22卒 本選考ES
メディカルアフェアーズ(MA)
22卒 | 九州大学大学院 | 女性
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Q.
小野薬品工業のMA職で挑戦したいことを下記内容をふまえて1800字以内で記述下さい。 ・小野薬品工業のMA職で働く上で活かしていきたいご自身の強み ・あなたのことがよく分かるエピソード
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A.
私は、他者に物事を分かりやすく伝えられるという強み、そして組織を牽引する力を活かし、社内外問わずより多くの人々を巻き込んだ創薬プロジェクトに挑戦したいと考えます。 私の強みとして第一に、他者に物事を伝えるための努力を常に怠らない点が挙げられます。この姿勢が養われたのは研究室での論文紹介においてです。私は大学四年次から現在まで〇〇〇〇系の研究室に所属し、論文を日々読んで関心を深めています。研究室では当番制の論文紹介があり、その中で、内容を他者のために噛み砕いて説明する楽しさを知りました。自分の発表の際はスライドのレイアウトを入念に検討し、時には自作のイラストを添えて説明に用いています。このように作成したスライドは毎回分かりやすさを評価されています。同時にフィードバックを受けての改善も重ねています。貴社のMA職では、医療関係者との日々のディスカッションと共に、得た情報を関係者に共有することも必要になります。この点において、私の他者に物事を伝える力が活かされると考えます。 また、もう一つの私の強みとして、個人に寄り添って組織を牽引する能力があります。それが表れたエピソードとして、研究室でのセミナー運営が挙げられます。研究室配属の際に、私は〇〇の研究室を志望しました。設置されたばかりで実験器具・設備が整っておらず、教官と私を含め〇人の同期で研究環境を整える必要がありました。しかし部活や趣味に集中して滅多に来ない者が〇人おり、全員で協同できる理想的な研究室生活には程遠いものでした。この状況に私は違和感を覚え、活動を活発化する必要があると感じました。そのためには研究室全体の状況を全員が把握し、積極的に意見交換できる体制を整えたいと考えました。そこで指導教官と相談し、セミナー係に立候補しました。週に一回セミナーという形で全員が集まることで、意思疎通を図るためです。役割は場所の確保、日時と内容の周知、机と椅子の配置変更、機器の接続など、多岐にわたりました。特に出席率の低い同期2名には気を配り、参加しやすいように研究室外の活動について話を聞くことでコミュニケーションを取りつつ、参加に誘導しました。また個別に空いている日時を尋ね、全員が参加できるよう日程を調整しました。この取り組みを継続した成果として、同期〇名が来るようになり、全員で揃って研究内容に関する意見交換、運営に関する話し合いをできる場が実現しました。また、研究室の整備が進み、スムーズに実験を行えるようにもなりました。指導教官から「研究室が活気づいた」と感謝の言葉をもらった時は達成感を覚え、やりがいを感じました。こうして体制を整えた結果、今では後輩・教員、さらに他研究室の参加者が増え、総勢〇〇名でセミナーを行っています。毎回活発な意見交換もあり、有意義な時間になっています。この経験から、個人に真摯に向き合うことで、全体の活気に繋がることを学びました。貴社MA職は、部署内、そして医療従事者、さらに他部署や海外の同業者と関わる機会も多いと伺っております。「薬の新たな価値を創造する」という目的の上で、他者とのコミュニケーションを円滑にし、組織全体の結束を強めることは必須だと拝察します。この点において、私が発揮できる「個人に寄り添うことを通じて集団としてのパフォーマンスを向上させる能力」は必ず役立つものと考えます。 以上のような私の強みを活かし、貴社MA職として、着実に最新の医療の知見を深め、関係者に分かりやすく伝えながら、より広い範囲の人々を巻き込んだプロジェクトを立案・実行したいと考えます。特に最新の医療情報の発信をより明快に、迅速なものにしたいと思います。貴社の中で働いている社員の方々のみを取っても、多くの部署が存在し、それぞれの目標に特化して活動しておられます。社外の方々ともなれば連携・情報の共有はより難しくなるはずです。そこで、普段別の仕事をされている方々に重要な情報を伝える際の効率化は必須であると考えます。私はまさに医療現場に浮上しているアンメットニーズを捉え、それを的確に発信し、MA職として達成すべき目標を共有していくことに努める所存です。そして「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という貴社の理念のもと、現在以上に多くの人々を巻き込むプロジェクトを遂行したいと思います。 続きを読む