
23卒 本選考ES
技術系 構造設計(設計・解析)
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Q.
あなたが構造設計を選んだ理由を記述してください
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A.
私が御社構造設計を選んだ理由は、構造設計者が設計業務での問題点を研究課題として技術開発に挑戦する、御社の環境に惹かれた為です。私は両親から阪神淡路大震災による被害経験を教わって育ち、中高生の頃から防災・減災に関心を持ちました。そして、建築を主として学び防災・減災の教育が受けられる現在の大学に進学しました。大学での研究活動を通じて、様々な要求に丁寧に対応しつつ、建物を安全に設計する重要性を実感しました。 私は、設計者が施工上の多様な要求に対して敏感に気づけるのは、設計施工一貫方式を強みとする御社構造設計者であると考えます。技術研究所を保有する企業はありますが、実設計業務の中で構造設計者が技術開発に取り組む仕組みは、御社しか存じ上げません。御社のインターンシップや共同研究での経験を通じて、構造設計者が能動的に技術開発に挑戦し作品の品質を追究する姿や、1つの作品に対して熱い想いを持って設計する姿を間近で感じました。また、構造設計に機械学習を取り入れて業務を高速化した実績を直接伺い、より良い構造設計を先進的な取り組みで目指す姿に、憧れを抱きました。私は御社構造設計者の想いや熱意に共感し、御社の環境で一緒に働きたいと確信しています。 私は設計部構造部門の一員として、建物が安全で、お客様が安心して暮らせる設計は当然のこと、多様な要求に丁寧に対応し、作品の品質向上を構造設計と技術開発で追究し続け、伝統を受け継ぎつつ、お客様の高い満足度を得られるような作品作りにチャレンジしたいです。 続きを読む
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Q.
当社設計施工建物で、あなたが一番好きなものを選び、その理由を書いてください。
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A.
私が一番好きな、御社設計施工の作品は「三栄建設鉄鋼事業本部新事務所」です。その理由は3点あります。1点目は、鉄骨を製作する施主の技術について、来訪者が説明無しで視覚的に理解することができる、魅せる鉄骨構造である点です。当作品の構造設計者本人から紹介いただき、斬新な構造設計に興味を持ちました。2021年9月に当作品を見学した際、垂直な柱がほとんど無いため不思議な感覚に陥ったと同時に、屋根まで伸びる鋼材の耐震壁が強く印象に残りました。私は、お客様、関連企業の方や、就活生に会社の特徴と名前を覚えていただく事が重要であると考えます。当作品は来訪者に施主の優れた鉄骨加工技術を視覚的に伝える、名刺代わりとなる作品だと考えます。2点目は、情報技術を建築に応用して、建築主にとって最適な設計がなされている点です。私は共同研究をはじめ、建築と組み合わせた機械学習、数値計算や最適化についての学習や研究を実施しています。当作品のような情報技術と建築技術を組み合わせた建物は数少なく、情報技術を積極的に活用し、高い設計施工の精度を持つ御社でなければ創ることのできない作品だと確信し、感動しました。3点目は、建築主が自社の建物について誇らしく述べられていた点です。私は世の中に遺り続ける建物は、そこで暮らす人に愛され続ける建物だと考えてます。2021年10月の就職合同説明会において、三栄建設の方と対話した際、真っ先に、誇らしく当作品の紹介をされていました。私も、耐震性や強度で安全を確保しつつ、高いデザイン性を実現する努力を惜しまず、お客様が感動し、誇れる作品を世に遺す、御社構造設計の一員になりたいです。 続きを読む
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Q.
作品を創造するには、いろいろな人との協力が必要です。あなたが人とのつながりを経験したことについて具体的に記述してください。
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A.
私が人とのつながりの大切さを実感した経験は、大学3年生の時に代表を務めた、兵庫県南あわじ市の小学生を対象にした「防災キャンプin南あわじ市」です。防災キャンプとは、避難経路の検討について、街歩きを通じて行ってもらい、小学生自身が暮らす土地の危険箇所と安全な箇所を把握してもらう等の活動を2泊3日のキャンプ形式で実施し、防災・減災学習と、夏の思い出を作ってもらい、楽しめながら学べる企画です。防災キャンプには、地元の小学生(19名)が参加を予定していたため、事前準備として、キャンプ場のスタッフとの連携の確認、火気を使用するための消防への連絡、街歩きを実施するための地域住民への周知、児童のアレルギー対応のための保護者への連絡、活動内容の自治体への報告、他大学を含めた運営スタッフ(学生27名)の予行演習などを実施する必要がありました。実施方法については、私が高校時代に部活でキャプテンを務めた際に、大人数を1人で管理することの難しさを感じていた経験を活かし、運営スタッフを担当別に班分けし、代表が班長を管理する階層構造で運営しました。しかしながら、階層構造では他の班の情報が伝達しにくく、運営スタッフ一人ひとりが、企画の全体像を把握しきれない事を確認しため、階層構造を保ちつつ、定期的に全体打ち合わせを実施することで、問題を解決しました。そのような事前準備の成果もあり、防災キャンプ終了後に南あわじ市役所の方に報告した際に、ありがたいご意見を頂きました。企画を通じで、1つの企画に関わる人の多さを知り、その人たちが気持ちよく活動することで、より良いものを創り上げられることを学び、多くの人と協力することのできる仕組みづくりの重要さを実感しました。 続きを読む