【未来を切り拓く挑戦】【21卒】オープンハウスグループの夏インターン体験記（文系/新規事業立案コース）No.7611（慶應義塾大学/男性）（2019/10/17公開）

オープンハウスは若手から裁量を持て、かつ報酬も高いという記事を見たため興味を持った。また、最速で年内内定という早期内定を得られるのと、インターンは内定直結であると明言していることから、腕試しにベストだと思った。

オープンハウスの内定をもらった先輩に社員の様子や空気感をきき、彼らの求める姿をイメージしながら選考に臨んだ。

3年後に３００億円の売り上げを達成できる事業を立案せよ。

1日目にやったこと

軽いアイスブレイクを行なったのち、チーム内で3年間で３００億円の売り上げを出せる事業のブレストをひたすら行い、有力な候補を少しブラッシュアップさせて社員にぶつけてフィードバックをもらってその中から一つに絞り込んだ。

2日目にやったこと

元マッキンゼーの役員が講義を行い、いかにオープンハウスが自己成長に向いた場所であるかを語った。午後は１日目の続きのワークを各班で自由に行う。ただし、時間内には終わらないため残業したチームがほとんど。

3日目にやったこと

最終発表準備・最終発表会と座談会、懇親会を行なった。インターン期間中は一切昼食が支給されないが、懇親会では寿司を食べることができる。おいしいネタから無くなっていくのでお腹が空いてたらさっさと食べるべき。

人事部部長/人事部次長

特になし

オープンハウスだからこそできることを考えてほしいと何度も繰り返し言われた。他のデベロッパーにはできない、オープンハウスの強みをいかに分析し生かすかが大事であると言われた。

３日間という日数が与えられているのにも関わらず、実際に本ワークを行えるのは合計で１０時間程度しかないため、時間が足りないどころの話ではなかった。その分分担が大事になってくるため、チーム内で連携が取れているかどうかで就業事案はかなり違ってくる。

オープンハウスの社員の方々の仕事に対する思い入れの強さと社員さんの成長スピードの速さ。確かに他社に比べると少し就業時間や体力的に大変なことも多いが、それだけ結果もついてくるため、その分モチベーションも必然的に上昇するのであるとわかることができた。

オープンハウスの強みを研究すること、そして自分の周りでこんなのがあったらいいなと日常的に考えてみること。

新規事業立案インターンという、オープンハウスの営業社員の仕事内容と全く異なる、経営陣の考えるようなことをやったため、肝心の営業の仕事内容はあまり知ることなく終わってしまった。もちろん座談会などで話を聞くことはできるが、ワークなどを通して学ぶことも自分は必要であると考える。

インターンシップを通してオープンハウスの多くの社員の方々と話す中で、明らかに自分には向いていない企業風土であると感じたのがいちばんの理由である。皆自己成長のためなら私生活を犠牲にすることを厭わないという考えを持っていたため、ライフワークバランスを求める自分では内定は出ないと思う。

インターンシップ中のワークや座談会などで多くの社員の方々と話す中で、自分には向いていない社風であると感じたためである。私はライフワークバランスを図りつつ自己成長したいと考えているのに対し、社員さんの多くは自己成長のためであれば私生活の犠牲は厭わない、終電過ぎまで残業するといった考えを持っていたため、合わないと思った。

内定直結であると明記してあるインターンシップであるため、そこで優秀さやオープンハウスの社風との親和性を示すことができれば、本選考でも他の学生と差をつけることができるのでは。

金融業界を中心にデベロッパーや商社などを見ていた。金融業界の中でも、特に証券や銀行・信託を見ており、直接お金をメインで扱う業界に注目していた。デベロッパーを見ていたのは、まちづくりという形に残る壮大なスケールの仕事であること、そしてそれに携わる企業群のまとめ役であることが自分に向いていると考えたためだ。

業界としてはハウスメーカーに、社風としては自己成長一本の企業には合わないと感じた。ハウスメーカーはもともとあまり興味がなく、今回のインターンでより面白みを感じなくなってしまった。また、自己成長に関しては、自己成長のためにどのレベルまで自分を追い込むかも企業ごとにしっかりとみることが必要であると感じた。