【個人重視、チームワーク挑戦】【17卒】三井物産の冬インターン体験記（Program A）No.480（早稲田大学/男性）（2017/12/14公開）

総合商社を第一志望業界としており、業界に対する理解を深めたかったから。実際に参加したしないで知識の深さは雲泥の差を示す。

各事業分野についてのプレゼン、新規事業立案

前半にやったこと

初日に東京本社で配属グループが発表され、配属先の社員にヒアリングをした後に全体発表。その後バスにて横浜の宿泊施設に移動し、以降最終日までそこで活動した。社員のトークイベントを挟みながら、まず2つのテーマについてグループワーク、そして全体発表が行われた。

後半にやったこと

2つのテーマが終わると、急に全グループが半分に分かれ、どこかのグループと合体することになった。合体先のグループと自分のグループ、両方の事業分野(金属とICTなど)の新規事業を考え、最終日に大きな講堂で全体発表をした。

採用室長/役員

なし

若手社員も採用室長も役員も一様に「三井物産はチームワークより個人を重視する」と明言していたことが印象的であった。社員は発言の質より量を評価し、発言数の多い学生が高く評価されていた。

宿泊施設に泊まり込みのため睡眠時間の確保はしやすかったが、やはり社員が見ている中で5日間ぶっ通しのグループワークは体力的に辛かった。学生同士の足の引っ張り合いが多く、気の抜けないインターンシップであった。

尖った学生が多く、喧嘩が多かったことが最も印象的であった。能力・年齢のバラツキがストレスを生み、トイレでは愚痴の嵐が起こっていた。学んだこととしては、総合商社の事業分野の広さ。各グループのプレゼンが非常に興味深かった。

他企業のインターンシップ選考でグループディスカッションに慣れておけばよかった。多くの学生が外資系企業の選考で揉まれた経験を持っていたため、キャッチアップに苦労をした。

いかに総合商社の事業分野が広いか、働き方が多岐にわたるかを知ったから。特に三井物産は先決め採用をしていないため、将来に対する予測は難しい。当然、社員は自分の事業分野のことしか知らないため、「1つ」の企業という印象が弱かった。

グループディスカッション慣れをしている学生が多く、5日間の間では追いつくことができなかった。学生が足を引っ張り合う様子を見ても咎める社員がいなかったため、争いごとが苦手な私とは社風が合わないのではと思った。

社員のレベルが低かったこと。気合いで生きてきた人間が多く、発言内容のレベルの低さに失望してしまった。しかし「いい人」は多かった。次に、学生同士の争いが原因で5日間の雰囲気が悪かったこと。

インターンシップを通じて評価の高かった学生が6月1日にいきなり最終面接に招待された。またOB訪問が容易になった。

総合商社の志望していた。かなりミーハーな就活生であったため、規模の大きいビジネスや社会的ステータスに惹かれていた。しかし事業内容は全く理解しておらず、インターンネットで検索したものの理解の助けにはならなかった。

総合商社への志望度が大幅に高まった。働き方に対する見通しはあまり立てることはできなかったものの、事業内容の多様さ、規模の大きさ、グローバルな事業に魅力を感じた。一方三井物産への志望度は若干ながら低くなり、各商社の研究が重要だと考えるきっかけとなった。