17卒 本選考ES
総合職
17卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
研究テーマの概要 (全角200文字以内)
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A.
私は、国民皆保険制度の改善を研究している。現在、国民皆保険制度には3つの問題がある。1つ目は、生活保護受給者といった国民が国民皆保険制度に入っていない点である。2つ目は、金銭的な余裕がないために、本来必要な医療を受診できていない国民の存在である。3つ目は、70歳以上の国民に対して、負担を軽減しすぎている点である。私は、これらを踏まえて、「よりよい国民皆保険制度の実現」という研究目標を掲げている。 続きを読む
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Q.
あなたが考える日本の課題や問題について触れつつ、日本政策投資銀行で何を実現したいか、教えてください。 (全角450文字以内)
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A.
日本が抱える課題は、経済の先行きが不安視されているため、大胆な融資をしにくい環境になっていることであると考えている。これはバブル崩壊から長く続いたデフレーションとリーマンショックによって、もたらされていると考えられる。このような環境では、一般の銀行では短期的に安定した利鞘が得られるような企業に、多く融資を行ってしまうことが想像される。しかし、今後、日本が更なる発展を遂げるためには、長期的な視点で企業を支えていく必要があると考えている。そのように考えた際に、私は貴行において、必要であれば他の銀行よりも高いリスクを取りながら、企業に融資を行っていきたいと考えた。特に、現在注目している業界はICT業界であり、今後これらの技術は少子高齢化によって起こる問題の解決に役立つと考えている。これらの技術は短期的に結果を出すことは難しいと予想されるため、貴行の「長期性」と「公共性」といった強みを生かしながら、有望な企業を見つけて融資していきたい。 続きを読む
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Q.
あなたが最も自分を理解していると思う人物に対し、日本政策投資銀行への推薦を依頼するとします。 あなた自身がその依頼を受けた人物であると仮定し、あなたの長所および課題の双方に触れつつ推薦してください。 (全角400文字以内)
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A.
彼は、面倒見が良くて気が配れる人である。塾講師のアルバイトをしているときは、新人が入ってくると、その緊張がほぐれるように率先して話しかけていた。また、彼自身が定まった研修がなかったために困った経験から、後輩にはそのような経験はさせたくないと考えて、研修制度を構築したと聞いた。この長所を生かせば、彼はクライアントに深く寄り添いながら、厚い信頼を得られるような行員になってくれるだろう。一方で、彼に存在する課題は、極端に頑張ってしまうことであると考えている。彼が頑張っているときは、周りにいる人が皆心配するくらい、その頑張りは度を越してしまっている。大学公認のオーケストラでは、授業にも出ずに朝から晩まで練習していたと聞いたが、バランスを取りながら物事に取り組めるようになることが、彼の課題であろう。しかし、そのバランスが取れるようになったら、彼はやる気のある行員として、きっと貴行で活躍するだろう。 続きを読む
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Q.
あなたがこれまでの人生において、特に力を入れたことや困難と感じた出来事を3つ挙げ、そのうち1つを選び、その時自らがどのように考え行動したかを述べてください。 (全角650文字以内)
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A.
私が特に力を入れたことや困難と感じた出来事の1つ目は、「クラリネットの練習」に力を入れたことである。2つ目は、「塾講師のアルバイトとして、受験生の指導」に力を入れたことである。3つ目は、「ゼミ活動の班学習の指揮をする場面において、全員に等しく仕事をしてもらうこと」に困難を感じたことである。これらのうち、私は1つ目の点について、より詳しく述べたい。私は高校の吹奏楽部でクラリネットを始め、大学においても大学公認のオーケストラで楽器を続けた。このオーケストラは、通常のオーケストラが4つ作れる人数に相当する400人近くが所属している。そのため、本番に演奏できる人は限られており、そのメンバーから外れてしまったときは、何のために所属しているかという意味を見失ったことがあった。しかし、私は挫けながらも、再び本番に演奏できるメンバーに選ばれるために、練習室が開いている8時から22時までのほとんどの時間で練習することにした。そして、その中で、それまで培ってきた技術を疑い、ゼロから演奏を見直した。こうした練習の中で、演奏を見直す以前よりも楽器が下手になることもあったが、諦めずに練習を続けた結果、楽器が少しずつ上達した。そして、再び本番に演奏するメンバーに選ばれ、東京芸術劇場という舞台で演奏できた。この経験を通じて、私は苦境に立たされたとき、一切のことを犠牲にして、限界まで力を出せる人物であると自覚した。今後もどんな苦境に陥っても、それを打破するために、私の持ち得る限りの力を尽くしていく。 続きを読む