【学問と緊張、普通の面接】【23卒】オリエンタルコンサルタンツの総合一般職の1次面接詳細 体験記No.22415（非公開/男性）（2022/4/18公開）

オンライン

やってきた学問や修士論文についての説明とそれをどう活かすかを、しっかりと言えた点が評価されたと感じる。

口コミを見て、ものすごく詰められるのかと思っていたが、いたって普通の面接であった。
雑談ベースではないため、面接が初めてだと緊張してしまうかもしれない。

なし

one career

学生時代頑張ったことはなんですか？

私は大学のオーケストラ部にて地方公演の広報チームのリーダーを務め、組織をマネジメントする力を鍛えた。当団体は、SNSの更新を毎日行うなどの広報に力を入れていたが、毎年地方公演の集客に苦労していた。私はその原因が「役割分担が縦割りであり、広報チームとしての一貫性がないままに各施策を実行に移してきた」ことにあると考えた。そこで、私は、効果的な広報戦略は、チラシの挟みこみであると特定し、それに特化した。

以降深堀りされた。

質問「その戦略に特化する際、チームをどうまとめたんですか？反対意見とかはなかったんですか？」
最初は、懐疑的な意見も多く、チームをまとめるのに苦労したが、売上を参照して粘り強くメンバーを説得した。

修士論文について簡単に説明してください。

修士論文研究では、日本の港湾において、トラックが荷受けする時間を予約するシステムの導入が、輸送費用・輸送時間・地域GDPにどのような影響を与えるかを分析している。国土交通省の物流統計・港湾統計のデータを対象とし、サンプルが1個しかない場合でも政策効果を推定できる合成コントロール法や、効果が他の地域に漏れ出す影響を加味できる空間計量経済学の手法を用いる予定である。本システムによって混雑防止と荷繰りの効率化が実現できるが、このような比較的単純な電子化は、途上国への導入が容易である。経済発展への隘路のひとつとして物流があげられる国も多いことから、この政策効果を示すことで、途上国の物流改善のヒントのひとつにつながれば、本研究の意義も高いといえるだろう。