18卒 本選考ES
コンサルタント職
18卒 | 東京工業大学大学院 | 男性
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Q.
研究内容(1000)
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A.
私の研究テーマは、「原子炉の安全性向上が期待できる事故耐性燃料を用いた軽水炉の設計研究」です。 福島第一原子力発電所事故を受けて、軽水炉の更なる安全性向上のための研究開発が世界中で進められています。その中で、私は燃料自体の物性により、原子炉の安全性向上が期待できる事故耐性燃料に着目しました。 今まで検討されてきた事故耐性燃料は、安全性向上のために使用されている材料自体に中性子が吸収されてしまい、中性子経済性が悪くなるという欠点があり、従来の軽水炉と同等の出力を得るには燃料の高濃縮化が必要になります。しかし、燃料の高濃縮化は、核セキュリティ上好ましくなく、また燃料の製造コストもかかります。そこで私は、燃料の濃縮度を変えることなく、安全性を向上させ、かつ核物質の核兵器転用を防ぐ核拡散抵抗性も有するケイ素が添加されたウラン燃料に着目しました。 この研究ではシミュレーション結果から、中性子経済性、安全性、核拡散抵抗性の観点で定量的に評価し、従来の軽水炉との比較により、ケイ素ウラン燃料を用いた軽水炉の成立性を検討しています。この検討には、4年以上にわたり、学んできた原子力に関する知識を活用し、シミュレーション結果に対して様々なアプローチから、広く深く考察するように努めています。 また、私は自身の修士研究に対し、更に独自性を追及するため2016年11月末から3ヶ月間、研究留学を行いました。私は、留学先で研究した燃料被覆管の表面に高耐食性の特徴を持つハフニウムをコーティングし、燃料被覆管の耐腐食性向上による原子炉の安全性向上の研究を実施しました。この経験は、日本で研究しているケイ素ウラン燃料と、留学先で研究したハフニウムコーティング燃料被覆管を組み合わせて、更なる安全性の向上を達成する原子炉という独自性のあるアイデアを練ることができました。 この研究の最大のメリットは、今後再稼働する既存の原子力発電所に使用できる可能性が高いということです。日本は、運転期間の制限とされる40年に達する原子力発電所が増加する傾向にあるため、経年劣化対策が重要視されており、再び過酷事象が発生した際の安全性の担保に課題が挙げられます。したがって、この事故耐性燃料の使用により、原子力発電所の更なる安全性の向上を実現できると考えています。 続きを読む
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Q.
志望動機、入社後に関わってみたい業務、キャリアアップイメージなど(300)
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A.
私が貴社を志望する理由は、「社会問題の解決を通じて、活力ある日本の再生に貢献したい」という目標を達成できるからです。私は日本の再生には、国民に安心・安全な社会を提供し、日本の士気を高めることが必須であり、そのために資源・エネルギーや福島原発といった様々な社会問題の解決が必要だと考えています。 貴社は、シミュレーション技術などの専門的なアプローチからの調査・提言や民間企業、官公庁といったあらゆるクライアントに対して提言を行った知識・経験を有しています。私は、貴社の強みであるこの知識・経験を活用し、課題に対して実現性・実効性のある解決策を提案することで、活力ある日本の再生に貢献したいです。 続きを読む
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Q.
プレゼンテーション(300) (1) 学生時代に最も力を入れたこと (2) また、そこから学んだこと (3) そして学んだことをどのように会社で活かすことができるか
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A.
私が学生時代に最も力を入れたことは、原子力の専門分野でプロフェッショナルになるために行動したことです。私は学生時代、研究に対して深い考察を行うために専門知識の習得という目標を掲げて取り組んできました。私は、講義と課外活動を両立するため、通学時間や授業の休み時間を計画的に利用することで、学生での合格が難しい資格を取得することができ、プロフェッショナルに一歩近づけたと考えています。 私はこの経験から、目標に対して、如何にして効率的に達成までのルートを導くかということを学びました。これは、貴社でクライアントが要求する予算や期限を守りつつ、期待以上の成果を提供することに活かせると考えています。 続きを読む