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MSD株式会社 報酬UP

【挑戦と成長の軌跡】【20卒】MSDの臨床開発職の本選考体験記 No.6608(慶應義塾大学大学院/男性)(2019/6/26公開)

MSD株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2020卒MSD株式会社のレポート

公開日:2019年6月26日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 臨床開発職

投稿者

大学
  • 慶應義塾大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定
  • P&Gジャパン合同会社

選考フロー

企業研究

私はMSDの企業研究において、面接時他の製薬会社と差別化をするために「どんな社会貢献をしているのか」、「新薬開発パイプラインはどうなっているのか」を調べ上げました。前者についてはMSDはイベルメクチンという河川盲目症に対する薬剤を発展途上国に無償提供しており、世界中から河川盲目症に苦しむ人々を救おうとしていることを知りました。MSDは創業者のジョージ・メルクが「薬は人々のためにあり、利益のためではない」と述べており、それが企業の経営体制に今も根付いていることを痛感し、面接時にもそこから得た学びを自身の志望動機の厚みを持たせる要素としました。後者についてはキイトルーダという免疫チェックポイント阻害薬が幅広いがん種に効果を持つことが期待されており、多数の開発パイプラインを有していることを知りました。両者とも面接時に自身の志望動機、キャリアプラン、会社のイメージを話す時に会社をどれだけ理解しているかを示す重要なエピソードになったと思います。

志望動機

私がMSDを志望する理由は大きく2つ存在します。1つ目はMSDが利益追及を第一とするのではなく、人々のために医薬品を提供する姿勢を持っているという点に製薬会社としての理想の形が存在していると感じたからです。その最たる例が河川盲目症に対するイベルメクチンの無償製造・提供だと思いました。私は利益追及を最優先するのではなく、世界中の人々を想ながら医薬品の創出することに携わりたいと強く思いました。2つ目は多くの新薬開発パイプラインを有しているところに魅力を感じたからです。臨床開発職として仕事をする以上、開発対象となる新薬が存在しなければなりません。その点で、MSDに入社した後、幅広く臨床開発の仕事に携わることができ、自身のキャリアを広げていけると感じました。

WEBテスト 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

特にはなく、計数に関しては非常に簡単だったので、中学数学ができれば問題ないと思います。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格診断

エントリーシート 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

自己PR/学生時代に打ち込んだこと/これまでの人生で一番の挑戦、またどう乗り越えたか/あなたに最も影響を与えた経験・エピソード

ES対策で行ったこと

特にないが、ES提出としては他の企業を10数社書いた後だったので、それを改編し、筋の通った内容になるよう心がけた。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2019年05月

座談会・懇親会

形式
学生不明 面接官不明
実施時期
2019年05月

1次面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生1 面接官3
面接時間
20分
面接官の肩書
40~50代の臨床開発職、人事
通知方法
メール
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

「どうしてそのような行動を起こしたのか」など動機付けを深堀されることが多かったので、話すエピソードにちゃんと整理をつけ、しっかりと論理的かつ短くまとめて伝える能力があるかは測られていたと思います。

面接の雰囲気

かなり温厚な雰囲気で、話しやすい雰囲気づくりに努めてくださいました。時間は短かったですが、多くのことを話せたと感じたほど密度の濃い時間になりました。

1次面接で聞かれた質問と回答

学生時代のアルバイトについて教えてください。

私が学生時代に打ち込んだのは「個別指導塾での講師アルバイト」です。大学1年の6月から現在まで約5年間続けており、小学生から高校生まで幅広く学生を担当し、志望校合格・成績向上を支えてきました。私が学生を指導する上で、どの学生にも共通して意識していたことは「活発なコミュニケーション」です。個別指導の最大のメリットは生徒と講師が向き合い、相互理解を深めながら支えることができる点だと考えています。そこで、相互理解を深めるためには会話を活発化させることは必要不可欠です。私は授業中、学習のことだけでなく、雑談や自身の大学生活のことなどを話すことで、仲を深め、学生が私に対して距離感を持たず、気軽に相談できる先生になれるよう努力しました。コミュニケーション活性化の成果は大きく、学習方針の決定・悩みの解消・学習指導をより円滑に遂行することができたと考えております。

あなたに最も影響を与えた経験・エピソードはなんですか?

私が最も影響を受けた経験は「サークルでの公認団体申請」です。私は大学時代、◯◯サークルに所属し、部長を務めていました。部長の最大の責務が公認団体申請であり、団体が健全に活動しているかどうかの活動報告や財務状況の報告を行います。とりわけ、私が担当した年度は飲酒事故防止案の提出が新たに課せられ、多くの書類作成を強いられていました。その際に私は助けを集め、協力して遂行していくために、「グループのメンバーを巻き込んでいく経験」をしました。部員を呼びかけるため、「なぜそれをする必要があるのか」、目指すべきビジョンを説明し、議論を皆で繰り返し行うことを意識しました。この経験から全体をまとめ、率いていくことの難しさを痛感したものの、多くの人と共同して仕事を遂行する重要性・意義を知ることができました。

2次面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
40~50代の臨床開発職、人事
通知方法
メール
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

MSDでのキャリアを夢ありげに語り、この会社のために色々と勉強を重ねてくれそうだというイメージを与えることができたのではないかと思います。またコミュニケーション能力も重要視されていると思います。

面接の雰囲気

和やか、かつ話しやすい雰囲気。面接中も笑いが起きるなど、かたい雰囲気は全くなく、思いの丈を存分に話すことができました。

2次面接で聞かれた質問と回答

この会社のイメージはどうですか?

