- Q. 志望動機
- A.
キヤノンマーケティングジャパン株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒キヤノンマーケティングジャパン株式会社のレポート
公開日:2021年6月10日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
最終面接のみ品川のキャノンSタワーにて対面。1-1.5時間ごとに8人の学生がロビーに集まり、案内される形。
企業研究
志望動機と志望度の高さを論理的に明確にすることが重要。
キャノン製品の国内販売+企業のソリューション提案をしている。私の場合は、キャノン製品へ魅力を感じたエピソード+製品を活用したサービス・ソリューションの提供に興味をもった。という流れを明確にしてから選考に臨んだ。選考の特徴は、最初のグループディスカッションがケース面接になっているところ。年度によってテーマは異なるものの、過去問を確認する限り、canonMJの成長に必要なことは何か?、営業の心得3つは何か?、優れたチームとは?、ネット社会との向き合い方は?など、現代社会において企業が抱えている問題に対するソリューション提案が多い印象。特別な対策や事前知識は不要で、①役割分担、時間配分の決定、②前提確認(テーマが与えられた意味・背景、ターゲット、施策は短期的か長期的か)、③現状の問題点、④改善策の考案 ⑤論理性、実現可能性の確認の順番に進めれば問題ない。
志望動機
自分の就活の軸にフィットしているから。1.世界でも通用する高い技術力を持つメーカーであること、2.製品だけでなく、ソリューション提案にも挑戦できる環境であること、3.社会に貢献できる仕事に従事できること。1は留学先の大学のプリンターがキャノンプリンターだった。現地学生がキャノンのカメラを使っていた。などのエピソードをあげ、キャノン製品に魅力を感じた話をした。2と3は、説明会でご紹介頂いた事業事例(広域災害時の損害保険会社にキャノン製品を活用したソリューションを提案)を挙げ、自社の売上向上だけでなく、損保会社の事業効率化、損保会社の顧客に安心を提供まで考慮したソリューション提案に魅力を感じた、という旨を伝えた。キャノンからキャノンMJに志望が変わったきっかけ・エピソードを明確に最終面接で伝えたところ反応が良かった。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年03月 上旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
◆あなたが熱く取り組み、実現したことについて※過去3年以内の取り組みご記入してください。
(1)最も熱く取り組んだ時期・期間を記入してください。
(2)あなたが所属していたチームや組織を記入してください。
(3)そのチームや組織でのあなたの役割を記入してください。
(4)上記の期間で最も頑張った内容を記入してください。
(5)それを行うにあたっての所属していたチームや組織の目標と、あなた自身が立てた目標を記入してください。
(6)あなた自身が立てた目標を達成するために取り組んだ事を記入してください。100字
(7)実際に取り組んでみて苦労したこと、または改善を加えたことがあれば 100字
(8)あなた自身が取り組んだことに対する結果を記入してください。100字
◆学生時代の経験であなたが得たものや学んだことは何ですか? 250字
◆キヤノンマーケティングジャパンで自分の能力を活かして当社で取り組みたいことは何ですか? 200字
◆過去1年程度を目安に、時間を忘れて没頭したことは? 200字
◆在籍している学校での成績(単位数)を記入してください。
・取得済み単位数
・GPA
・卒業に必要な残単位数
・お答え頂いた単位についての申告時期
◇卒論・卒研テーマ名、ゼミテーマ名
◇卒論・卒研、ゼミのテーマの概要 100字
◆趣味
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
Webで入力
ESを書くときに注意したこと
面接で話すことを考慮し、話に一貫性をもたせ、矛盾が生じないように気をつけた。
ES対策で行ったこと
就活サイトにある受けたい企業のエントリーシートを参考にしつつ、自分のエピソードと照らし合わせながら作成した。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
就活会議、One Career、企業のIR資料
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2021年04月 上旬
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生4 面接官1
- 時間
- 50分
- 開始前のアイスブレイク
- あり
- プレゼン
- あり
- 当日の服装
- スーツ
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
4人1組で別室に案内され、1人の面接官にプレゼンする形。
グループディスカッションの流れ
開始まで時間があったため、学生同士でアイスブレイク代わりの雑談をして待っていた。個人ワーク5分、グループワーク25分、発表5分がデフォルトだが、発表時間以外は完全に自由。
雰囲気
学生同士で雑談をしたり和やかな雰囲気だった。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
One Career
テーマ
パワーハラスメントを撲滅するためにとるべき方策は何でしょうか?
