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株式会社島津製作所 報酬UP

【未来を拓く技術と情熱】【18卒】島津製作所の営業職の本選考体験記 No.4778(京都工芸繊維大学大学院/男性)(2018/2/9公開)

株式会社島津製作所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒株式会社島津製作所のレポート

公開日:2018年2月9日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 営業職

投稿者

大学
  • 京都工芸繊維大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

株式会社島津製作所の企業研究の際に、最も気をつけていたことは業界一という項目と改善すべき項目を探すという点でした。精密機器を扱うような同業他社と比較して、島津製作所はどの点において優れているのか、どのような改善を行えばより大きな企業として認められるのかという事を詳しく説明できるように心がけました。島津製作所は関西特に京都では非常に大きな老舗企業として認知されているため、他の企業や大学から「島津に任せておけば安心」と思われるような大企業ですが、一方で部署間でのコミュニケーションが少ないという問題点もあるためコミュニケーション向上によって企業全体としてもっと大きく成長する余地のある企業であるという印象を受けました。感じたポジティブな面、ネガティブな面を自分の言葉で正直に話すことを、面接では心がけました。また、島津製作所に勤める先輩から、会社訪問の回数が重要であるという話を聞いていたため、座談会や説明会などには積極的に参加しました。わ

志望動機

私が島津製作所を志望する理由は、まず製品開発において非常に高い技術力を持っており、幅広い分野で活躍していることから、企業としての「強さ」を感じたことが最も大きな理由です。また、既存の事業だけでなく新たな事業を開拓しようという常に向上心を忘れない姿勢にも共感しました。また、少子高齢化や女性の乳がんなど現代における大きな問題に対して真摯に向き合っており、ヘルスケア事業に対して力を入れている点にも将来性を感じることができました。私の専攻は材料科学であり、電子、機械の専攻の人と比べると、精密機器に対する知識は少ない現状ですが、私の特徴である負けず嫌いな点、コミュニケーション能力を活かし、顧客のニーズに対して貴社の高い技術力をもってニーズ+αを提案できるような仕事がしたいと感じ貴社を志望している。

インターン

実施時期
2017年02月

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年03月

座談会・懇親会

形式
学生不明 面接官不明
実施時期
2017年03月

WEBテスト 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

購入したSPI参考書を繰り返し解いて、パターンを覚えた。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格診断

1次面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生3 面接官1
面接時間
60分
面接官の肩書
不明
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究内容を掘り下げるような質問があまりなく、どちらかといえば性格についての質問が多かったため、自分のポジティブ人柄をきちんと理解してもらえたのだと考えた。

面接の雰囲気

非常に気さくで、こちらの緊張をといてくれるような人だった。また、面接の最初に雑談などを交えてくれていたため、とても話しやすかった。

1次面接で聞かれた質問と回答

現在、どのような研究を行っているのか。

私は現在、マキシマムエントロピー法(MEM)という情報理論に基づいたコンピュータ解析と粉末X線解析法に基づく高分子結晶の分子鎖間に働く弱い相互作用を可視化する研究を行っている。高分子の結晶構造は単結晶や一軸配向試料に対するX線結晶構造解析に基づき原子レベルで明らかにされている。一方で、電子が関与する分子鎖内/分子鎖間相互作用を可視化する電子密度レベルでの検討はほとんどなされていない。私の所属する研究室では、これまでに微生物が生産する高分子の一軸配向試料によるX線繊維図形を用いたMEMによる高分子結晶の電子密度分布解析を試みたが、最終構造を得るに至らなかった。そこで私は、粉末X線回折パターンを用いたMEMによる高分子結晶の電子密度イメージングを試みた。この研究を通じて高分子に対するより精密な構造解析が可能になることを期待し研究を進めている。

