- Q. 志望動機
- A.
日本IBM株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2017卒日本IBM株式会社のレポート
公開日:2017年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2017年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 不明
投稿者
選考フロー
企業研究
とにかく実際に社員と話すこと。説明会でもOB訪問でも、社員の口から直接聞くことでこの企業に対するイメージの大枠を固めることで、限られた時間での企業研究が効率化できると感じた。言い方に気をつけながら、聞きたいことをしっかり聞いて情報を手に入れるのは社会人として必要なスキルだと思うので、これを機に鍛えていくべきかと考える。加えて社員は会社の悪い話はしないので、インターネット等で会社の悪い面、気になる部分などを徹底的に洗い出してから、その内容を柔らかい言い方で聞いてみるとよい。こちらから提示しなければ向こうからは言ってこないので。
志望動機
私が日本アイ・ビー・エムで人生の目標を実現できると考えたため入社を志望します。私には主に日本をはじめとする多くの先進国で現在直面している介護問題を解決したいという目標があります。そのためには、コグニティブ・コンピューティングのさらなる発展および有効な利用が近道であると考えています。例えば老人や病人の発言や身体状況に応じてとるべき対応を判断できる人工知能技術ができれば、介護者ではなく介護ロボットを通じて彼らを手助けできる可能性があります。このような考えから、コグニティブ・コンピューティングに関する高い技術をもち、幅広い分野と協力し合って事業を進めるIBMでITスペシャリストとしてIT技術や課題解決能力を高めて、医療や介護関連企業などにIBMの技術を用いた革新的なソリューションを提供していくことで、自分の目標に向かいながら社会貢献をしていけると考えています。また目標に向かう過程で得られる知識や経験を生かしすことで、違う分野のお客様にも新たなソリューションを提供し、より多くの苦しむ人々を救っていける可能性が広げられるのではないかと考えています。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生5 面接官不明
- 時間
- - -
- 通知方法
- 不明
- 通知期間
- 不明
テーマ
グループ全員に対して断片的に与えられた情報から、小学生の手作りロケットの飛距離コンテストの正しい順位とロケット名を予想し、保護者たちの前でコンテストを成功させる
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
断片的に与えられた情報から正しい結論を時間内に導くのは実質不可能なレベルで難しかった。ディスカッションの中でどのような役割を果たしているのかを主に見られている。またコンテストを成功させる課題なので、結論を出すことだけを考えるのではなく、結論が出せなくてもいいからうまくミッションをこなす方向に思考に切り替える必要がある。
1次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生5 面接官2
- 面接時間
- 90分
- 面接官の肩書
- ITスペシャリスト/ITスペシャリスト
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
成長意欲が最も見られていると感じた。過去や現在において、成長に向けて努力をしたことがあるかなどを気にしているように感じた。どの質問においても成長という観点からの深堀質問を付け加えられた。また、イノベーションを起こしていく意欲があるかも重視していた。自分の考えで周囲に大きなメリットをもたらしたことなどを聞かれた。このようなスキルがおそらく入社後求められるのであろう。
面接の雰囲気
面接官の方はしっかり話を聞いてくれますので、そこから多少深堀質問はされるものの自分の意見を伝えやすい空気はありました。また否定的な返答は一切なく、終始和やかな雰囲気であった。
1次面接で聞かれた質問と回答
あなたが立てている直近の目標はなんですか。またそれに向けてどんな努力をしていますか。
自信を身につけることです。根拠のある自信を持つ人は魅力的で、人からの協力を得られやすいと考えているため、日々昨日の自分より最大限成長しているように心がけています。あなたが実際に昨日と比べてどの部分が成長したのかと聞かれて、英語学習とマラソンと禅に関する勉強を行ったので、英語力、体力、禅に関する知識と答えました。注意したのは、結論から伝え、付加的に説明していくという話し方をすることです。また日頃自信というものについてよく考えていたのでそれを思い出しながらわかりやすく伝えるのを心がけた。
