できたり5本投稿論文を発表することができました。このように大学での研究に面白さや達成感もあったのですが、基礎的な研究よりも一般企業においてより製品に近い研究を行うことで社会にインパクトを与えるような研究開発を行いたいと考え、就職することを選択しました。

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信越化学工業の 会社情報

基本データ
会社名 信越化学工業株式会社
フリガナ シンエツカガクコウギョウ
設立日 1926年9月
資本金 1194億1900万円
従業員数 25,592人
売上高 2兆8088億2400万円
決算月 3月
代表者 斉藤恭彦
本社所在地 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目4番1号
平均年齢 42.2歳
平均給与 876万円
電話番号 03-6812-2300
URL https://www.shinetsu.co.jp/jp/

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