学生時代に最も力を入れていたことはなにか。

「様々なことにチャレンジする」ということ常に考え行動してきた。特にアルバイトにおいては、ユニクロ・居酒屋・イベントスタッフ・印刷会社など、様々な職種を体験した。特にユニクロでの経験は私の中で大きな財産となっている。ユニクロで働くまでアパレルスタッフとして働いた経験がなく何をするにも低レベルでお客様に満足のいく接客ができず、先輩や他のスタッフに迷惑をかけてばかりだった。私は現状を打破するため、アパレルスタッフをしている友人相手に接客の練習をさせてもらったり、先輩スタッフがどのような接客をしているのかを観察し自分の接客に取り入れるといった事を行い接客技術を向上させるため努力を重ねた。このような努力によって自分の仕事に対する自信が芽生え、お客様に対して積極的な接客ができるようになった。また、店内アナウンスや声だしを自分から積極的に行う事で、大勢の人の前でも萎縮しない精神力も養えた。

2次面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
営業
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究に関する質問はあまりなく、性格や営業に関する質問が多かったため営業職の人材として評価されているようだった。

面接の雰囲気

見た目は比較的和やかな人のようだったが、2次面接ということもあり雰囲気はぴりぴりしていた印象があった。

2次面接で聞かれた質問と回答

島津製作所の志望度とその理由はなにか。

貴社のどこにも負けない技術力に企業としての強さ、大きさを感じた。また、説明会や座談会などを通じて各年代の社員の方々が皆、貴社の技術力に誇りを持っておりさらに同業他社にさらに差をつけるために常に向上心を持って努力していることが伝わった。このような非常にレベルの高い環境で自分の実力を伸ばしたい、さらに自分の長所を活かし貴社の発展の役にたちたいと感じたため、現在貴社を第一志望としている。また、自分の理想のキャリアプランとして、研究職だけでなく営業職や管理職にも挑戦したいと考えている。人事の方から、理系出身の人に営業などの文系職に積極的に関わってきてほしいという言葉をいただけたことで、貴社に対してさらに惹かれた。研究職、営業職など様々な仕事をすることで、貴社をさらに大きな企業に成長させられるような社員を目指したいと考えている。

営業職に対するイメージは何かあるか。

自分自身、現在大学院に進学しており研究職を第一志望としているため営業職に対してあまりイメージできない。しかしながら、貴社の理系営業職シミュレーションのインターンシップに参加した際、理系出身者にしかできない営業の仕方があることを知った。例えば、文系の人にはない知識を持っていることにより交渉がスムーズに進むことなどが挙げられる。また、自分のポジティブな性格上、周りを巻き込み目標に向かって努力できるため、営業職に対してネガティブなイメージはまったくない。自分の理想としては、研究職として数年間は仕事をし周りと情報を共有し合いより良い製品を社会に生み出すために常に向上心を持ち続けて研究をし、その後営業職に移り、日々変わる社会のニーズを汲み取り自ら積極的な提案をするといったことで活躍したいと考えている。

最終面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
営業部長、不明
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

選考が営業職の選考に変更になったため、企業から理系の知識を持ちコミュニケーション能力を活かしてほしいという意図が伝わったため、そのような点を評価していただいたと考えている。

面接の雰囲気

最終面接ということもあり、非常にぴりぴりしていた。一人は最初はずっと難しい顔をしていたので少し緊張したが、面接が始まるとこちらが話しやすいように誘導してくれた。

最終面接で聞かれた質問と回答

現在通っている大学院はどのような環境か。

現在所属している研究室は、学生の学会での研究発表を推奨している研究室であるため年にいくつもの学会に参加する。そのため、他の研究室の学生より多く実験をしたり、早い時期から良いデータが求められる。学部生の時と比較するとかなり厳しい環境であるが、指導教員の教授や同期の学生たちの協力のおかげで自分自身かなり成長できていると感じており、とても良い環境である。また、所属している研究室には多くの外国人もいるため、日常会話は英語を使ってコミュニケーションをとることが多い。今まで自分から積極的に英語を話すことはなかったが、日常的に外国人と話すため英語のレベルもどんどん上がっていき、最初は聞き取れなかったところも現在ではきちんと聞き取れるようになった。このような環境に身を置くことは自分のスキルや知識の向上に非常に適している環境であるため、この研究室に非常に感謝している。

