- Q. 志望動機
- A.
戸田建設株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒戸田建設株式会社のレポート
公開日:2020年7月15日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 構造設計職
投稿者
選考フロー
企業研究
ゼネコンの特徴について自分なりにまとめておくと、面接の時にとても話しやすい。特にハウスメーカー系や設計事務所との違いを意識して、ゼネコンの設計部で働きたいという強い熱意を伝えられると良いと思う。企業としては、準大手のゼネコンでは珍しく教育施設や病院施設などに力を入れているため、ホームページ等で、自分が好きだと思う建築等について調べておくことも大切である。合同説明会やインターンシップ等で貰うことのできるパンプレット等に記載されている物件は特に理解しておくと良い。また、技術開発にも力を入れており、私は技術開発の仕事も将来的にはやりたいと考えていたので、企業の保有技術や技術的な取り組みについても調べておくと企業理解がとても進むと思う。スーパーゼネコンとの違いも理解しておくと、準大手ならではの良さや働き方について、理解できるようになってくる。設計部の選考であると早期に行われる1dayのインターンシップやOB訪問は必須であるので、日程等を早めに確認しておいた方が良い。
志望動機
私は現場に近い立場で設計業務に携わりたいと考えたことがゼネコンを志望した第一の動機です。ものづくりにおいては新たものを考え,計画することと実際にものを作り上げる二つの魅力があります。ゼネコンはこの二つの魅力を兼ね備えており,構造設計者として施工性やコストなどを考えた設計をしたいと考えています。また,私の就職活動の軸は技術開発部門と密に関わりながら技術を建物へ応用する仕事ができることと,コミュニケーションを取りやすい社風があることです。貴社においては技術研究所を保有しており,『人がつくる。人でつくる。』というブランドメッセージから人を尊重し,チームワークを大切にする社風を感じました。建設業は多くの人が一丸となってチームで行うものづくりですので,人を尊重し協力し合うことが何よりも大切です。貴社の高い技術力と人を大事にする環境の基であれば,熱意を持って働けると強く感じ貴社を志望しました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年11月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年01月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
好きな建築など,あなたが強く感銘を受けたもの,影響を受けたものについてお聞かせください。
ES対策で行ったこと
同企業を受けた先輩のエントリーシートを参考に文章を製作し、多くの先輩、教授やキャリアアドバイザーの人からアドバイスをもらい、論理構成や誤字脱字がないように何度か作り直した。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
web対策の参考書を三回ほど繰り返し解いた。間違えた問題については直前に何度も確認した。
WEBテストの内容・科目
玉手箱・gab系 計数・言語・性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 構造設計部部長/構造設計部課長/構造設計部課長
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
30分のプレゼンがあるので、しっかりとした資料を作っていくことで、当日の発表はそこまで緊張せずに望むことができた。普段は声が小さくなる傾向があったので、発声なども行い、当日はかなりハキハキと話すことができたと思う。
面接の雰囲気
面接官の方は3人とも穏やかな雰囲気でした。口調もそこまで堅い感じではなく、とても話しやすい面接でした。研究についての質問などは掘り下げた質問がされるので、よく理解し説明できるようにしておくとよい。
1次面接で聞かれた質問と回答
なぜゼネコンの設計部で働きたいのですか。
私は現場に近い立場で、設計者として働きたいと考えたことが第一の理由です。建築計画の授業では、建物が実際に建つための現実的な構造形式を考えて取り組んでいたこともあり、プロジェクトを成功させるためには、施工性やコスト等の現実的な要素を踏まえた上で、建物を設計する必要があると考えています。そのため、設計事務所とは違い、現場で施工するための確かな技術を保有し、経験が豊かなゼネコンで働きたいと思いました。御社は施工実績も豊富であり、技術開発にも力を入れているため、現場監理という立場で、現場を深く理解できると思いました。構造設計者としては、施工性やコスト等を踏まえた丈夫な建物を設計し、御社に貢献できればと考えております。
あなたは当社の建築設計部門でどのような仕事がしたいですか
私は大学施設の設計に関わる仕事がしたいと考えています。このように考える理由として,貴社の東洋大学赤羽台キャンパスⅡ期工事の計画を見たことがきっかけです。東洋大学の計画においては複雑な形状をしているにもかかわらず,斜め柱を実現するためにエキスパンションジョイントを用いず設計していることに驚きました。特殊な躯体に対しても全体の計画を考えて適切な技術提案をする重要性を感じました。私はこの物件から、構造設計者がどのように利用者に対して、貢献しているのかを強くイメージできるようになりました。大学キャンパスの設計の中で積極的に新しい設計手法や技術を学び検討し続けることで,柔軟な構造提案力を身に着け,構造設計者として貴社に貢献したいと考えています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 構造設計部部長/設計部統括部長/意匠設計部部長
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
大きな声で、ハキハキと受け答えができたので、良かった。特に構造設計者として働きたい熱意が伝わるように会社の実績から興味のある建築をピックアップし、技術的な工夫についてどこに共感したのかを強く伝えた。
面接の雰囲気
一次面接の時とは違い、堅い雰囲気のある面接であった。自分の研究についてかなり深く質問され、研究の意義について厳しいことも言われた。
2次面接で聞かれた質問と回答
あなたはチームの中で積極的に引張る方ですか、それともチームを支える方ですか。
私はどちらかというとチームを支える役割を担うことが多いと思います。チーム全体を強く引張っていくことはできないかもしれませんが、チームメンバーの力を借りながら、リスクを取り除き、柔軟な計画を持って、チームを成功に導く自信があります。具体的には、卒業研究の経験が挙げられます。私の卒業研究は4人のチームを組み取り組み、また企業と共同で行いました。企業との日程調整や実験が上手くいかないこともあり、何度も計画が変更になることがありましたが、一人で考えるのではなく、4人で話し合う機会を週に一回から三回に増やすことで、密にコミュニケーションをとり、柔軟に対応していきました。そのようにすることで、スムーズに卒業論文を製作することができ、一カ月以上前に完成することもできました。このような経験から、メンバーと協力し、確実に成功へ支え導く自信があります。