私は座談会なども参加し、若い役職者の方々と接する機会があったのですが、MSDの社員さんたちはみな向上心に溢れ、かつ臨床開発職としての責務に厚い人々が多い印象を受けました。また会社全体としては前回の面接でも感じたことですが、利益追及に重きを置きすぎず、世界中の人々のために医薬品創出を行うという姿勢があり、外資系でありながら他の内資・外資製薬企業にない素晴らしい精神があるのだと感心しました。実際に株価が大幅に下がった年にも利益にこだわる経営方針に転換することなく、創業者のジョージメルクの意思を引き継ぎ続けたという話は素晴らしいと思いましたし、社員として気持ちよく仕事ができる会社に違いないと感じました。

どういう風にキャリアを積んでいきたいですか?

私は臨床開発職にこだわることなく、幅広いキャリアパスを描けるからこそMSDを志望しました。臨床開発職として、新薬の上市に関わる最前線での仕事を経験し学んだことをマーケティングやMR、さらには上に立つマネージャーという立場でも生かしたと感じてます。またMSDには人材育成のために様々なプログラムが用意されており、海外での経験を積む機会も存在しています。また役職をまたぎ、数ヶ月~数年他職種での経験を詰める制度も存在していると聞きました。私はそれをできる限り活用し、自身のキャリアを臨床開発だけに絞らず広く経験を積んでいきたいと考えております。といったように自身の可能性を狭く考えず、幅広いキャリアを積み、この会社に貢献したいという気持ちをアピールしました。

最終面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
臨床開発部長、人事
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

この学生の歩んできた人生や、培われた価値観がMSDの社風・働き方に合い、活躍できる人材かを見極めていたのだと思います。なので、隠し事はせず真剣に向き合い、素を出せば良いと思います。

面接の雰囲気

カウンセリングのような時間、人生を中学時代から振り返っていきました。非常に話しやすく、良い雰囲気でした。

最終面接で聞かれた質問と回答

これまでの人生で一番の挑戦、どう乗り越えましたか?

私の人生で一番の挑戦は現在行っている「就職活動」だと思います。これまでは学業という比較的安定なレールに乗り、周りの大人や友人に支えられて歩んできました。しかし、私は今、社会人として独り立ちするという今までとは全く異なる世界に飛び込もうとしています。期待と不安が折混ざる中、活動を続けていますが、私は「軸」を持つことで乗り越えていこうと考えました。その軸は「マッチング」です。企業が求める人材でなければ企業側が不幸であり、私たち就活生も企業の風土・事業内容に合わなければ不幸です。私は自身が望んだ企業・やりたいことができる企業のみに全力で自身の経験・良さを伝えていき、貴社を始め、企業とのマッチングをしっかりと行い、互いに良い方向へ終着したいと思っています。自身の人生を大きく左右する「挑戦」であり、最後には笑って、前向きな気持ちで終えることができるようにしたいと考えております。

どういう風にキャリアを積んでいきたいですか?

私は臨床開発職にこだわることなく、幅広いキャリアパスを描けるからこそMSDを志望しました。臨床開発職として、新薬の上市に関わる最前線での仕事を経験し学んだことをマーケティングやMR、さらには上に立つマネージャーという立場でも生かしたと感じてます。またMSDには人材育成のために様々なプログラムが用意されており、海外での経験を積む機会も存在しています。また役職をまたぎ、数ヶ月~数年他職種での経験を詰める制度も存在していると聞きました。私はそれをできる限り活用し、自身のキャリアを臨床開発だけに絞らず広く経験を積んでいきたいと考えております。といったように2次面接と同様のことを言いました。最後に臨床開発部長の前ではありますが、社長になりたいと断言しました。笑ってくれました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

1週間以内に内々定を受諾するかどうか決めて欲しいと言われました。しかし、繰り上げ合格等はなく、必要と思った人に内々定を出しているとのことです。

内定に必要なことは何だと思うか

企業研究をしっかりと行なっているかは重要だと思います。製薬企業だけでもかなりの数が存在しており、この会社と他を差別化でき、かつどれだけこの会社で働きたいかをアピールできる必要性があります。またコミュニケーション能力と論理的思考力は言わずもがなだと思います。実際に面接では行動の動機を深堀される機会が多かったので、そこを短い時間かつ論理的に話す必要がありました。また面接は笑顔が時折こぼれたので、良い雰囲気を作れることも重要だと思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

私が内定をもらえたのは、しっかりと自分のエピソードを客観的に捉えられており、どういう話し方・表現にすれば相手が感心するかを抑えていた点だと思います。同じエピソードでも、付加価値をつけるのは話し手である自分であり、私はそれが他者よりも長けていたと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点

1次面接は15分かつ、多くの人数が受けるためかなり倍率が高いです。なので、その中で自身の個性を出し、面白い・有能な人材だと思ってもらうためにも1次面接で爪痕を残すことが重要だと思いました。 自分のエピソードを楽しく喋ると雰囲気も自ずと良くなると思います。

内定後、社員や人事からのフォロー

内々定者の懇親会へのお誘いがありました。

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MSDの 会社情報

基本データ
会社名 MSD株式会社
フリガナ エムエスディー
資本金 263億4900万円
従業員数 3,500人
売上高 3952億7700万円
決算月 12月
代表者 ピーター・カイル・タトル
本社所在地 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目13番12号北の丸スクエア
電話番号 03-6272-1000
URL https://www.msd.co.jp/
NOKIZAL ID: 1573316

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