【多様な業界を体験し、頭を下げて納得を得る】【16卒】東急不動産の冬インターン体験記（総合職）No.123（2017/12/14公開）

利用者のことを考えたまちづくりをするというのがデベロッパーに仕事だと思っていたが、地道な交渉をするなど泥臭い部分もあるのだということを学んだ。交渉術も一つ必要な能力だと感じた。

どの業界にも言えることだが、その企業のビジネスモデルを事前にある程度学んでおけば、インターンにおける企業研究という意味での理解度は高まるだろう。

体感ワークで本気で怒られる（という演技）ということは今までなかったため、仕事の泥臭い部分を見ることができてよかった。仕事のいい面ばかり見せていないところが非常に良かった。

グループにおいて自分がチームを主導し好評化を頂いたので、少し自信が湧いた。高学歴な人たちでも、アイディアを出さなかったりコミュニケーション能力が低い場合、こうした仕事は向いていないのではないかと思った。

志望度が下がった理由としては、業務の特性上ドメスティックな案件が多いことがわかったからだ。日本国内、それも都市部が案件の中心となるので、海外志向の自分にとっては物足りない気がした。もちろん、まちづくりという仕事には新しい生活を創るという魅力もあった。

このインターンのひとつ前にもインターンがあり、その二つに参加した人が2月に行われる長期インターンの選考資格が与えられる。

前述のとおり長期インターンシップが続いて行われ、選考を通過した優秀な人間はそのルートで内定が得られたらしい。

特に絞らず、幅広い業界を見ようとして金融や不動産のインターンにも参加していたが、なんとなくインフラ関係の仕事に携わりたいという思いは抱いていた。自分が興味が無い業界も積極的に説明会やインターンに参加していた。

不動産デベロッパーの仕事に魅力を感じていたが、競争率と他の業界の希望度を考えると、断念せざるを得なかった。自分の考えた街が形になっていく瞬間は達成感のあるものであろうが、それ故人気も高いのだということに納得し、志望業界からデベロッパーが消えた。