21卒 インターンES
モニター職
21卒 | 日本大学 | 男性
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Q.
あなたの人柄にキャッチフレーズをつけて詳しく自己紹介してください。2000字以下
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A.
私は空気人間です。空気と聞くと影が薄く存在感がないなどというマイナスな印象をお持ちかもしれません。確かに、目で見ることは困難ですし、普段その存在を強く意識することは少ないかと思います。しかしながら、空気がなければ生命を維持することはできず、運動量が大きくなるにつれ呼吸も活発になり、必要となる空気の量は多くなります。空気とは人種や年齢、文化に関係なく全ての人に等しく存在し、生きていくうえで必要不可欠なものです。また、空気とは局所的に加圧、減圧することにより大きな力を発揮することができます。その力は、対象の形に左右されることなく可変であり、その利用方法は工業的なものから、普段の生活に至るまで多岐にわたります。私はこの空気のように、普段はその人を優しく見守り、また、その人が苦しい時や頑張ろうとする時、大きな力を生み出そうとすればするほど必要とされ、その人に合った協力の仕方が可能な存在です。 私は大学1年生から3年間、よさこいという高知県発祥のお祭りで踊られる踊りを披露する学生チームに所属し、練習内容を計画する部署におりました。あまり広く知られているお祭りではなかったため、私が1年生のときは100名ほどの団体でした。ですが、高知県によるよさこいと言う文化を全国に広げる積極的な取り組みにより、日本各地でよさこい祭りが少しずつ開催されるようになり、それに連れて私の所属するチームの知名度も年々高くなり、所属人数も増えつつありました。私が大学3年生となりチーム運営の中心を担うことになったときには、所属人数が過去最高の300人を超える団体となっておりました。急激な人数増加に対応しきれず、統率をとることが困難になり、披露する演舞の質を下げてしまう状態に陥ってしまいました。そこで、私は部署内で分担し、メンバー全員と今のチームに対する印象や練習に求める要素、普段の生活状況に至るまでを話し、相談に乗ることで一人一人と向き合うことに努めました。その結果見えてきたものとして、時間的余裕のある文系学生に対し、理系や医系学生は自主練習の時間が確保できず、技術面で足を引っ張っているのではないかと悩んでいたこと。個人の技術を磨きたいのに、全体向けの練習が多く不満を抱いている人が居たことなどがありました。これらの問題を解決するために、細かく分割した振付の動画と踊る上でのポイントをまとめた文章を公開し、必須参加の練習以外に、少人数で行う基礎練習や技術向上のための練習などを行いました。そして、公開している動画や追加練習などで疑問に思ったことなどを個別に連絡をしてもらい、その人に合った練習方法を考えそれぞれに文章や動画を組み合わせてEメールなどで共有しました。さらに、普段の学生生活においても、私自身が薬学生として学問を修めながらよさこいを続けてきた経験を活かし、理系学生などにチームとの向き合い方や時間の使い方などについての相談にも積極的に乗ることにしました。これらの改善を行ったことにより、演舞の完成度を以前よりも高めることにつながり、チーム創設以来受賞したことのなかった大きな賞を受賞するまでに成長することが出来ました。 私はチームの中で目立つ存在ではありません。代表職のように先陣をきって道を拓き大勢の人を導き惹きつける魅力には欠けるかもしれません。ですが、人を支えること。このことに関しては誰にも負けない自信があります。大きな集団には先頭を走る人も居れば、出遅れてしまう人も居ます。そういった中で、私は先頭から最後尾まですべての人に語り掛け相談に乗り、一人一人が何を必要とし何をするべきなのかを考え、共に行動することができます。 この様に、空気人間の私はどのような人とも平等に接し、信頼関係を築くことに長けております。また、適切な距離感を保ち、必要とされたとき、その人が最大限に輝けるよう助力することのできる人間です。 続きを読む