どのような基準で就職活動を行っているのか。

どんな分野でも良いのでやりがいを見つけられるかという点を重視している。また、自分が材料の専攻ということもあり、貴社以外の志望企業は素材を扱うような化学メーカーがほとんどであるが、企業の大きさは関係なく、常に向上心を持っており社会に貢献できるという点も重視している。
貴社においては、高い技術力と老舗企業でありながら常に向上心を持っている点が他社と比較し群を抜いていたため、以前と変わらず第一志望とさせていただいている。最終面接にあたり、研究職の選考から営業職の選考へ変更するということで少し不安はあったが、営業インターンシップなどに参加していたおかげで、営業の楽しさや営業の方が持っている自社製品をもっと広めたいという気持ちなどに共感できたため、現在は営業職として自分の力を精一杯活かしたいと考えている。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

まだ選考が残っている企業に関しては、最後まで行ってもいいからそれまでは返事を待つといっていただいたため、期限を設定しそれまで充分に就職活動することができた。

内定に必要なことは何だと思うか

OB訪問や座談会、インターンシップは必ず行ったほうが良い。すでに働いている熱意を持った若手社員の方々の話を聞くことで、島津製作所の一員になりたいという気持ちもどんどん大きくなっていくと思う。自分の場合は、面接で話を大きくしたり嘘をついたりせずに、正直に思ったことを面接官に伝えており、そのような面も評価されたのではないかと考えているため、自分のしてきたことに自信を持っている人は、真正面から面接官と話をするのが良いのではないかと思う。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

頭の良さではなく頭の回転の速さが重要であると感じている。例えばエピソードを話す際の内容のわかりやすさや話が盛り上がるようなストーリーなどを瞬時に構成できる人が内定が出ている人だと思う。また、自分の場合は「これであっている」という顔をしながら話すことを心がけていたため、明るい表情も重要だと思う。

内定したからこそ分かる選考の注意点

選考を受けた3日以内には必ず電話で通知が来ていたため、一週間たって何も連絡がなかった場合はすぐ切り替えたほうが良いと思う。また、自分の場合は選考が研究職から営業職の選考に変わったので、そうなっても行きたいのかどうかあらかじめ考えておくのも重要かもしれない。

内定後、社員や人事からのフォロー

期限内は就職活動が認められていたので、一週間おきぐらいにどのような状況かなどの電話がかかってきていた。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社のブランド・知名度
  • 社員の魅力・実力
  • 会社の規模

入社を迷った企業

ユニチカ株式会社

迷った会社と比較して株式会社島津製作所に入社を決めた理由

私が、ユニチカ株式会社より株式会社島津製作所を選んだ一番大きな理由は、島津製作所がインターンシップを通じて自分の営業としての能力を認めてくれており、そのうえで営業職を進めてくれたことで自分を必要としてくれているように感じれたことが大きい。また、ヘルスケア事業というこれから間違いなく伸びていく分野に関われることや大学機関と共同で何か新しいことを作り上げていくということにも関われることも決め手となった。

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島津製作所の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社島津製作所
フリガナ シマヅセイサクショ
設立日 1917年9月
資本金 266億4800万円
従業員数 14,616人
売上高 5118億9500万円
決算月 3月
代表者 山本靖則
本社所在地 〒604-8442 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地
平均年齢 43.3歳
平均給与 892万円
電話番号 075-823-1111
URL https://www.shimadzu.co.jp/
採用URL https://www.shimadzu.co.jp/aboutus/recruit/graduate/index.html
NOKIZAL ID: 1131062

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