18卒 インターンES
技術職
18卒 | 広島大学大学院 | 男性
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
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A.
私は、色素増感太陽電池(DSSC)の研究に携わっています。DSSCは、現在実用化されているシリコン太陽電池と比較すると、低コスト、柔軟、色彩豊かなどの利点があります。しかし、変換効率が低いため実用化には至っていません。私はDSSC中での色素の二酸化チタンへの吸着形態を調査しています。色素の吸着形態はDSSCの変換効率に影響するため、色素の吸着形態に関する知見はDSSCの変換効率向上に役立つと考えられます。私は研究を通して、有機合成から太陽電池の評価まで、一貫して行う知識・技術を培っています。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
私は、大学2年次前期に、2年生120人で新入生を迎える新入生歓迎行事の班長を務めました。この行事は、同じ学科に入学した新入生同士の仲を深めることをテーマに、3ヶ月間様々な企画を行います。そして最終日には、学科全体でスポーツ部門、演芸部門の大会があります。週3回の班長会議では責任を持って企画内容や今後の計画を話し合い、実際の活動は班員で役割分担し協力することで効率的に、そして楽しく進めることができました。最終日の大会では、私の班は惜しくもスポーツ部門・演芸部門共に賞を取ることはできませんでした。しかし、行事を通して新入生の和は深まり、大学院1年生となった今、共に院試を乗り越えたという話も聞いています。この行事を通して、リーダーシップだけでなく、仲間と協力し効率的に課題に取り組んでいくチームワーク力が身に付いたと実感しています。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私は、問題解決力がある人間です。例えば、自身の色素増感太陽電池に関する研究で、それに用いる新規色素を合成した際に、理論上は成功するような反応がうまく進行しないことがありました。そこで、私は、反応を成功させるため、文献調査や、先生、先輩、同輩との意見交換を頻繁に行い、条件を検討していくことで、反応を成功させることができました。また、学業の面においても、授業で理解できなかったところは徹底的に文献調査を行う、友人と議論し合って意見交換するなどして必ず理解するように努めています。このようにコツコツと理解を重ね、万全の態勢で各講義のテストに臨みました。その結果、学科で40人中9位の成績を獲得することができ、大学入学当初から目標としていた「大学院への推薦入学」を見事達成することができました。このように私は、問題に直面すれば探求し、解決のために努力することができます。 続きを読む
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Q.
インターンシップに参加するにあたり、このイベントに何を期待しますか?
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A.
貴社のインターンシップで、塗料メーカーの製品開発とはどのような仕事であるか学びたいです。特に、貴社は水の中でも塗れる塗料など、柔軟で独創的な発想とそれを実現する高い技術力で不可能と思われる塗料を開発しているため、その貴社独自の製品開発を実際に見学し、体験したいと感じました。また、貴社で実際に働いている方の経験談や考え方、研究に対する姿勢、熱意をお聞きしたいと考えています。これにより、実際に人々のニーズに応える製品開発にどのような能力が必要とされているかを理解し、今後の就職活動に活かしたいです。そして、参加者しか味わえない貴社ならではの魅力を自分の肌で感じられることを期待します。 続きを読む
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Q.
研究内容の詳細
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A.
私は現在、「色素分子の吸着形態と色素増感太陽電池(DSSC)の光電変換特性」をテーマに研究を行っています。本研究では、吸着基にヒドロキサム酸基を有する色素の合成を行っています。この色素を用いたDSSCと、学部時代に合成した、吸着基にリン酸基を有する色素や当研究室で以前に開発されていた、カルボン酸基を有する色素を用いたDSSCの光電変換特性等を比較します。用いる色素の主骨格は同じであるため、色素の吸着基の違いによるDSSCへの影響を調査することができます。これによりDSSCにおける色素の吸着形態と光電変換特性の関連性を明らかにすることを目的に研究を行っています。 続きを読む