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キヤノン株式会社 報酬UP

【18卒】キヤノンの技術職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.2848(名古屋大学大学院/男性)(2017/12/12公開)

キヤノン株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2018卒キヤノン株式会社のレポート

公開日:2017年12月12日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 名古屋大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

自身の興味のある分野が医療機器であったため,社会的に見た医療機器の現状,その中でキヤノンの医療機器の立ち位置などを深く調べた.その際利用したのはインターネットや書物,また調べた中で疑問に思ったことは面接の質問できる時間に詳しく掘り下げていった.キヤノンは現状,医療機器に関して他社に比べて成熟していない.そんな中なぜキヤノンを選んだのかという点も具体的に話せるようにした.キヤノンの主力であるプリンタやカメラは成熟事業といえるだろう.そんな中,自分は今後の高齢化社会に向けて医療機器の需要の増加と,東芝メディカル買収によってキヤノンの医療機器分野が今後発展していきそうだから,という点で志望動機を話した.医療機器の背景やキヤノンの現状については調べて出てくる情報は多いが,今後の発展については会社の者にしかわからない.こういったことを面接の中で聞いていくのが良いと思う.

志望動機

私がキヤノンを志望する理由はキヤノンの医療機器分野が今後発展していく可能性があり,そのような発展途上の環境で働きたいと思ったからである.そもそもなぜ医療機器に携わりたいかというと,自身が大学で学んできた工学の利用を考えたとき,人を助ける機械に使いたいと考えた.どの機械も人の役に立つものなのだが,医療機器は人を助ける機械という点で直接的に自分の考えと一致したため医療機器を扱う会社を志望した.次に医療機器を扱う会社の中でなぜキヤノンを選んだかである.現状,キヤノンの主力であるプリンタやカメラ事業はすでに成熟事業といえ,今後の発展はその延長線上と考えられる.現代は高齢化社会であり,今後医療機器の需要は高まっていくだろう.またキヤノンは近年東芝メディカルの買収を行い,医療機器分野の発展が予想される.キヤノンのプリンタやカメラで培った高度なイメージング技術と東芝メディカルの持つ医療機器の技術,またコネクションを合わせたこれからの医療機器の開発に携わりたいという思いで志望した.

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年03月

エントリーシート 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

学校での研究内容.志望動機.

ES対策で行ったこと

研究室の先輩が昨年書いたESを参考に自身の考えを論理的に書いていった.研究内容についてはわかりやすく書くことを心掛けた.

1次面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官3
面接時間
60分
面接官の肩書
技術職2人,人事1人
通知方法
メール
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

基本的には自身の研究発表を行い,それについて深堀されていく面接でした.鋭い質問も多かったですが,何とか答えをひねり出すというような状態でした.そんな中評価されたのは素直さだと思います.わからないことや難しいことは変に取り繕わなかったこと.そんな中でもなんとか回答を探すこと.また雑談の中で素直に思ったことを話すことでお互いリラックスした雰囲気を作れたのが良かったと思います.

面接の雰囲気

技術職2人は30代前半,人事はかなり若い印象だった.3人ともかなり明るく優しい雰囲気で,緊張をほぐそうとしてくれた.しかし研究発表になると真剣に鋭い質問などを投げかけてくれた.

1次面接で聞かれた質問と回答

自身の研究について,技術の応用はどのようなものが考えられるか.

私が行っている研究は基礎研究に近いものであり,直接社会に応用できる製品や技術がないものでした.なので変に誇張などせず,正直にその旨を話しました.その際,将来的には利用されるものがあるかもしれない,など現在にはない技術などの例を軽く示しました.するとそもそもなぜこのような研究がはじめられようとしたのか,また何故この研究を選んだのかという質問をされました.そこで改めて研究背景を説明し,現状工学的応用は考えられないが,学術的に明らかになっていない点が多いため研究をはじめたということを話しました.なぜそのテーマを選んだかは,私が研究室に入った年度からはじめられる新規の研究テーマだったため,やりがいがあると感じ,選択したと答えました.

研究の中で苦労した点は?またそこから得たことは?

私が行っている研究はある流体現象を実験で起こし,それを可視化するというものでした.しかしそもそも起こしたい流体現象が起こせないという問題に詰まっており,中々研究が進まないという時期がありました.原因は目に見えて分かっていたのですが,それを解決する方法を模索していたのが苦労した点です.この問題を解決するために,私は学部のとき流体と関係のない授業で習った別分野の技術が使えるのではないか?とふと考え,実際に実験で利用してみたところ,見事に詰まっていた問題を解決し,起こしたい流体現象を起こすことに成功しました.このようにある問題に詰まったとき,その分野のみから回答を探そうとするのではなく,広い視点で答えを探すことが解決につながるのだと学びました.

最終面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
技術職2人,人事1人
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

二次面接では研究発表がなく,志望動機などについて聞かれるような面接だった.正直一次面接と比べて鋭い質問がなく楽だった.面接官に言われたことだが,素直な人柄がキヤノンの雰囲気にとても合っていると思う,というような話をされた.研究についての受け答えはもちろんだが,変に畏まらず,雑談の中で素直な人柄を見せられたのが一番大きかったと思う.

