22卒 本選考ES
製品・デバイス技術開発
22卒 | 芝浦工業大学大学院 | 男性
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Q.
技術者として目指したいこと、またその理由、背景、動機について記入してください。
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A.
私は多角的な視点を持った技術者を目指したいです.私の研究はダイアタッチ部の疲労き裂ネットワーク破壊の寿命予測手法でした.この破壊の寿命予測をするためにはき裂発生挙動を詳細に知る必要がありました.発生を調査する際,疲労の観点から理論的に整理するのが一般的でしたが,金属材料のき裂発生は不規則性があり困難でした.そこで私は統計学の観点からアプローチし,最終的に寿命予測を行う事ができました.この経験から私は新しいものを生み出すためには一つの視点ではなく,複数の視点を持つことの重要性を学びました.これからの時代はAIなどの進出に伴い,過去の模倣だけでは個人としての価値は小さく,新しいものを生み出すことで価値が向上すると考えています.そのためには,複数の視点を持ち,それを活用する必要があります.私は業務に必要な専門的なことを学びながら,幅広い知識を身につけ新しいものを生み出せる技術者になりたいです. 続きを読む
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Q.
大学時代に直面した困難のうち、周囲と協力して乗り越えた経験について記入してください。
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A.
私が周囲と協力して乗り越えた経験は大学の実験TAを行った事です.私たちの大学では学部三年生の実験の授業を各研究室の修士一年生が担当しており,例年私の研究室では試験片を作成し,引張試験を学生にやってもらう授業でした.しかし今年はオンライン授業となり,例年同様の実験は難しくなってしまいました.授業の質を落としてしまうといけないと考え,私は研究室の同期と協力し,動画を作成しました.実際にやる予定であった試験片作製の工程から実験まで撮影し,三年生が分かりやすいように説明や編集を加えることで質を維持しました.また,試験の状況を詳細に伝えるため,試験映像とともに解析映像を流すことで,理解を深められるような努力をしました.その結果,学生から評価される授業を行う事ができました.このように周囲と協力することで多くの案が出て良い動画を作ることができ,オンライン授業で質が低下してしまうと言う困難を乗り越えました. 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
私は学生時代最も打ち込んだことは海外経験です.その中でも特に成長できたのはイタリアで土地修復のボランティアを行った事です.私はそこでヨーロッパ系からアジア系まで全10国籍14人の若者と仕事をしました.性格はもちろん生まれ育った環境が全く異なっていたため,最初はグループに分かれて衝突し,なかなか良い仕事ができませんでした.私はそれを解決するため,まずは個人との対話を重視し,パーソナリティを理解することに徹しました.その後,少人数ではなく全体で行えるゲームや会話などを企画し,全員での交流のきっかけを作ることで仲を深めることで,仕事においても潤滑にコミュニケーションが取れるようになり,最終的には地域の人から感謝されるほどの土地修復の仕事ができました.私はこの経験以外でも多くの国を訪れ,目や肌で文化の違いなどを感じ,現地の人々とコミュニケーションを取り,自分の視野を広げることができました. 続きを読む