22卒 本選考ES
開発職
22卒 | 熊本大学大学院 | 男性
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Q.
研究テーマをご記入ください。 200文字以下
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A.
神経変性疾患の1つである脊髄小脳失調症(SCA)の発症メカニズムにおいてシャペロン介在性オートファジー(CMA)およびミクロオートファジー(mA)のような細胞内タンパク質分解系が寄与しているかどうか 続きを読む
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Q.
研究の概要について記入した上で、下記の点について簡潔に記載ください。 ①研究を進める上で最大の障壁であったことは何ですか? ②それに対しどのように取り組みましたか? ※6年制薬系の方は薬局病院実習の経験についてでも結構です。 ※記入時に改行はしないでください。1000文字以下
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A.
神経変性疾患は多くが難治性であり、根治療法の早期探索が望まれています。脊髄小脳失調症(SCA)はその1つであり、小脳失調による運動機能障害を示し、最終的に死に至る病です。今日、SCAは原因遺伝子座の違いにより1から48までに分類されていますが、その発症メカニズムは解明されていません。最近の報告で、神経変性疾患では細胞内タンパク質分解系の破綻により、細胞内の恒常性が失われることで発症に関与していることが分かりました。私は、SCAにおいてもタンパク質分解系の関与を仮定し、原因遺伝子の違いによらない発症メカニズムとしてシャペロン介在性オートファジー(CMA)およびミクロオートファジー(mA)に着目しました。そしてSCAにおけるCMA/mAの活性ついて実験しています。実験方法として、SCAの原因遺伝子を導入した細胞を作製し、当研究室で確立されたCMA/mA活性評価法を用いて、その活性評価を行いました。結果、4種のSCAモデル細胞においてCMA/mAの活性低下が共通に観察されました。①遺伝子導入のためのプラスミド作製が理論通りに成功しませんでした。CMA/mAの活性の評価をするために、SCAの原因遺伝子に緑色蛍光タンパク質(GFP)を付加したプラスミドを作製するに必要がありました。これはSCAの原因遺伝子を発現している細胞の識別をGFPの発現で観察するためです。プラスミド作製は遺伝子を切断し、つなぎ合わせます。つなぐ行程には3種類の方法があり、全てを試してみましたが改善されませんでした。また、切断箇所を変更し、実験を行いましたがうまくいきませんでした。ほかにも、プラスミド複製のための大腸菌を変更することや培養時間の変更を試みましたが改善されませんでした。②原因遺伝子を発現している細胞の認識ができれば良いという観点に返りました。プラスミドの導入ではランダムでしか遺伝子が導入されません(一過性発現)。そのため、GFPによる認識が必要でした。しかし、全ての細胞に原因遺伝子を発現させる(安定発現)手法をとれば、GFPによる識別は不要になり、どの細胞でCMA/mAの活性を測定しても良いという考えが浮かびました。この案を実行し、SCAの原因遺伝子がすべての細胞に発現している細胞株が7種作製できました。そしてこの細胞株を用いてCMA/mAの活性低下を示しました。 続きを読む
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Q.
今までの自分を振り返って、自分らしさが発揮できたエピソードについて記載ください。 ※記入時に改行はしないでください 400文字以下
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A.
「現状を改善する策の提案」をし、閉店作業を40分短縮、商品提供を15分から10分にしました。私は商業施設にある洋食店に3年間勤務し、現在は閉店作業の責任者です。施設の閉店時間は21時ですが、買い物を終えたお客様が来るため、ピークタイムの19時半から閉店作業をする必要がありました。また、作業中は5分ほど料理提供が遅れるため、来店されても帰られるお客様が1日30人ほどおりました。この問題を解決するために以下を考案しました。1「30個の作業を12個に削減」:食洗器の活用により清掃項目を削減しました。2「床洗浄機の提案」: 30分の作業を5分にしました。3「食器の移動」:注文数順に配置し、動線がかぶらないようにしました。閉店作業は40分短縮でき、商品提供は10分で行えるようになりました。この力は、臨床計画立案に際して、より効率的な方法を模索し、改善していくことに発揮できると考えています。 続きを読む
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Q.
臨床開発職としてどのような役割を担いたいですか?また、その理由も記載ください。 ※記入時に改行はしないでください 400文字以下
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A.
1つ目に「新薬上市におけるリードオフマン」を担いたいと考えています。新薬の創出には一般的に15年近くかかり、非常に時間と費用を要します。患者さんのためにも、この期間を1日でも短くすることは臨床開発職として重要な使命だと考えています。また、製薬企業にとっても開発費用の削減につながり、次の新薬創出への費用に充てることができます。患者さんを第1に考えつつ、新薬創出への効率的なサイクルを生み出すためにも、臨床試験計画の迅速な立案を行いたいと考えています。2つ目に「グローバル業務のスペシャリスト」を同時に目指していきたいと考えています。貴社は国内有数のスペシャリティファーマであります。「ベオーバ」のように重点領域におけるトップクラスの製品群を海外に導出し、売り出し、アジア治験などのグローバル業務に積極的に参加することで、海外収益拡大に最も貢献できる臨床開発職を目指します。 続きを読む