18卒 本選考ES
技術職
18卒 | 山形大学大学院 | 男性
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Q.
・あなたの専門(得意分野)について詳しく書く。400字
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A.
私の専門は「材料化学です」。印刷塗布プロセスを用いたタンデム型有機ELの高性能化を目的とし、その構成材料となる電子材料の開発を行っています。私はこれまで学部の時にグラフェン系材料、大学院では有機-無機ハイブリット材料や誘電性の高分子材料を扱ってきました。材料の光・電子物性評価からデバイス作製までの技術基盤を確立し、分野融合的なアプローチから研究を行っています。 塗布プロセスでのタンデム型有機ELの作製は塗布成膜による多積層を必要とするため、溶解性の制御や架橋による材料の不溶化、下層に溶媒が染み込むのを防ぐ機能(溶媒浸透防止能)の付与が重要となります。そこで私の研究では、有機ELの電子注入層に用いられるPEI(ポリエチレンイミン)に有機材料を添加し加熱処理を行うことで高分子を架橋させ、緻密膜の形成による溶媒浸透防止能の向上と従来の電子注入材料には無かった耐溶媒性の両立を進めています。 続きを読む
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Q.
・技術者としてTDKを志望する理由を興味のある当社の製品・技術・分野と関連付けて記入。 300文字
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A.
私は大学で学んだエレクトロニクスの知見を活かし、環境・エネルギー分野に寄与する材料やデバイスの開発に携わりたいと考えています。中でも貴社の透明導電性フィルムの開発に関心を持っています。大学での研究を通じ、フレキシブルなデバイス開発の最大の課題は、低コストで高品質な電極を作製することだと感じました。私は有機ELなどの電子デバイスを研究対象とし、様々な材料を扱ってきた経験からニーズに応じた高機能なフィルムの開発に貢献できると考えています。 また、貴社は高い海外売上比率を誇るグローバルリーディングカンパニーであるため、グローバルな視点を持ち、世界に向けたモノづくりができる点も魅力に感じ、志望しました。 続きを読む
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Q.
・エンジニアとして成長するために具体的にどのような考え方で行動していきたいか。 300文字
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A.
私はエンジニアとして、常に変化する国際社会の多種多様なニーズに対して製品という形で応えられる価値のある人間になりたいと考えています。これを実現するためには、あらゆる技術に触れるだけで満足するのではなく、同時にその高度な技術を獲得できるよう、継続的に努力することが必要だと考えています。 また、エレクトロニクス製品のさらなる高品質化のためには、様々な専門性や技術を持った技術者が組織となり、アイデアを出しながら取り組むことが重要であると考えています。私は多種多様なメンバーに対し主体的に働きかけながら研究の目標を共有し、課題解決を図ることで組織の発展に貢献するとともに自身も成長していきたいです。 続きを読む
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Q.
・あなた自身が伝わる成功談、失敗談。その結果になった理由と経験により何を学んだか。300文字
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A.
アルバイト先のレストランが過去最高の売上を上げた時のエピソードです。 私はアルバイトという立場でしたが、お客様の多様なニーズに応じた新しいメニューやサービスを定期的に考え、アルバイトスタッフ間で共有し、良いと思ったアイデアは社員に積極的に持ち込んでいました。その後、実際に実現可能かどうか、コストはどうか、お客様のニーズにマッチしているか、といったディスカッションを繰り返しました。その結果、提案したメニューやサービスが採用され、店舗の売上に貢献できただけでなく、この経験を通じて自身のアイデアを能動的に外部へと発信し、実行できるよう取り組むことの重要性や喜びを感じることができました。 続きを読む