【新メニュー提案の魅力】【19卒】ニップンの冬インターン体験記（理系/総合職）No.3864（近畿大学/男性）（2018/10/15公開）

年末まで研究が詰まっていたこともあり、自分は就職活動を始めるのが遅く就活解禁の直前になって、焦りだして手あたり次第一日インターンに応募していた。とりあえず業界を絞らないで、同学年の就活生の雰囲気を知ろうと思ったのがきっかけ。

簡単な志望理由を書くぐらいだった。正直、この時期(1，2月)の一日インターンは特に選考するというよりは、できるだけ多くの人に参加してもらう意味が強いので、そこまで対策する必要はないと思う。

駅内カフェでの新メニューの提案

1日目にやったこと

前半はいわゆる説明会で行うような会社説明で、後半は8人グループでの「カフェでの新メニューの提案」をディスカッション。その後、人事が若手社員に質問する質疑応答が行われた。

なし

メニューを提案するときも、いかにお店側に親身になって、尚且つ会社、お店の双方が利益を上げれる提案できるかが重要と言われた。当たり前のことだがお店と継続して関われるようにどれだけ親身になれるかと何度も言っていた。

特にこれといって大変だったことはない。しかし、自分もそうだったが就職活動を始めるのが遅かったので、ディスカッション時の発言の仕方、意見交換、時間配分、メモの取り方など基本的なことがうまくできていなかったので、班内でのしっかりできている学生と比べて焦りを感じていた。

食品メーカーのインターンに初めて参加したが、学生は本当に多種多様。食品は身近なものであり当時の自分のように業界研究をしきれていないような学生はなんとなく食品業界にいこうかな、行きたいなで受けている学生がたくさんいることも分かった。実際、意識の高い学生と触れ合うことは、就職活動をするうえでモチベーションを上げることにもつながった。

上記にも書かせてもらったが、メモを取る習慣であったり、タイムキーパーでなくても時間を気にしたりといった就活をするうえで最低限必要なスキルは身につけておけばよかったと思う。

B to Bの食品メーカーの仕事というのが、いまいちピンと来ていなかったが、どういう働き方をしているかのイメージができた。理論的に考えてみて一番いい案だったとしても、実際に売れるかは売ってみないとわからないし、正直期待できなかったものが売れることもあり、そういった意味での面白さや難しさを知れた。

正直な感想としては、受けるであろう人数がとても多く、さすがは食品業界だなと思った。自分に自信がないわけではなかったが、これだけの人数では倍率は恐ろしいものになると客観的に感じたため日本製粉だけ狙って内定を取れる自信はない。ただ早期のインターンは企業を知る上では受けていて損はないと思う。

自分も周りに流されてなんとなくインターンに参加した組なので、食品業界は安牌なイメージを持っていたが、良くも悪くもその通りだった。日本製粉のようなシェアの高い大手は潰れる心配もほとんどないが、新しいことにチャレンジしていく雰囲気でもないように感じたため。

インターンに参加したからといって、後日何か特別イベントがあるわけでもなく、本選考に有利になるとも言われていない。就活解禁前に不特定多数の就活生に知ってもらう広告兼説明会の位置づけと考える。

研究室の先輩や、同期の友人も食品業界という流れが出来ている学科だったので、自分もなんとなく食品業界を志望していた。特に何がしたい、こういたっことをしたいというビジョンも持っておらず、無難に就職して無難に生活できればいいというイメージだけもっていたので安定している食品業界に行ければいいかなと思っていた。

こういった大手になればなるほど安定はするが、食品業界は特にそうだがリスクを嫌うためあまりチャレンジしたがらない。社員一人に決定権があるというよりは歯車の一部になれる人が向いているように感じた。その後の説明会や就職活動を経て、食品業界とひとくくりで言っても風土や雰囲気は全然違うため、自分が直感でいいなとおもう感性は大事にした方がいい。