- Q. 志望動機
- A.
アステラス製薬株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒アステラス製薬株式会社のレポート
公開日:2019年7月25日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 研究職
投稿者
選考フロー
企業研究
1,2月に研究所主催のインターンシップが開催されていました。参加することで、実際の研究所の設備等を見学したり、研究内容の説明を受けたり、先輩社員さんたちの話を聞くことができました。この機会を逃すと研究所を見学するようなタイミングはないので、製薬技術研究職を志望する可能性があるのであれば、早いうちからホームページ等をチェックし参加し損ねないよう注意しておくとよいと思います。
三月以降にも会社全体の説明会が開催されましたが、こちらももちろん参考になりますが、上記のインターンシップと比べると優先度は低かったと思います。
製薬企業はたくさんあり、結構どこも似たようなことをやっていたりしますが、これらのイベントで差別化点を探しておくと志望動機等が話しやすいと思います。
志望動機
まず、現在の医療で満たされていない領域に対する画期的な新薬を生み出すためには、現在の技術では解決が難しいためイノベーションを創出することが必ず必要となると考えています。アステラス製薬は社内外のリソースを積極的に活用し、イノベーションの創出にこだわり続けてきた企業であるため、アンメットメディカルニーズに応えるような革新的な医薬品を生み出すことができるのではないかと考え志望しました。
また、製薬技術研究職のインターンシップで実際の研究所や実験設備等を詳しく見学させていただき、実際にそこで働くイメージがわいたことや、社員さんがお話していた若いうちから責任ある仕事にどんどんチャレンジすることができる風土があっていると感じました。
インターン
- 実施時期
- 2019年02月
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年03月
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
先輩からもらったテストセンターの対策本を一応程度に流し見た。正直対策するほどのものではないと感じた。
WEBテストの内容・科目
一般的なテストセンター、英語以外全部。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
研究概要/希望職種とその理由/専門技術/あなたの強みはなんですか?/アステラスに質問したいこと/変化の激しい医療環境の中において、あなたがアステラスで挑戦したいことを具体的にお書きください
ES対策で行ったこと
説明会やインターンシップできちんと情報収集しておけば書ける内容だと思います。逆に、それらに参加していないと希望職種の理由についての質問に答えづらいかもしれない。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年06月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 研究所長/研究員×3
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
研究に対する考え方が最重要だと思います。どのようなスキルを持っているのかや、良い結果を持っているかよりも考え方かなと感じました。
面接の雰囲気
非常に穏やかな雰囲気でした。最初は会場までどのように来たかなど雑談から入り緊張をほぐしてくれました。
1次面接で聞かれた質問と回答
自信の研究発表とそれに対する質疑応答。
自分がどのように考えて研究を進めてきたのか、聞かれた問いに答える。研究結果や持っている技術よりも考え方が重視されていると感じた。基本的に学会発表などと同じようなものと思ってよいと考えられる。自分はがちがちに緊張してあまりうまく話せなかったが、合格しているのでどちらかというと内容重視の面接なのではないかと思います。面接官から質問をうけ、自分の考えをこたえた際に、面接官の方が「その考え方はアステラスでの研究での考え方と似ているところがあって、たとえばこういう事例のときに君とおなじようにこのような対処をしていたり」などとたくさん話してくださっていた。なので、研究に対する考え方が会社とマッチするかが重要に見えました。
逆質問はありますか。
1.患者さんにより早く新薬を届けるために創薬のスピードアップは重要だと思います。しかし、薬は人の命に関わるものであるため、必要な工程を省くことは絶対に出来ない点で、創薬のスピードアップは非常に難しいと考えています。貴社ではどのようにして創薬を加速しているのかを伺いたいです。企業全体としての戦略にも興味がありますが、特に個々の研究員さんが日々研究に取り組む際に意識していることを知りたいです。
2.アステラスは社外のリソースを積極的に活用しイノベーションの創出に取り組んでいるが、どの団体と組んで何に取り組むかの判断は誰がどのようにおこなっているのでしょうか。また、自分の部署からそのようなチャンスはあるのでしょうか。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 10分
- 面接官の肩書
- 人事/研究員
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接前の1次面接の時点で自分に対する評価は決まっていたように感じます。最終面接では意思確認のみという感じでした。強いていうのであれば入社する意思をきちんと伝えたことが評価ポイントかもしれない。