あなたがこれまでの人生で目標をたてて何かに取り組み、成長した経験を教えてください。
大学時代に取り組んだ、化学プラントの設計課題です。この課題に学内発表で最高評価を得るという目標を立てて取り組みました。この課題には3人チームで取り組んだため、連携のミスやチーム内でのもめ事などが多発しました。そこで設計全体を俯瞰的にとらえながら仲間をうまくリードしていこうと考え、主体的にメンバーに働き掛けながら課題を進めることで目標を達成することができました。この課題を通して俯瞰的な視点と、他人の協力を得ながら物事を進めていく方法を学ぶことができました。
最終面接 落選
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接では、入社後のイメージを具体的に持っているかを確かめられる場面が多かった。志望動機を伝えても、それをどのように実現していくかについての考えを求められた。また、これまでの面接と同様に、成長やイノベーションへの意欲、積極性などが問われることが多い。頭は冷静だが、情熱的で、自己研鑽が好きである、そんな人材かどうかを見極められているように感じた。
面接の雰囲気
じっくり私の話を聞いてくれて、それに関して深堀はあるものの、特に否定的であったり高圧的な対応をとられることはなかった。
最終面接で聞かれた質問と回答
入社後にどんなことを実現していきたいか。
介護ロボットの実用化を実現していきたい。日本アイ・ビー・エムのもつコグニティブコンピューティング技術を用いて要介護者の要望を察知するシステムを構築し、ロボットメーカーなどと提携しながら推進していくことで、これが可能となると考えている。このためにはITに関するハイレベルな技術と、周りを巻き込む主体性が必要となると思われるが、入社後日々の業務の中でもこれらを意識し、目標の実現に向けて身につけていきたい。
だれにも負けないと思うのはなにですか。
前向きさです。私は困難に直面しても、成長の機会だと捉えて楽しむようにしています。また私は困ったり悩んだりしている友人がいれば、気分が晴れるようなことばをかけ積極的に励ますので、よく友人には、前向きだと言われます。辛い状況でもポジティブな視点を持ち込むことで無駄に生産性が下がることを防ぎ、また新たな活路を見出すこともできると思います。この前向きさはだれにも負けない自信があり、チームや職場が困難に直面する場面でも大いに生かすことができます。
内定者のアドバイス
内定に必要なことは何だと思うか
ひとつは企業について良く調べること。社員に話を聞いたりインターネット、書籍から情報を集める。また、自分の成長意欲をアピールできるエピソードをできるだけ作っておくこと。多くの質問の中で成長意欲が問われるため、エピソードや考え方をしっかり用意しておくことが重要。さらに、頭は冷静であり続けること。突飛な質問に焦っておかしな発言をしないように。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
情熱的であるか否か。頭の良し悪しや過去の経験などももちろん採用の可否にかかわる部分ではあるが、情熱をもっているかという部分もかなり大きかったように思う。成長志向の強い人が集まっており、みなさんかなり熱意をもって働かれているので、それに負けないくらいの強い想いをうまく伝えられるか、感じ取らせることができるか、そこが大きなポイントだと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
得点を稼ぐというより、減点に気をつけるべき。おそらく、自信のなさや成長意欲の弱さなどが見えてしまうと非常に不利になってしまうので、失言をしないように心掛けること。また、態度などでの失点もありえるので、服装やマナーはもちろんのこと、視線や声のトーンなど、些細な部分にこだわるように。また他の内定者に聞くと、やはりインターン生は有利であるので可能な限り参加すべきである。
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日本IBMの 会社情報
会社名 | 日本IBM株式会社 |
---|---|
フリガナ | ニホンアイビーエム |
設立日 | 1937年6月 |
資本金 | 1053億円 |
従業員数 | 16,111人 |
売上高 | 7309億円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 山口明夫 |
本社所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門2丁目6番1号 |
電話番号 | 0120-40-6655 |
URL | https://www.ibm.com/jp-ja |
採用URL | https://www.ibm.com/careers/jp-ja/early-career/entry-level/ |