【未知の機械世界へ】【21卒】ＤＭＧ森精機の冬インターン体験記（理系/最新技術セミナー）No.9849（名古屋大学大学院/男性）（2020/7/21公開）

工作機械を実際に見学してみたかった。これまで全く工作機械に触れる機会がなく、全く知らなかったため、自分の選択肢を広げるために参加を志望した。交通費や宿泊費が出るというのも参加に至った大きな理由の一つ。

エントリーシートも短い志望動機だけであり、かなりハードルが低いものだったので、特別な準備はしなかった。

工作機械ショールームの見学

1日目にやったこと

初日は京都に集合し、駅周辺で人事2人と学生25人程度で夕飯会。ご飯を食べながら、人事からの自己紹介、会社紹介があった後、割と自由に様々な質問をすることができた。

2日目にやったこと

バスで伊賀事業所に移動し、ショールームの見学を行った。また、昼はゲスト用の食堂で立食形式で技術系の社員１０人程度と自由に話すことができた。その後部長クラスの社員から、最新技術について説明があった。

なし

なんだかんだ言って、複雑な機械を見たり扱ったりすることが好きな人が工作機械業界に向いているというのが印象的だった。実際に人事の方（もともと技術系の人）もすごく楽しそうに説明をしてくれていた。

ショールームや工場見学など、一日で多くの現場を歩いて回ったため、スーツを着て革靴での移動は少し大変だった。また工場は騒音がうるさく、空気が悪いとこもあったため社員の話に集中できないこともあった。技術や製品の紹介がメインであったため、働き方に関して知りたい場合は積極的に質問する必要があった。

実際に現場の仕事や、扱っている製品を、社員の人から説明を受けながら見学することができるのは、このインターンシップの一番良いところだと感じた。また、学生間で交流する機会も多く、あまり知らなかった工作機械業界について情報交換をする良い機会になった。

特別な準備は必要ないと感じた。学生間で交流できる時間が多かったので、そのつもりで参加するとより良い刺激を受けることができたと思う。

扱う技術や製品の説明がメインであり、会社における働き方やキャリアプランのようなものについて話を聞く機会は比較的少なかったと感じたため。工作機械業界で働くためには、工作機械そのものに対する興味や熱意が必要だと感じ、それが自分には欠けていると感じたため。

工作機械に対する理解を深めてもらうことがこのインターンシップの大きな目的であり、見学がメインであったため、学生を個別に評価するような機会はほとんどなかったため（もちろん質問の回数や内容で熱意を測られている可能性はあるが）。工作機械業界を第一志望に見ている人もいて、その人の熱意が評価されているのを強く感じたため。

志望度が下がった理由は、工作機械業界ではたらくには、工作機械に対する興味や熱意が必要であり、それが自分には欠けていると感じてしまったから。ただ、その興味や熱意があるかどうかを確かめることができただけでも、このインターンシップに参加した意味はあったと感じる。

インターンシップで実際にショールームや工場の現場を見て感じたことをエントリーシートや面接に盛り込むことで、熱意が伝わりやすくなり、選考が有利になるのではないかと感じた。

地元（愛知）志向で、インフラ系として中部電力・JR東海、自動車部品メーカー系としてデンソー・アイシン精機・豊田自動織機を志望していた。ただ、冬のインターンシップや説明会を通してまだ見たことのない業界まで視野を広げたいという思いがあったため、積極的に他の業界のインターンシップに参加することも考えていた。

工作機械の業界に初めて触れてみて、この業界を第一志望とする他の学生と交流することで、その業界全体について理解が深まった。しかし、自分の工作機械に対する興味は、仕事にするほどではないという事に気づいたため、志望企業・志望業界には変化がなかった。ただ、とりあえず知らない業界に飛び込んでみることの大切さを知ることができたは、大きかった。