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
積極性、発言の論理性、チームメイトとの連携(協調性)、時間配分の予定どおり進行しているか(PDCAの徹底)
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年05月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 50代の人事、30代の営業
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
なし
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
発言の論理力、一貫性、志望動機の明瞭さが最大の評価ポイントだと考えられる。オンラインなので、はっきりと発言すること。笑顔を絶やさないようにすることを意識していた。
面接の雰囲気
終始穏やかな雰囲気のまま、進められた。お二方がその場で気になることを質問される状況だったが、突飛な質問はなく、自己分析ができていれば言葉に詰まることもない。
面接後のフィードバック
リアクションと最後の感想で、手応えは感じていたが、その場で何かが約束されるわけではない。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に力を入れていたこと
地方の小中学生に英語を教える大学のサークルで代表を務め、小中学生に、異文化の楽しさと英語の利便性を共有し、英語学習に興味を持ってもらうことに注力した。最大の困難は、授業準備の段階で、各グループの作業の進捗度と完成度がばらつき、部員のモチベーション及び活動参加率が低下。それによる人手不足が悪循環を引き起こしたこと。
→「部員の活動出席率100%」という目標を立て、同期と後輩の4人で対策チームを組んだ。
→状況把握のために全部員と対話した結果、学年間のコミュニケーション不足によるサークル内の居心地の悪さが問題と特定。
①日程表と進捗管理表を作成して作業の目安と進捗状況を可視化・共有することで、作業効率向上とグループ間の相互協力促進を図った。
②メンター制度を導入し、作業の進捗状況、人間関係など、グループ外の先輩に相談できる時間を最低週一度もつように設定。
③部内交流促進イベントを企画し、イベントの目的を明確に伝えつつ新入部員に主催をまかせ、後輩の意見を積極的に取り入れるサークル運営を行った。
→これらの取り組みの結果、目標だった出席率100%を達成、その後も9割以上の参加率を維持した。
+派遣先の学校で行った授業満足度調査では、90%以上の生徒から好評価を獲得し、本来の目的も達成できた。
=個々人に寄り添った状況把握と問題解決が、グループ全体の成果向上に繋がることを学んだ。
逆質問(選考過程や事業内容についての質問)
志望していたコースの文系の割合:正確な数値は分からないが、文系であることで不利益を被ることはない。
海外駐在をする機会はあるのか/あるなら何をするのか:ある場合は、日本本社と海外の営業担当支部をつなぐために派遣される場合。ソリューション提案はあくまで国内向けの事業なのが現状。
入社までに求められる能力・資格はあるか:特にはない。義務ではないが、運転免許の取得は推奨される。必要に応じてITパスポートなどの取得も歓迎されるが、あくまで自由意思に基づく。
三自の精神(自発・自治・自覚)を実感した事業・プロジェクトはあったか:マーケティング・セールスを担当されていた際、当時若手だった自分にプロジェクトの統括を任せてくださった。4−5人のチームを率いて試行錯誤しながらプロジェクトを成功させた経験がある。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年05月 中旬
- 面接タイプ
- 対面面接
- 実施場所
- 品川 キャノンSタワー
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 50代の男性2人
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
ロビーで面接時間と名前を伝え、時間まで待機。若手社員が出欠確認と会場の案内を担当しており、4人ずつ待機室に案内された。15-30分ほど待ち、面接室に案内された。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
志望度の高さ、なぜキャノンMJじゃなくてはいけないのかというレベルまで企業研究を掘り下げ、志望動機を明確にし、自信をもって臨むべき。
面接の雰囲気
最終的な入社の意思確認のため、といった雰囲気で和やかで明るく行われた。面接官は父親世代で共感しながら話を聞いてくださるため、話しやすい。
面接後のフィードバック
自己分析や企業分析がしっかりできている点、焦らずはっきりとした話し方をしていた点を評価された。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
One Career
最終面接で聞かれた質問と回答
キャノンMJの優先順位は?留学先でキャノン製品に魅力を感じたことがきっかけならば、なぜキャノンでなくキャノンMJを第一志望にするのか?
結論:企業研究をするなかで、製品自体の営業や商品企画より、法人向けのソリューション提案を行うcanonMJに興味を持ったから。
経緯:留学先でキャノン製品が使われており、キャノンの認知度の高さを実感→キャノン製品をもっと広めたい。→キャノンの企業研究→御手洗会長のインタビュー記事発見(2020)→御手洗会長は、キャノンMJは「キャノンの枠をこえた一般商社のような企業になっていく」と答えていた。→子会社が親会社の枠をこえるとは?という興味→大手企業の定型業務のIT自動化+中小企業の人手不足解消のためのITによる業務効率化のソリューション提案であったり、と「製品」だけではなく、「サービス・アイディア・技術力」を売る仕事にも注力されていると分かった。→積極性と問題解決力が自分の強みだと思っており、世界のトレンドや最新のIT技術を貪欲に学びながら、顧客のニーズを把握し、キャノンの技術力だけでなく、私自身の経験や知識、考えを練り込み、企業のさらなる発展を助けるソリューション提供にて、その強みを活かしたい。
留学で苦労したこと・理不尽な思いをしたことはあったか?