面接の雰囲気
面接というよりも、1次面接の時点でほぼ内定が決まっていて、最終確認のために呼び出されたというように感じました(人によって違うかとは思いますが)
最終面接で聞かれた質問と回答
数ある製薬企業の中でアステラスを志望する理由。
日本に製薬企業はたくさんありますが、自分は現在の医療で満たされていないニーズに対して革新的な医薬品を生み出し、世界中の人々の健康な生活に貢献したいです。そのため、まず新薬の研究開発に力を入れていて、グローバルに事業を展開している製薬企業に入りたいと考えました。
その中でもアステラスは、社内外のリソースを積極的に活用してイノベーションの創出にこだわり続けている製薬企業であるため、アステラスでこそイノベーションをもとに画期的な新薬の創出につなげて、その新薬を世界中に届けることができると考えたため志望しました。
また、インターンシップで研究所を詳しく見させていただいて、そこで働くイメージがわいたことも志望理由のひとつです。
内定を出したら入社してくれますか。
もちろん入社しますと答えました。
自分の場合、最終面接は面接というよりも内定を出した場合アステラスに入社してくれるかどうかの確認のために呼び出されたという感じでした。
この質問に答えた直後にその場で内定がでました。
また、翌日以降に他社さんの面接が控えていましたが、口頭で受けないよう頼まれました。
その場で内定が出て、あとは教授の推薦状が必要になることやその期限、今後の流れや今のうちに聞いておきたいこと、今後の大学生活についての話などの事務的な話や雑談などをして面接修了。
最終面接終了後、面接中にすでに内定をいただいていたが、電話でも内定の通知があり、再び同じ内容の事務的な確認がありました。
自分はほぼ意思確認のみでしたが、ボーダー上にかかった場合は本格的な面接がしれません。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定後他社の選考を辞退するように言われました。また、内定を受ける条件として指導教官の推薦状を提出するように指示されました。
内定に必要なことは何だと思うか
アステラスに研究職として内定するために重要なことは、やはり研究者としての能力のようなところになると思います。特に研究の結果や、それを通して身に着けた専門技術よりも、研究に対する考え方が最重要であると感じました。実際、1次面接はほとんどすべての時間が研究発表とそれに対する質疑応答でしたし、最終面接はほぼ意思確認のみでしたので、選考全体を通してほとんど研究についてしか話していません。
なので、対策という対策はなく、普段からしっかり考えて研究を頑張るしかないとおもう。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
普段から自分で考えて自らの発案をもとに研究を進めていたのが自分が内定をもらえた最大の理由であると思います。そのため、研究についてなぜその実験をしたのかなどたくさん聞かれましたが、スムーズに答えることができました。
内定したからこそ分かる選考の注意点
よくも悪くも対策のしようがないと思います、これまでどのように研究に向き合ってきたのかが最重要だと思われるので。企業について詳しく調べつくせば有利になるというようなことや、自己分析が完璧であれば有利などということはあまりないんじゃないかなと感じました。
内定後、社員や人事からのフォロー
現時点では特にフォローというようなものはありません。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 海外拠点で働きたい
- 会社の規模
- 給料・待遇
入社を迷った企業
大鵬薬品工業株式会社
迷った会社と比較してアステラス製薬株式会社に入社を決めた理由
アステラスのほうが規模がかなり大きいのが決め手でした。
単純な話ですが、医薬品の研究開発は非常にたくさんの資金や人手が必要なため、規模が大きい会社で働いた方が革新的な新薬の創出に関わることができる確率が高いんじゃないかと考えました。
後はインターンシップで研究所を見学させていただいて、そこで働くイメージが具体的にわいていたのも理由の1つです。
更に、製薬業界は給与や福利厚生などが全体的に非常に高水準ですが、アステラスはその中でもトップクラスだと資料を見て感じました。
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アステラス製薬の 会社情報
会社名 | アステラス製薬株式会社 |
---|---|
フリガナ | アステラスセイヤク |
設立日 | 1939年3月 |
資本金 | 1030億100万円 |
従業員数 | 14,754人 |
売上高 | 1兆6036億7200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 岡村直樹 |
本社所在地 | 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2丁目5番1号 |
平均年齢 | 42.7歳 |
平均給与 | 1110万円 |
電話番号 | 03-3244-3000 |
URL | https://www.astellas.com/jp/ |
採用URL | https://re-jp.astellas.com/jp/recruit/newgraduates/ |