20卒 本選考ES
総合職
20卒 | 広島大学大学院 | 男性
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
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A.
ゼオライトは結晶構造中に分子サイズの細孔を有しており、工業用触媒などとして幅広く利用されています。結晶サイズの小さなゼオライトナノシートは、高い外表面積を有しかさ高い分子の反応に対して高い触媒性能を示すことから、これまで盛んに研究されてきました。しかし、ゼオライトナノシートの既存の合成法は、合成システムが複雑であったりコストが高いといった欠点を有していました。当研究室ではこれまでに、安価な原料を用いた簡便な一段階の水熱合成法によって、極めて高い外表面積を有するFERゼオライトナノシート(NS-FER)の合成に初めて成功しました。そこで私の研究では、原料の比を様々に変化させることでNS-FERの合成可能な範囲を調査しました。さらに、ゼオライトを酸触媒として用いるためのプロトン交換法を新たに検討し、検討した手法で酸触媒としたNS-FERは既存の触媒と比較して優れた触媒性能を示しました。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私は積極的に課題解決に取り組むことができます。私がアルバイトをしている飲食店では、商品の盛り付けや接客に関してミスが多くお客様からのクレームが毎月複数寄せられていました。バイトリーダーをしていた私はミスを減らす必要があると感じ、改善に努めました。具体的には、まず社員の方にはたらきかけ、アルバイトと社員が集まる会議を月に一回行うことを提案しました。私は一部の人間だけではなくみんながミスを減らす意識を持てるようにと考え、その会議で当月の営業での問題点や気づきを一人ずつ発言する機会を設けました。さらに、全員の目につくところにその日の営業での目標を各個人で書くことで、みんながミスを改善する意識を持って働ける環境づくりを心掛けました。その結果、営業中のミスが大幅に減少して毎月のクレーム件数を0にすることができました。私は課題に直面してもそのままにせず、課題解決のために積極的に行動することができます。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
私が学生時代に最も打ち込んだことは、研究です。私はゼオライトを酸触媒として用いる際に必要なプロトン交換法の検討を行いました。本研究の目的は、既存の方法よりも酸触媒が高活性を示す新たな方法を確立することでした。そのため私は、既存のプロトン交換法の条件を様々に変化させ、その都度酸触媒の活性を評価していきました。しかし他にも研究を抱えていた私は、この実験を行うにあたって効率を強く意識しました。むやみに実験数を増やさず、出てくる一つ一つのデータに対してなぜそうなったのか原因を詳しく考察し次の条件検討に活かすことで、研究効率の向上を図りました。また、論文を読み知識を増やすとともに、担当教員と毎週ディスカッションを行うことで考察する力を磨きました。このように、実験の数よりも考察の時間を大切にして研究を行った結果、新たなプロトン交換法の確立に成功しさらに他の研究テーマでも結果を出すことができました。 続きを読む
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Q.
中国塗料を志望する理由をお書きください。
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A.
私が貴社を志望する理由は、大きく分けて二つあります。一つ目は、創業以来研究されてきた防汚・防食技術によって高い機能性を付与した塗料を世界に供給していくことにやりがいを感じたからです。貴社のインターンシップに参加した際、ある社員の方が研究・開発に携わられた防汚塗料が実際に海外の事業で採用されたお話を聞き、貴社独自の機能性塗料の持つ大きな可能性とその機能性の向上に技術者として貢献できる業務内容に強い興味とやりがいを感じました。二つ目は、現状に満足しない高い向上心に共感したからです。船舶用塗料というコア事業を持ちながら新しい塗料の設計・開発を常に続けられ、さらに塗料の水系化という今後注力するテーマを持ってさらなる成長を目指されている貴社であれば、自らも技術者として向上心を忘れずに挑戦していけると感じました。以上二つの理由から貴社を志望させていただきます。 続きを読む
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Q.
あなたの今までの人生で”これだけは聞いてほしい”ということをお書きください。
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A.
顧問からかけられた忘れられない言葉を聞いていただきたいです。私は小学校と中学校のサッカークラブのキャプテン、そしてアルバイトのバイトリーダーといったグループを引っ張っていく立場を今までの人生で経験してきました。いずれの場合も、部活の顧問やアルバイト先の店長から君が適任だと指名していただきました。高い技術や絶大な人気を持っていない地味な自分がなぜリーダーに選ばれたのかを中学校の顧問に聞いたとき、「君なら周りに気を配って行動できるから」と言っていただきました。それまでサッカーが下手で自分に自信がなく消極的だった私は、この言葉から勇気をもらい、キャプテンとして全体を考えてコミュニケーションを取りながらチームを引っ張っていける積極的な人間になることができました。リーダーにとって大切にすべきことを教えてくれ、さらに私の長所を見つけてくれて積極性を与えてくれたこの言葉は、一生忘れられません。 続きを読む
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Q.
あなたの今までの人生で”これは困った”というピンチはありましたか?あればそれをどのように克服したのかをお書きください。
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A.
大学入試で志望校の変更を余儀なくされたことです。私は高校生のとき、現在の大学ではなく別の大学を第一志望校としていました。その第一志望校合格に向けて高校二年生の三学期から受験勉強を開始し、一年間努力して大学入試センター試験に臨みました。しかし、結果は第一志望校合格に必要な目安のボーダーラインを下回り、諦めざるを得なくなりました。私は当時その第一志望校に行きたい思いが非常に強かったため、志望校変更という結果に大きなショックを受けてしまいました。このピンチを、私は考え方を変えることで克服しました。行きたい大学に行けるかどうかという結果も重要ですが、それ以上に頑張ってきた努力やプロセスの方が今後の自分を支えると考え方を変えることで、現在の大学の受験に気持ちを切り替えて合格することができました。この経験を通して、結果だけでなくプロセスも重要視し、失敗してもくじけない人間になることができました。 続きを読む