留学生の受け入れに積極的な大学だったからか、理不尽を感じることは無かった。しかし、言語・文化の壁に直面し、苦しんだ経験がある。できることをやるだけでは勿体ないと考え、①毎授業発言するノルマを自分で作り、授業への積極性を鍛えた。②留学生採用を敬遠する採用担当者を説得し、学内のカフェで1年間アルバイトに挑戦させていただいたことで、交渉力やコミュニケーション力を伸ばした。これによって、言語力以外の力も吸収していった。
=好奇心、貪欲さ、実行力、環境適応能力の強さをアピールした。ネガティブな質問が来た際には、可能な限り自分の用意していたポジティブなエピソードにつなげて返すことで、自己アピールをする場に変えようと心掛けた。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年05月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
①もともと第一志望としていた企業だったから。②最終の対面面接で他の学生および若手の社員とも軽く話す時間があり、性格的な面から、自分と合うと感じたから。(ex. 話し方、キャリア、働き方の希望など)
内定後の課題・研修・交流会等
6月半ばに内定者懇親会
内定者について
内定者の人数
不明
内定者の所属大学
不明
内定者の属性
不明
内定後の企業のスタンス
内々定を頂いた面談で、すぐに就活を辞めるように指示された。選考・内定の辞退が完了したら確認の電話をする。(絶対的な期限はないが、なるべく早めにとのことだった。)
内定に必要なことは何だと思うか
OBOG訪問は必須ではない。ただ、面接を受けていく中で、自分のエピソードが果たしてどれだけ面接官に響いているのかはオンラインでは測りにくいところがある。そのため、私の反省点としては、OBOG訪問で自分のESや志望動機の深堀りに対するフィードバックを予め頂いておけば良かった、という点だ。ESも面接も、自分ひとりで完結させてしまうと必ず不足が出てしまうため、周囲の方、特に社会人の方の意見やFBを大切にしていた。特に後半の面接は、親世代の方が面接官になることも多いため、最終面接の直前には、両親にも自分の印象・話し方などに対する意見を聞いた。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
志望度の高さをどれだけ明確に伝えられるか。なぜメーカー、なぜキャノンMJ、なぜその職種、どうしてそう考えるようになったというように、志望動機・学生時代のエピソードを含むすべての対話において「なぜ」をかなり深堀りしようとされているのを感じた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
積極性の高さ、環境適応能力の高さ、論理的思考力はある程度見られていると感じた。質問自体は特に変わったものはないため、冷静に考えて一貫性のある答えを続ければ良いのだと思う。志望する部署にもよるのだろうが、私が営業職を志望していたからか、初対面の方とも積極的に話すようなコミュニケーション能力の高い方が多い印象を受けた。
内定後、社員や人事からのフォロー
自分からアプローチすれば柔軟に対応してくださる。内々定をいただいた際にOBOGの紹介をお願いしたところ、すぐにご案内いただいた。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- 会社の規模
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
入社を迷った企業
株式会社ニコン
迷った会社と比較してキヤノンマーケティングジャパン株式会社に入社を決めた理由
キヤノンマーケティングジャパン株式会社に入社を決めた理由は以下3つだ。①就活の軸にあっていること②企業/社員が好きだったこと③企業の営業成績(安定性)。まず、就活の軸は選考に応募する際にも基準にしたが、実際に自分が応募した企業に入った際、具体的に何をしたいかがイメージできるかを確認するために改めて確認した。2つ目は、最終面接やOB/OG訪問であった社員の方と自分の間で性格/雰囲気に共通点を感じたこと。最後は、CANONという国内外で確かなブランド力を誇る企業の子会社であり、かつ単独でも東証一部上場企業であることも含め、業績及び収入の安定性などが見込めること。懸念事項があるとすれば、福利厚生(住宅手当、独身寮)などが若干弱いところだろうか。私は、就活の軸として福利厚生を特に重要視していなかったため問題に感じなかったが、好みの問題だと思う。
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- A.
キヤノンマーケティングジャパンの 会社情報
会社名 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 |
---|---|
フリガナ | キヤノンマーケティングジャパン |
設立日 | 1968年2月 |
資本金 | 733億300万円 |
従業員数 | 18,682人 |
売上高 | 6094億7300万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 足立正親 |
本社所在地 | 〒108-0075 東京都港区港南2丁目16番6号 |
平均年齢 | 48.8歳 |
平均給与 | 835万円 |
電話番号 | 03-6719-9111 |
URL | https://corporate.canon.jp/profile |
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