
23卒 本選考ES
研究職(理工系)
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Q.
研究の概要について記入した上で、下記の点について簡潔に記載ください。 ①研究を進める上で最大の障壁であったことは何ですか? ②それに対しどのように取り組みましたか? ※6年制薬系の方は薬局病院実習の経験についてでも結構です。 ※記入時に改行はしないでください。 1000文字以下、
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A.
11週間にわたる薬局実務実習では服薬指導、小学校への薬物乱用防止教室、在宅医療への同行、学校薬剤師業務、OTC勉強会を体験した。そして私の実習先の大きな特徴として、心療内科クリニックが近くに位置していたことから若年層の患者様が多く来局されるという傾向があった。実習を行う上で最大の障壁であったことは、その若年層の患者様に服薬の重要性を周知することであった。当時の現状としては、実習開始から1ヶ月間で約30名に服薬指導を行っていたが、その際も上司の助けを借りる機会が多く、自力では患者様に笑顔を届けることはできなかった。しかし、薬局実習で掲げた目標に「人の心を動かせる人材になりたい」という思いがあり、諦めきれなかった。まずは患者様の心情を深堀りし、笑顔を届けられない理由が「病気に対する不安感だけではなく、実習生である私への不信感にもあるのではないか」と仮説を立てた。そこで「実習生」である甘えを捨て、「いち薬剤師」として信頼関係を築き、服薬の重要性を周知してもらうことに注力した。そこで行った施策は2点ある。1点目は、第一印象や患者様への共感を意識することで自分自身を気に入ってもらうことに取り組んだ。特にコロナ禍ではマスク着用により表情や声が相手に伝わりづらくなることを危惧し、ボディランゲージを多く取り入れることで熱意や誠実さが伝わる工夫を盛り込んだ。2点目は、患者様の特性に合わせて服薬指導方法を変えた。全般的に抽象的で簡潔な指導を心掛けたが、年齢、職種、患者様の性格を考慮し、後から具体的な説明を追加で行うことを意識した。特に若年層の患者様は、慣れない服薬に漠然とした不安を抱えていたため、ヒアリングから現状を分析し相手軸に立った最適な提案を行った。上記の2点を実践することで徐々に患者様が心を開いてくれる様子を見て取ることができ、心身の健康にも貢献できたと考えている。計120名の患者様への服薬指導を通じてトライアンドエラーを繰り返したことで、実習先の過去80名の実習生の中で過去2番目に高い到達度評価をいただくことができた。 続きを読む
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Q.
臨床開発職としてどのような役割を担いたいですか?また、その理由も記載ください。 ※記入時に改行はしないでください 400文字以下
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A.
製薬に携わる各ステークホルダーの納得を得ながら治験を実施するために、意見のまとめ役を担いたい。開発業務は関係各所の協力の下で成立するため、各々の多様性を尊重し足並みを揃えながら治験を実施するべきだと考えている。そのため医療現場に対しては、引き出した要望をプロトコルや運用ルールに反映することで、被験者様の負担低減や、医療スタッフが能動的に治験を実施できる環境作りに挑戦したい。一方、社内では薬事担当者を始めとする各専門家の意見に耳を傾けて、会社全体の利益を考慮しながら治験実施施設の選定に貢献したい。この実現のためには、貴社で開発プロセス全般に携わり、治験全体を俯瞰する力を養うことが欠かせないと考えている。将来は〇〇で培った調整力を活かして、各所の意見を集約させた折衷案を導きたい。これにより多くの人の同意を取得し互恵関係を構築することで、実現の難しいプロジェクトも推進していきたい。 続きを読む