18卒 本選考ES
研究員
18卒 | 東京工業大学大学院 | 男性
-
Q.
今まで力を入れて取り組んだ内容を紹介しながら、あなたがどのような人物であるか教えてください。(500)
-
A.
私が最も力を入れたことは、原子力の専門分野でプロフェッショナルになるために行動をしたことです。 学部時代は、研究に深い考察を行うために必要な専門知識の習得や、海外の最新技術を学ぶために必要な語学力の取得といった目標を掲げて取り組みました。講義と課外活動を両立するため、通学時間や講義と講義の隙間時間を計画的に利用し、学部生での合格が難しい資格の取得や、英語の外部試験で目標点を達成することができました。 大学院時代は、学部時代に身に付けた専門知識・語学力を活用し、海外からの視点で原子力を学びたいと考え、チェコ共和国で3か月間の研究留学を行いました。 日本人がいない環境で初めは住居に関する手続きから研究に関する情報収集まで全てにおいて手探りの状態でしたが、「海外でしか学べない知識・経験を得る」という目標を掲げ、毎日主体的に行動しました。この経験は、広い視野で物事を考える力を身に付けることにつながり、自らの研究に独自性のあるアイデアを練ることができました。 私の長所である「向上心」と目標に対して「やり抜く力」を用いて、原子力のプロフェッショナルに一歩近づけたと考えています。 続きを読む
-
Q.
大学・大学院における専攻分野とその内容を教えてください。※研究概要、論文実績、ゼミ等 (500)
-
A.
私は、「日本の原子炉を世界一安全な原子炉にする」という目標を掲げ、研究を行っています。 福島事故を受けて、原子炉の安全性向上の研究開発が世界中で進められている中で、私は過酷な事象が再び発生したとしても、燃料自体の特徴によって、原子炉を安全に停止することができる事故耐性燃料に着目しました。私が着目した事故耐性燃料は、安全性の向上に加え、核物質を核兵器に転用しにくいという特徴も持っており、核テロ対策の強化にも貢献できます。 この研究では、シミュレーション結果と既存の原子炉との比較により、事故耐性燃料を使用した原子炉の「利点・欠点」を明らかにし、実現可能性について検討しています。この検討には、4年以上にわたり、学んできた原子力の専門知識を活用し、結果に対して様々なアプローチから、広く深く考察するように努めています。 日本は、運転期間の制限とされる40年に達する原子力発電所が増加する傾向にあるため、経年劣化対策が重要視されており、再び過酷事象が発生した際の安全性の担保に課題が挙げられます。したがって、この事故耐性燃料の使用により、更なる安全性の向上を実現できると考えています。 続きを読む
-
Q.
当社の志望理由と、入社後どのような仕事がしたいかを教えてください。(500)
-
A.
私が貴社を志望する理由は、「社会問題の解決を通じて、活力のある日本の再生に貢献したい」という私の目標を達成できるからです。私はチェコ共和国で3か月間の留学をした際、海外の人と日本の技術について議論する中で、日本のプレゼンス力が低いことを感じました。この問題について、私は技術力が落ちたのではなく、エネルギー自給率や地球温暖化等の社会問題による日本の士気低下が原因であると考えています。 貴社は、様々な分野に対して調査・検討を行っており、かつコンサルタントとの連携により、実現性・実効性の高い解決策の提案ができるという大きな強みを有しています。したがって私は、貴社の幅広い分野の知識・経験を身に付け、コンサルティングとの相乗効果を活用し、課題の解決に努めたいです。 入社後は、低炭素社会の実現のための提言を行いたいです。一例として、福島事故後、原子力に代わるエネルギーとして、再生可能エネルギーが注力されています。しかし、天候に左右されることや低エネルギー密度といった課題から、事業化スキームの検討やグローバル流通の仕組みなど検討すべき点は多くあり、貴社の研究員として解決に導きたいです。 続きを読む
-
Q.
上記で表現しきれないあなたの魅力を教えてください。(500)
-
A.
私の魅力は、「課題発見力」と「行動力」を用いて、課題を解決に導くことができることです。 私は、学園祭実行委員会に所属し、抽選会企画の運営に携わってきました。過去の学園祭来場者アンケートから、抽選会は例年、盛り上がりに欠けるという意見が多いことから、私はオリジナリティがあり、盛り上がる抽選会を考案することを目標としました。 私はまず始めに、来場者アンケートに書かれていた問題点や観客として参加していた同級生の意見を基に、企画の単調化が課題ではないかと考えました。そして、この課題の解決のために他キャンパスの学園祭実行委員会に客観的な意見を求めに行きました。そこで得た、「一人でも多くの方に残って楽しんでもらえる企画が必要」という意見から、当選者にゲームをしてもらい、その結果で獲得できる景品が変わる観客参加型イベントの追加やBGMやスポットライトの利用を工夫することで魅力的な企画を考案・実行することができました。 本番では、当選を待つ観客もゲーム挑戦者を見て一緒に盛り上がり、会場に一体感が生まれ、来場者アンケートでも多くの方から高評価をいただき、学園祭No.1企画に選ばれました。 続きを読む