私は氷砂糖のような人間です。初めに自分で定めた目標をやり遂げるという強い意志を核に持ち、外国の異文化にもすぐに溶け込むことができるからです。 私は海外旅行が趣味で大学に入ってから世界各国のさまざまな国を旅してきました。今までは大学生協や民間の旅行代理店などでホテルとセットで航空券を購入していたのですが、大学 3 年生の夏に初めてインターネットに出ている往復の格安航空券だけを購入してベトナム・カンボジア・タイにバスを使って陸路で旅行することを計画しました。自分が現地で行きたいところをピックアップして旅行計画も立て、それに伴う予算を計算した後、普段通りアルバイトでお金を貯めることを考えました。最初はうまくいくと思っていたのですが、なかなかうまく貯まらなかったのでまずは自分の使っているお金がどれくらいになるか表計算ソフト Excel を用いて家計簿をつけ始めました。そうすると食費と携帯料金に無駄があると気付きました。必死でアルバイトをしてお金を貯めつつ、アルバイトがない日は食堂で晩御飯を食べるのは控えて自宅で自炊することを心がけ、携帯料金のプランの変更によって毎月 2 万円ほど浮かして目標としていた金額を貯めるのに成功しました。現地で苦労したことは予算に合ったその日の自分の泊まる宿を現地の人間と交渉して見つけなければならなかったことと広大なアンコールワットを回るためにトゥクトゥクと呼ばれる三輪タクシーの運転手を雇うことです。現地のホテルでは英語が準公用語となっているのでこちらも英語で対応したのですが、最初は独特の言い回しが聞き取れず大変でしたが、何回も粘り強く聞いているうちに値段交渉ができるようになり、最終的には外国特有の押しの強さに屈せず、自分の希望する部屋を交渉の末勝ち取ったことが快感でした。またトゥクトゥクの運転手と報酬について交渉したときも 30 分ほど議論した後に双方納得のいく結果に落ちついたことに達成感を覚えました。またその運転手と意気投合し、その日の夜にチェスをしたことは今でも記憶に残っています。
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