22卒 本選考ES
技術系総合職
22卒 | 東北大学大学院 | 男性
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Q.
専攻テーマ・研究テーマの概要(300字)
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A.
私の研究内容は、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の電極反応機構の解明です。SOFCは水素と酸素から電気を取り出すクリーンなパワートレインとして期待されていますが、普及拡大のためには更なる高出力化が求められます。そのためには現在有力とされる2つの反応場所のうち、どちらの割合が大きいか解明し、それに合った最適な電極の構造設計が重要です。私は2つの反応の割合を調べるために、電極のどの地点で反応がどの程度進行しているかを測定しています。この研究は、より高出力な燃料電池の開発指針になり、世界の産業を支えるパワートレインの脱炭素化を実現するために不可欠であると考えております。 続きを読む
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Q.
大学(院)で最も力を入れて勉強している(したいと考えている)内容を記入して下さい。(400文字)
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A.
SOFCの電極反応機構のために測定するセンサーの作製法とも関連した、機械材料学の勉強に力を入れています。機械材料学とは材料の性質や加工法について学ぶ学問であり、そのなかでも私はセンサーの作製のためにセラミックスの焼結について学びました。センサーを用いて電極上での反応位置・反応進行度を局所的に測定することで電極内での反応機構の解明がなされています。ですが、100ミクロンほどのサイズのセンサーを取り扱うため、壊れてしまい、データが全く取れないことが問題でした。それから文献調査を重ね、機械的強度を向上させるには熱処理の条件が重要な係数であると考えました。様々な条件で作製を試み、測定中に壊れないセンサーを実現できたことにより、正確なデータ取得ができるようになりました。今後は得られたデータがどの程度定量的に評価できているか解析を行い、測定用センサーの作製法の改善につなげていきたいと考えております。 続きを読む
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Q.
今までの人生で最大の「挑戦」は何でしたか。その中で苦労したことや工夫したことについてそれぞれ具体的に述べて下さい。(400文字)
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A.
私の最大の挑戦は、サークルのバンド活動であるギターの上達です。私は大学からギターを始めたため、1年生の時に学校祭で発表した際には誰よりもギターが下手でした。その後も必死に練習しましたが、「どこから手をつけると良いかわからない」状態で取り組んだため全く上達しませんでした。そこで、1曲練習する前に必ず全体を見渡したうえで、仮の計画を立て、1日単位の小さな目標に分解して一つ一つ達成していくことを積み重ねました。また、効率よく練習するために自分の行ったことを必ず振り返り、自分の弱点を明確化させて、常に弱点を解消しようと意識づけて練習しました。そうすることで曲の9割程度をミスなく弾くことができ、3年生の時には先輩から上手に演奏できるようになったと言われました。この経験から、大きな目標を達成するために小さな目標を1つ1つ立ててから行動することはギターの練習だけでなく、研究活動にも生かせております。 続きを読む
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Q.
興味のある事業 (複数回答可)
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A.
エンジン 続きを読む
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Q.
(3-Ⅱ)希望職種(技術系) (複数回答可)
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A.
研究 製品開発・設計 続きを読む
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Q.
上記で選んだ事業(製品)や職種の志望理由を記入して下さい。(400文字)
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A.
私は「少ない環境負荷で快適な作業を実現したい」と考えており、機械を動かす動力源として利用されるエンジンの研究や開発を通して実現したいと考えております。以前から地球温暖化や化石燃料の枯渇の問題について興味を持っており、機械利用による快適な作業をこれからも続けていくためには消費エネルギー削減が必須であると大学の授業を通して学びました。中でも、農業機械や建設機械は危険な作業を行うこともあり快適な作業が特に求められます。しかし、稼働時間が長く、電気の無い場所でも作業を行う為、化石燃料の利用が多いと考えます。そのため、これらのエンジンの高効率化を通じて、より快適な作業を保証しつつ地球温暖化や大気汚染問題の改善に携わっていきたいと考えております。貴社のエンジンは世界中の様々な機械に搭載されていると知り、快適な作業と低環境負荷を実現する貴社で上記の目標を叶えたいと考えました。 続きを読む
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Q.
クボタでどのような能力・スキルをみにつけたいですか。また、その能力・スキルを活かし、どのように働き活躍したいですか(400字)
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A.
現場の使用状況まで考慮した製品を開発するために、部品単体の課題だけではなく、製品全体の課題を発見することができるエンジニアになりたいと考えています。この能力を身に着けるためには部品の知識を深めていくだけではなく、機械を自分の目で見て理解することが必要であると考えております。貴社はエンジニアが使用現場まで足を運ぶ現場主義を通して、現地の使用環境に合う製品を投入することで、食料生産の効率化に貢献していると聞いております。課題がどこにあるのか正確に見極め、改良するプロセスを身に着けることで現場の使用環境に起因する複合的な課題を部品単位まで分解して明確化させていくことのできるエンジニアとして活躍していきたいです。将来的には自ら開発や設計した製品を世の中に投入することで、地球温暖化や食料問題を解決する一助を担いたいです。 続きを読む