あなたの短所は何ですか。
私は一つの物事に没頭してしまうことが短所です。しかし、社会人としてはあらゆることを同時に行っていく力が必要となるので、現在は一日のやることのリストを製作したり、制限時間を設けたり、より周りに気を配るように気を付けています。このようにすることで、やるべきことを忘れるのを防ぎ、一つのことだけに時間を使わないように努力しています。また、周りに気を配ることで、同期や後輩ともコミュニケーションを取り、人と協力しながら物事に取り組めるようにしています。こういった努力のおかげで、以前より素早く、多くの物事に取り組めるようになりました。また、周囲の人ともコミュニケーションが増えたことで、より円滑に研究室運営ができるようになりました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 役員の方3名で詳しくは不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
難しい質問はされなかったので、準備していた回答事項をきちんと相手に伝えることができたと思う。オンラインであったので、目線や声の大きさにも注意をしたが、それも適切に行えたと思う。
面接の雰囲気
かなり堅い雰囲気で行われた。オンライン面接であったので、時間はあまり長くなく、質問もそこまで深くは追及されなかった。
最終面接で聞かれた質問と回答
技術開発の仕事にも興味がありますか。
はい、技術開発のプロジェクトに大変興味があります。私の研究も構造材の技術的な工法に関する研究ですので、実際に新たな技術をどのように建築部材や工法に生かしていくことができるのか大変興味があります。構造設計者は構造的な知識を使い、丈夫な建物を設計するだけでなく、新しい技術を作り出すことで、時代のニーズに答える役割もあると考えています。御社は超高強度コンクリートの技術や免震・耐震に関する技術など、幅広い多くの技術を保有しており、技術開発プロジェクトにも積極的な印象を持ちました。私は新しい技術を生み出す機会に携わり、その技術を実際にどのように活用していくのかを構造設計者として考え、建物に応用し、広く普及できるように御社に貢献したいです。
なぜ、建築を専攻したのですか。
私はものづくりの規模が大きく,社会貢献につながる業界という点に魅力を感じ,建築学を専攻しました。小さい頃からものづくりが好きであり、また住宅や商業施設など,身近な建物を見ることや間取りを考えることも好きでしたので,建設業界に興味がありました。建設業は規模が大きく,建物自体が社会の資産となる仕事であり,責任が伴う分,仕事の意義を感じました。また,2年連続で豪雨による停電と断水を経験したことと構造力学が好きであることから,災害の多い日本において,力学の知識を生かし,安全で丈夫な建築を設計したいと思うようになりました。構造設計者として,災害に強い建物を設計することで,社会貢献をしたいと考え,建築構造を専攻しました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
一つ一つの選考結果の連絡が遅いので、他の企業との兼ね合いや調整が難しい。また、エントリーシートも分量を求められることに加え、30分のプレゼンが2回あるので、しっかりとした対策も必要となる。
内定に必要なことは何だと思うか
ゼネコン業界についてきちんと理解をしておくことが重要となる。他社との差別化において、保有技術や施工実績に着目すると、自分の就活の軸と照らし合せやすいと思う。特に企業理念やブランドメッセージにもあるように、チームを主体とした働き方を会社全体で求めているので、そこに共感できる人であると志望動機等も書きやすいと思う。スーパーゼネコンと違い、幅広い分野の物件を経験でき、技術開発等にも興味がある人は盛んに行っているみたいなので、良く調べておくとよい。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
単純に準備と練習が不足していることだと思う。私も面接が苦手であるが、何度も練習を重ねることで、最後にはどんな質問が来ても対応できるようになった。また、企業分析は特に細かいところまで、見る必要はないと思うが、企業理念や業務形態、得意分野、技術、実績等は見ておくと自己分析と合わせてアピールしやすい。
内定したからこそ分かる選考の注意点
構造設計部の選考は枠も少なく、とても厳しいので、ESや面接対策はとても重要である。特に30分のプレゼンは何度も練習をし時間丁度ぐらいで終了できるように練習するべきだと思う。資料を作る時間もかなりかかるため、そういった配分も考えながら就活しなければならない。
内定後、社員や人事からのフォロー
現在は特にないが、内定者サイトへの登録等が行われた。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の規模
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- オフィス・オフィスの位置・働く場所
- 給料・待遇
入社を迷った企業
株式会社フジタ
迷った会社と比較して戸田建設株式会社に入社を決めた理由
自分がやりたいこととより合致していたことが決め手でした。私は教育施設の設計にとても興味があり、その分野においてとても力を入れていたのが第一の理由です。福利厚生等もフレックスタイム制度を取り入れているなど、働きやすいと感じたことや研修期間も一年間と長く、現場の経験や他の分野の経験が詰めるなど社員教育にも力を入れていると感じました。技術開発の仕事もやりたいと考えていたので、設計業務だけでなく、そういった幅広いプロジェクトに関われることが魅力であると感じました。
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戸田建設の 会社情報
会社名 | 戸田建設株式会社 |
---|---|
フリガナ | トダケンセツ |
設立日 | 1936年7月 |
資本金 | 230億円 |
従業員数 | 6,826人 |
売上高 | 5224億3400万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 大谷清介 |
本社所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目7番1号 |
平均年齢 | 44.1歳 |
平均給与 | 841万円 |
電話番号 | 03-3535-1354 |
URL | https://www.toda.co.jp/ |
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