22卒 インターンES
経営コンサルタント
22卒 | 早稲田大学 | 男性
- Q. あなたが大学入学後、「乗り越えた困難」、「挑戦し成し遂げたこと」、 「最も力を入れた勉強(研究・ゼミ・授業など)」からいずれかのテーマを選び、具体的に教えてください。 特に、目標達成に向けて課題・ハードルだと考えた点、その原因、及び自分なりに創意工夫した課題解決方法を重点的に教えてください(600文字以内)。
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A.
私が挑戦し成し遂げたことは、母校の中学サッカー部でコーチを務め、担当していた3年生を優勝に導いたことです。 優勝のための課題は、3年生全員がチームで勝ちたいという気持ちの欠如でした。前の大会では実力で拮抗していた相手に、開始5分で2失点しほとんどの選手の戦意が折られ、0-5で大敗しました。 チームで勝ちたいという気持ちの欠如は、選手のサッカーへの目標の違いが原因でした。大きく分けると、高校で活躍することを目標にする選手と、楽しくプレー出来ればいい選手がいました。前者は自分の成長にしか興味が無く、後者は勝利を強く求めていないことが問題でした。 そこで、意識統一のために「このチームでプレーできる時間を大切にして、結果を残そう」という目標与えました。これは、3年生は仲が良かったので、一緒にプレーできる時間が少ないことを強調すれば、まとまると考え伝えました。 次に、その目標を浸透させるための指導をしました。高校で活躍を目指す選手には、チームを勝たせられる選手が、高校でも活躍できることを強調しました。逆に、楽しくプレーしたい選手には、小さなプレーでも褒めて、それがチームが勝つ為の武器になることを伝えました。そうして全員がチームを勝たせる存在であることを自覚させました。 その結果、チームはまとまりを見せ、優勝しました。特に、後半ラスト5分で逆転した試合は、勝ちたい気持ちを全員が持てたからこその勝利でした。 続きを読む
- Q. 企業を1つ選び、あなたなりの視点からその企業が直面している問題点を1つ挙げてください。 その上で、問題の真因を明らかにし、企業がとるべき解決策を、あなたがNRIのコンサルタントになったと仮定して、提案してください(600字以内)。
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A.
東京メトロで考察します。東京メトロの直面している問題点は、コロナにより以前ほどの収益水準に戻るのが難しい点です。これは、コロナにより人々の働き方が変わったことで、仮にコロナが収束しても、コロナ流行前ほどの通勤需要は望めないことによるものです。 この問題点の真因は都心部に基盤を持つことであると考えられます。都心部の移動の需要は大きく、そのため都心部の鉄道は大きな収益を得られます。一方で都心部は開発の余地が少ないために不動産で収益を伸ばしにくくなります。この状況から鉄道事業への依存、不動産事業が低い収益構造に繋がっています。働き方改革による鉄道需要の低下、それに伴う地方不動産の価値の向上が現在の状態ですが、東京メトロは真逆の収益構造であり、これが真因であると考えられます。 そこでより成長の可能性が高い、不動産事業の面で提案します。具体的には、地方でオフィスや宿泊施設を開発します。それを都心部のオフィスやテナントと合わせて、法人向けに販売していきます。そうすることで、働き方改革やワ―ケーションなどの導入を目指す企業の需要を狙います。また、現在都心部にあるオフィスなどの不動産も、有効活用をすることが出来ます。 続きを読む