面接の雰囲気

3人とも年配の方でした.特に威圧感などはなかったですが,やはり緊張する雰囲気ではありました.ですが話すと3人ともとても口調のやさしい方達でした.そのおかげで途中から全く緊張せず話せました.

最終面接で聞かれた質問と回答

学業以外でがんばったこと.

特殊なもので特定を避けるため詳細は書けませんが,私が入っている文化系サークルでの活動について話しました.まず基本的な活動について,学園祭や自主企画での発表会,また外部からの依頼による遠征しての発表などを行ったことを話しました.そしてその中で,これまで誰も見たことのない斬新な発表会をしたい,と部員たちと話し合い,かなり特殊な発表会を企画,実行したことについて話しました.これについて面接官が興味を持ってくださったので,まず詳しくどんな発表会をしたのかを述べていきました.次に苦労した点として,新しいことをやるために周囲の説得,失敗のないように綿密な計画,部員をまとめあげて計画を進めていく行動などについて話しました.

他の企業はどういったものを受けているか.どういう基準で選んだか.

私は基本的に医療機器を扱うメーカーに行きたかったので,他の企業はオリンパスや島津製作所など,実際に受けた矛盾のない企業を述べていきました.医療機器を扱うメーカーということで企業を選んでいったのですが,その中でなぜキヤノンが良いかという点では,キヤノンの医療機器分野がまだ発展途上だと感じるからでした.他に医療機器分野が有名な会社はたくさんあるのですが,私はそういった会社より,これから発展していく会社に身を置き,自身の力で医療機器分野の発展の手助けとなる力になりたいという思いを伝えました.このとき医療機器分野は現状受け入れ人数が少ないため,希望通りにいかないかもしれないが大丈夫か?というような話をされましたが,そこは会社に入ることが第一なので問題ないと答えました.

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

合格の電話にて,今後の就職活動をどうするか聞かれた.私は数日後一社本命があったのでそこだけ受けたいと答えたら,一週間後に一度電話をくださいと待ってくれた.本命が受かったため辞退させてもらったがとてもよい対応だったと思う.

内定に必要なことは何だと思いますか?

私は一般での応募だったからかリクルーターなども特になく,面接だけで終わったというようなイメージだった.推薦やマッチングだと,時期が早かったりもっとリクルーターのサポートなどがあると思うので,第一志望ならばそういった応募を勧める.また面接についてだが,二次面接よりも一次面接の方が圧倒的につらかった.面接官たちは若く人柄のよい人たちであったが,研究発表が終わった後の質問はかなり鋭いものが多かった.自身の研究の背景や応用,利用する方程式などがあれば,そこらへんの知識はしっかり身に着けて臨んだほうがよい.

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

他の内定者たちに会う前に辞退してしまったので比較はできないが,自身でいうならば志望動機がしっかり固まっていたこと,また前もって調べた知識を元に,ネットや書物では補えない生の声を聴くために質問をしっかりすること.その際変に畏まらずに素直でいることが良かったと思う.

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

先ほども述べたが,何よりも一次面接の研究発表について.他のどのメーカーよりも鋭い質問をしてきた印象がある.逆にこういうところで良い技術者がいる企業だな,と感じたが,ちゃんと準備していないと慌てて終わる可能性がある.

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Q. 志望動機
A.
多くのひとから愛される製品に携わることです。幼いころからものづくりに強い興味があり、趣味でもあるカメラ設計に関心を持ちました。カメラを購入した際、きれいな写真が撮れる感動と共に表現することの難しさも知りました。個人での色の見え方、撮影時の感情や環境が写真に反映され、心に思い描いた記憶をそのまま写真にできる、そんな個性を持ったカメラを作りたいと考えます。エントリーモデルからプロフェッショナル機まで扱うため、様々な個性を持ったカメラ作りに携われると考えます。そのような製品を作ることで、手に取った時の感動を多くの人に知ってもらいたいです。貴社で働くことで、多くのひとから愛される製品に係ることが携わることができると考えました。現在は、新製品開発に携わることでたくさんの知識や経験を習得し、自ら提案することで引っ張っていく技術者になりたいと考えています。 続きを読む
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公開日:2017年12月15日

キヤノンの 会社情報

基本データ
会社名 キヤノン株式会社
フリガナ キヤノン
設立日 1937年8月
資本金 1747億6200万円
従業員数 169,151人
売上高 4兆1809億7200万円
決算月 12月
代表者 御手洗冨士夫
本社所在地 〒146-0092 東京都大田区下丸子3丁目30番2号
平均年齢 43.9歳
平均給与 832万円
電話番号 03-3758-2111
URL https://canon.jp/
採用URL https://global.canon/ja/employ/new/
NOKIZAL ID: 1130258

キヤノンの 選考対策

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