21卒 インターンES
事務系
21卒 | 山口大学 | 男性
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Q.
研究で取り組んでいること
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A.
私は現在「山口県下関市における花崗岩のCHIME年代測定」というテーマで研究をしている。本研究は、調査地域の先行研究の年代が自身が行う方法で発表されていないため、自身の結果を通して比較・検討する事を目的とする。具体的に、下関市から採取したサンプルを特殊な機械を用いて分析し、サンプルに含まれる特定の鉱物の形成年代を決定する。鉱物から発せられる放射性元素を分析し、半減期を計算することで算出することが可能だ。放射性元素が多ければ多いほど、年代は古くなる。先行研究の結果の誤差範囲であれば、それの地球科学的価値は極めて高いものとなり、これからの研究にも活かされていく。しかし、調査地域の花崗岩の年齢は先行研究の結果からかなり若いことが分かっているため、放射性元素を探すことは困難を極める。そのため、今後は分析の精度を上げるため、年代が古い南極のサンプルを用いて年代測定の練習を行っていくつもりだ。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
潜在的ニーズを把握する点に自信がある。3年半アルバイトをしていたカフェでは働き始めた当初、コーヒー豆の売上数は1日20袋であったが、ある社員の退職を機に1日5袋へと落ち込んだ。これはその社員と違い、自身を含むアルバイトの接客が、どのお客様にも通り一遍の対応であることに起因していたのである。そこで解決策として、コーヒー豆の知識習得をはじめ、試飲活動を積極的に行うようにした。するとお客様の性別や年齢、嗜好の違いによるコーヒーの好みが分かるようになったのである。ある日お客様から「ここで選んでもらう豆は外れがない」とお声を頂き、売上も1日30袋まで伸ばすことができたのだ。この経験から相手を観察して最適な提案ができる分析力を培うことができた。 続きを読む
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Q.
学生時代頑張ったこと
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A.
3年次の進級論文である。これは、特定の地域の地質とその成り立ちを明らかにするための地質調査と室内研究からなり、その成果を発表するものだ。それまで培った知識を用いて春夏1週間ずつ調査を行う。1,2年次の授業で調査を経験していたが、春の調査では、教授の助言がないと何をしているのか分からない状況だった。解説を聞いて理解したつもりで調査するだけで、『考える』ことをしていなかったと痛感したのだ。春の反省を活かし、夏には『考える』を意識して取り組んだ。具体的に、1.観察事実の細かな記載、2.それを元にした友人との意見交換、3.多方面からアプローチをかけて考察するの3点を重点的に取り組み、『考える』ための要素を増やす作業を重視した。その結果、矛盾のない結果に繋がり発表会で教授から『よく出来ている』とお声を頂くことができたのだ。論文を通して、考えて実行すること、そして相手に伝え聞くことの重要性の2点を学んだ。 続きを読む