18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 大阪府立大学大学院 | 女性
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Q.
あなたの研究内容について、400字以内で簡潔に記述してください。(学部生の方は、特に頑張ってきた科目や実習について記述ください)
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A.
鉛フリー材料を用いた強誘電体キャパシタの評価について研究しています。電源を切ってもデータを保持できる次世代半導体の中でも強誘電体メモリは低消費電力、高書き換え耐性、高速動作が可能であり、不正なデータ読み取りへの耐性も高いことから、携帯機器など様々な分野への応用が期待されています。しかし現在広く使われている材料は鉛が主成分であり、環境問題の観点から鉛フリーの代替物が求められています。私が注目したニオブ酸カリウムナトリウム(KNN)は機械的エネルギーと電気エネルギーを変換できる圧電特性に優れ、電子機器の高温動作を可能にする高いキュリー温度を持つものの、薄膜では組成や結晶性を制御することが難しいのが現状です。私はKNNの製膜に組成制御が比較的容易なレーザー堆積(PLD)法を提案しました。そして、レーザー照射中の酸素圧や温度、薄膜の焼成などのプロセスにおける最適な条件を模索し、電気特性の向上をはかっています。 続きを読む
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Q.
あなたが学生時代に、学業以外で最も力を入れて取り組んだことと、そこから得たものを400字以内で記述してください。
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A.
サイクリング部でのツーリング合宿で、自分で行動すること、仲間と協力することの大切さを実感しました。女子部員が少なく、主に体力面が心配でしたが、同期に協力を得て早朝練習を行い、重い荷物を載せて峠を登れる体力を付けました。メカニック系の知識を得るため、パンク修理などの整備を何度も練習し、基本的な技術を身に付けました。さらに、同期たちとキャンプ用具の使い方を練習する場を設け、食事を手際よく作れるようにしました。こうして不安要素を取り除いたことで、毎日100km以上走行し、夜はテント泊、自炊しながらの2週間の旅を乗り越えることができました。走行中にタイヤのスポークが折れたり、同期が体調を崩すこともありましたが、荷物を持ちあったり、食材の買い出しを代わりに率先して行うなど、互いに助け合い、部員たちと絆を深めていくことができました。以来、自分にできることは全力でやり、人と助け合うよう努めています。 続きを読む