【成長戦略の舞台裏】【20卒】ＫＰＭＧコンサルティングの夏インターン体験記（理系/コンサルタント）No.7522（東京大学大学院/男性）（2019/10/2公開）

内定直結のインターンであることを知り、また報酬もあるインターンであったので、バイトをするより有意義で、内定を得られるのであれば本望であると思ったから。また、コンサルティング業界を志望していたので、雰囲気を経験してみたかったから。

事前にインターンシップ選考の対策を調べて、粘り強く頑張る、ロジカルに話すことが大事と知り、それに注意しながら面接準備した。

ある大手部品メーカーの成長戦略を立案せよ

1週目にやったこと

初日2日目は研修であった。コンサルタントとしての研修や、KPMGとしての研修は別々にあって、テストもあった。受かるまでなんども繰り返すというもので、なかなか大変だった。その後３、４日目はグループワークで、5日目は発表であった。その後軽い社長との懇親会があった。

2週目にやったこと

6~８日目はひたすら、戦略を描きなおし続けた。9日目は一日パワポを作成した。10日目は発表と懇親会であった。社員さんは終始グループに一人ついていただいており2時間に一回くらいフィードバックをいただき、１時間に一人くらい他の人も回ってきていた。

審査はあったが、審査員なし

なし

全体を１つのストーリーとして1分程度で話せるかということを確かるというように言われた。それをグループ各人ですることで、グループの中の意見一致を測ることができてよかった。

初日、2日目のテストは大変だった。また仕事の持ち帰りは禁止であったため、定められた時間内に集中してやるということは大変だった。そして、対象企業も、馴染みのない会社で、会社を理解すること自体にも、どのように戦略を立てたら良いのかが想像しにくくなった。

メーカーでも色々なことを案外やっており、社長の趣味があったりするので、そういうことも尊重した上で、厳しいことや斬新な提案をすべきであるということを知れた。またKPMGはこんなにコンプライアンスが厳しいということもテストを通じてすることができた。

大企業部品メーカーの成長戦略は勉強しておけばよかった。海外にすでに工場を出していて、これ以上どうコストカットすれば良いのか、またコストカット以外の戦略は部品メーカーでどう立てたら良いのかということを知っておきたかった。

会議室でのインターンで、執務室を見れるタイミングがなかったから。別日の内定者懇親会のタイミングで見せていただけたからよかったが、インターンでも見せて欲しかった。
また、中国など海外についてもかなり調べる必要があるなど、実務を想像する機会もあった。

厳密には、インターン自体が本選考の役割であったので、インターンの結果として内定が出るかということであるが、リーダーシップを発揮できていたので、内定は出ると思った。なぜならある程度納得できる結論を発表することができ、ある程度評価されたからである。

優秀な人が参加しており、定時制の２週間という普通より長いインターンであり、休憩も日々しっかり取るもので、他のチームと交流できる時間もあり、チーム以外のメンバーとも仲良くなることができたから。またインターンによって内定をいただくこともできたから。

インターン自体が内定に直結すると宣言されているインターンであったから。実際にインターン直後に面談があり、そこで内定をいただくことができたから。結果的に、本選考で採用される人は少ないということも聞いたからインターンの方がむしろ有利であるかもしれない。

コンサルティングファームを参加前から志望していた。戦略コンサルティングファーム各社とKPMGコンサルティングを志望していた。他の大手総合コンサルティングファームだと、仲の良い知り合いがいたりしたので、被らないところを受けようと思って受けていた。一応インターンは金融や、省庁、自動車メーカーなども考えていた。

同じチームメンバーに省庁志望者もいて、自分も省庁でインターンだけはしていたので、一応自分もそっちも受けてみようかと思うようになった。理由としては、割とコンサルはその会社のことしか考えないので視座が低くなるのではないかと思ったからだ。結果的にここを保険として、他を受けることが出たので、非常に安心材料になった。