【21卒】ＵＤトラックスのキャブ設計エンジニアの最終面接詳細 体験記No.10865（芝浦工業大学/男性）（2020/10/20公開）

UDトラックスにwebテストなどがなかったので、学生の性格と会社とのマッチ度を知るために最終面接では性格に関する質問が多かったです。なので、事前に準備しておけば通過できると思います。

和やかな雰囲気でした。UDトラックスの伝統なのもしれない、一次面接と同じように最初は雑談から入り、学生は落ち着いてから本番に入るような流れでした。

得意な科目について教えて下さい。

私の得意な科目は表面物性特論です。特に鉄鋼材料の部分は、私たちの生活と深く関わっているため、なかでも、金属材料の腐食及び保護法に興味を持っています。世間でも知られているように、鉄鋼材料は実用金属の約95 %を占めており、高強度、靭性、加工性を併せ持つなどの特徴があるため、幅広く応用されている一方で錆びやすい欠点があります。授業では金属の表面状態から腐食種類や腐食メカニズムを分析し解明する仕方を学び、鉄鋼材料の腐食しやすい欠点を解決するための知識備蓄となっています。さらに、私の「蒸気コーティング法による鉄鋼材料上への耐食性皮膜の作製および評価」という研究を進めるうえで、ヒントとなり実験中に起こる現象を解明するに非常に役に立つため、特に力を注いで専攻しました。

学生時代に挑戦したことや、成し遂げたことについて具体的に説明して下さい。

私は大学1年生の時、高校で勉強したことのない微分積分に挑戦し評価Aの単位をとりました。1年前期の「一般力学」という授業で初めて微分積分の思想を学んだ時、先生の話す知識について理解できず焦りを感じました。しかし、向上心に駆り立てられ、必ず単位を取得することを決心しました。そこで、まず、図書館で資料を探し、知識点ごとにまとめ、自分専用の学習ノートを作りました。そして、学生同士で問題を出し合って理解を深め、自分の思考力と問題の解決能力を高めました。さらに、知識点を理解するまで学生サポート室の先生に伺い、分るまで通い続け繰り返し励みました。こうして日々学びを積み重ねた結果、期末テストで評価Aの単位をとりました。