【学生の人数】1人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】人事/技術者2人【面接の雰囲気】事前に提出した資料を使って自分の研究について説明する時間が半分以上あった.技術職として素質があるかどうかを見られているようだった.【(資料を使って研究内容を説明した後)どうしてそのテーマを選んだのか,研究に取り組む中で一番大変だったこと】私はかねてから医療機器の開発に携わりたいと考えています.そこで,私の大学内で行われている研究を調べ,それに近いテーマを探して選びました.現在取り組んでいるテーマは私から新しく始まったテーマであり,先行研究がありません.そのため,研究室内にプロトコールが存在しない実験方法や実験試薬を試す必要がありました.自分の実験に応用できる論文を調べ,実際に試しながらプロトコールを作製する日々で,失敗も多くありました.一方で同じ学年の仲間は以前の研究を参考に実験し,良い結果を多く得ていたので,辛く感じることもありました.しかし,苦労した分成功したときの達成感は人一倍あったと思います.さらに,現在では自分で新規な実験を先生方に提案できるようになった点で,この経験は役立っていると思います.【自分で思う自分の課題と,それについてどう思うか】私は「真面目過ぎる」ことが自分の課題であると思います.例えば,「やらなければならないことと,やった方がいいことをすべてをやらなければならない」と思い,自分の仕事を抱え込みすぎてしまうことがあります.これに気づいたとき,1人でできる仕事量以上に抱えてしまうと,他の仕事に手が回らなくなり,特に社会人になってから,周りに迷惑をかけてしまうこともあることに気づきました.そこで,自分だけで仕事をこなす力だけではなく,周りの人に協力してもらう力も必要であると思いました.現在はやるべきことをすべて書き出し,その中で自分がやるべきことと,自分ではなくてもいいことを分け,周りの人に手伝ってもらうようにしています.【評価されたと感じたポイントや注意したこと】研究内容の説明があることを聞いていたので,初めて聞く人にも分かりやすい資料作りと話し方を心掛けた.専門用語を使わず,だれでも分かりやすい例えを使って説明できたことが評価につながったと思う.
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