【化学業界の未来を体験せよ】【21卒】ＵＢＥの夏インターン体験記（理系/現場体感型！理系限定2daysインターンシップ）No.9593（大阪府立大学大学院/男性）（2020/7/17公開）

化学工学を専攻していたので漠然と化学業界に興味があった。化学業界において、化学工学が実際にどのように活かされているのか確かめたいと思い、大学から採用実績のあった宇部興産に応募した。また交通費や宿泊費が支給されるのも決め手となった。

特にこれといって対策したことはありません。選考自体はエントリーシートのみであり、倍率もそこまで高くないと思います。またインターンシップ中も選考されている雰囲気はなく、発表やフィードバックもなかったので、純粋に業務内容について知ってもらうためのインターンシップだと思います。

化学業界での生産技術職がどういった業務を行っているのかについて理解する

1日目にやったこと

総合案内施設i-Plazaで宇部地区の工場について詳しい説明を聞いた。その後、バスで工場全体を見学した。工場見学後は夕食懇親会があり、化工系と機械系出身の社員の方の話を聞くことができた。

2日目にやったこと

建設資材事業での生産技術職の業務を体験した。具体的には、セメント事業についての詳しい説明の後、セメントの製造過程で必要となるサイクロン内の流体解析実習を行った。その後、セメント製造プラントの見学を行った。

3日目にやったこと

化学事業での生産技術職の業務を体験した。具体的には、化学事業についての詳しい説明の後、ＤＭＯ合成の際に必要となるメタノールの蒸留塔を対象としたプロセス制御実習を行った。その後、実際に蒸留塔の見学を行った。

なし

プレゼン等もなかったため、特にフィードバックはありませんでした。ただ、インターンシップ中で感じた疑問点などは適宜質問することができ、丁寧に教えてくださりました。

大変だったことは特にありません。インターンシップ中は発表等もなく、選考されている雰囲気もありませんでした。ただ純粋に宇部興産での生産技術職はどういった業務を行っているのか知ってもらいたいという想いを感じました。実際に参加してみて、専攻の化学工学がどのように活かされているのか十分に理解できたので非常におすすめです。

大学では基礎的な理論について学びますが、それが実際にどのように会社で使われているのかについては、なかなかイメージしづらいと思います。このインターンシップに参加することで、今まで勉強してきたことが十分に活かされていることが理解できたのが非常に良かったです。また実際の寮に泊まることができたので、僻地での勤務がどういったものなのかも知ることができました。

プレゼン等もないので特に準備する必要はないと思います。ただ蒸留塔の知識に関しては復習しておけばより理解が深まって有意義なものになると思います。

建設資材事業と化学事業両方に関して、実際の生産技術職の業務を体験できたので、化学業界で生産技術職として働いた場合のイメージを掴むことができました。また実際に寮にも泊まり、社員の方と同じ生活様式で過ごしたので、1日のサイクルをイメージすることができました。

3日間も実際の宇部地区の工場で業務体験を行ったため、インターンシップに参加していない人と比較して、業務内容を深く理解できると思います。業務内容について理解することができれば、自分が会社に入ってからやりたいこともイメージできると思うので本選考で有利に働くと思います。

実際にお会いした社員の方の雰囲気がどの会社よりも良かったです。皆がこちらの話を真摯に聞いてくれるし、業務上の質問だけでなく、就活に関するアドバイスなども頂くことができました。また実際に宇部地区の工場で過ごしてみて、自分が考えていたよりも僻地勤務に対する抵抗が少ないことを実感することができました。

先ほども述べたように、業務内容についての理解が十分に深まることや、就活アドバイザーや早期選考の案内もくることから、かなり選考が有利になると思います。インターンシップで学んだことや社員と話したことをメモしておき、本選考に活かすことが重要だと思います。

大学では4年間化学工学を専攻していたため、化学工学を活かすことができ、社会の人々の生活を根底から支えることができる化学業界に漠然と興味がありました。しかし化学業界だけではなく、インフラや重工系など様々な業界を見ていました。志望企業についても特になく、大学からの採用実績がある企業を中心にインターンシップに参加したり、企業研究を行っていました。

このインターンシップに参加してみて、化学業界において化学工学が非常に重要であることを実感でき、化学業界に対する志望度が一層高まりました。そのため、冬のインターンでは化学業界に絞ってエントリーをしました。またこのインターンシップで得た業務内容に関する知識は化学業界でのキャリアプランを考えるうえで非常に役立ちました。