就活会議では、Internet Explorer11のサポートを終了いたします。今後はGoogle ChromeやMicrosoft Edgeをご利用ください。
大塚製薬株式会社のロゴ写真
インターン参加で選考優遇あり

大塚製薬株式会社 報酬UP

【18卒】 大塚製薬 研究職の通過ES(エントリーシート) No.13176 (2017/9/15公開)

大塚製薬株式会社の本選考における、エントリーシートで出題された設問とそれに対する先輩の実際の回答を公開しています。ぜひ、卒年や職種による設問の違いや傾向を確認して、先輩の回答を選考対策に役立ててください。

公開日:2017年9月15日

18卒 本選考ES

研究職
18卒 | 東京大学大学院 | 男性
Q. 自己PR
A.
私の強みは、地道に努力を続けられることです。中学1年生の時、テニス部のレギュラー戦に参加しましたが、結果は惨敗で、レギュラーを逃してしまいました。そのことがとても悔しく、友人と朝早く起き、授業が始まるまでの時間を利用して、学校のテニスコートで練習を行いました。筋力強化のため、睡眠前に腕立て・腹筋・背筋のトレーニングも毎晩欠かさず行いました。その成果もあり、中学3年生の時には、地区大会の2位リーグで優勝することができました。この経験は、試験勉強などで諦めそうになった時に頑張る上でのモチベーションとなりました。大学で始めた数学の添削アルバイトでは、より生徒が理解を深められる指導を心がけ、模範添削者の採点を読み込みました。不正解の問題については、本当にこの方針では解ききれないのか、解ききれない理由についても、友人などと相談しながら検討を行いました。また、正解であっても、考えを正確に伝えるための表現のアドバイスや、同様の考え方が活かせる類題の紹介といった解説を取り入れることで、時間はかかりましたが1件1件丁寧に答案と向き合いました。また、生徒のモチベーションを削ぐことのないよう、否定的なコメントを避けるよう細心の注意を払いました。その成果が認められ、添削業務を始めて2年目で、添削評価ランキングで2人目となる8ヶ月連続満点を達成し、模範添削者にも選出されました。研究室では、Baxという膜蛋白質の発現系確立・精製手法の検討を行いました。半年以上にわたり培養温度、時間、ベクターや菌体の種類など様々な条件の検討を行ったにもかかわらず、活性を有する蛋白質を発現することができませんでした。そこで、細かい操作や生成物の色などについても、写真も利用しつつノートへ納めるよう心がけ、先輩へも頻繁にアドバイスを求めました。さらなる検討を通して、蛋白質を僅かな時間室温に晒してしまったために変性が生じたこと、用いる界面活性剤の種類やプロテアーゼ阻害剤の導入によって収率に大きな差が生じることがわかり、1年の検討の末に目的蛋白質の発現・精製条件を決定することに成功しました。今後、仕事において多くの困難に直面することがあるかと思いますが、決して諦めることなく、これまでの経験を糧に挑戦を続けていきたいと思います。 続きを読む
Q. 研究概要 1500字以内
A.
【緒言】低分子医薬品の開発においては、標的蛋白質に低分子化合物が結合した状態(終状態)に注目した相互作用解析が多く行われている。しかし、その手法では薬効に重要な速度論的な情報が得られず、また、蛋白質間で共通の配列を持つサイトを標的とする場合に差別化が難しい。そこで近年、終状態のみならず、低分子化合物(リガンド)が結合サイトへ至るプロセスに着目した解析が行われ始めている。例えば、当研究室では温度変化表面プラズモン共鳴法(SPR)により、反応の熱力学的パラメータが、終状態では野生型と差がないが、リガンドの結合プロセスにおける中間状態では差が見られる変異体を見出した。しかし、中間状態において具体的にリガンドがどの残基と相互作用し、どのような結合状態になるのかはよくわからない。そこで本研究では、分子動力学(Molecular Dynamics; MD)シミュレーションを行ってリガンドの結合プロセスを解析した。MDシミュレーションで得られた結果をもとに標的蛋白質の変異体を発現し、SPRを用いて野生型との相互作用比較を行うことで、蛋白質-リガンド間相互作用のプロセスを解明し、低分子医薬品開発に向けたドラッグデザインに貢献することを目標とする。【方法】本研究では、標的蛋白質としてリン酸転移酵素の一つであるExtracellular-Regulation Kinase 2 (以下、ERK2)を、リガンドとしてERK2-ATP結合反応の低分子阻害剤であり高い基質選択性を有するFR180204 (以下、FR)を用いた。最初にFR分子に対する力場パラメータを量子化学計算により決定した。次に、FRのERK2に対する、10 nsスケールの結合MDシミュレーションを30本行い、FRが結合ポケット入り口に接近するトラジェクトリを得た。続いて、本トラジェクトリの最終構造を初期構造として、更に50 nsのシミュレーションを5本実行し、更に奥へ侵入する様子を確認した。溶液中の終状態のリファレンスとして、初期構造に結晶構造(PDB DI: 1TVO)を用いた1 μsのMDシミュレーションを行った。計算は、分子動力学計算ソフトGROMACSを用いて実行した。【結果・考察】10nsのMDシミュレーションを行った結果、FRが、終状態の結晶構造中に見られるFRと同じ向きで接近するトラジェクトリを得た。更に長時間のシミュレーションを5本実行したところ、内2本についてFRが回転する様子が見られた。このことから、FRが終状態に至るプロセスの中で、大きく回転しながら侵入するという予想外のプロセスがある可能性が示唆された。回転を生じたトラジェクトリにおいては、ERK2結合ポケット内のアミノ酸である98番目のグルタミン(Q98)、160番目のアスパラギン酸(D160)が、FR中の窒素原子と強く相互作用しており、回転の駆動力を生じさせている可能性が示唆された。これらの相互作用は、終状態における1 μsのMDシミュレーションでは見られないことから、プロセス初期においてのみ観測される相互作用であることが示唆された。【今後の方針】(1)ERK2のQ98、D160をアラニンへ置換した変異体を発現し、SPRを用いた熱力学的パラメータ測定を行い、野生型のERK2と比較を行うことで、シミュレーションで見られた回転の現象のin vitroによる説明を試みる。(2)FRが結合ポケットへ侵入してから終状態へ至る全過程の長時間MDシミュレーションを実行し解析を行う。 続きを読む
本選考のES一覧はこちら
インターンのES一覧はこちら
※掲載されている情報は、あくまでも投稿者による当時の経験談です。最新の情報とは異なる場合があります。また、就職活動においては、選考フローや選考内容が人によって異なる場合がありえます。本情報は、あくまでも一個人の経験談、一つの結果として、参考としていただけますと幸いです。
※当サイトでは品質の高い情報を提供できるよう努めておりますが、掲載されている情報の真偽や正確性につきまして、当サイトは責任を負いかねます。コンテンツの投稿ガイドラインに関しては 投稿ガイドライン をご参照ください。なお、問題のあるコンテンツを見つけた場合は、各コンテンツの「問題のあるコンテンツを報告」のリンクから報告をお願いいたします。

大塚製薬株式会社のES

メーカー (化学・石油)の他のESを見る

塩野義製薬株式会社

メディカル総合職
24卒 | 非公開 | 非公開
通過
Q. 資格欄では示せないご自身のスキルを、そのレベルも含めて列挙してください。使用できる実験器具名、MicrosoftやAdobeなどのソフトウェア、プログラミング言語、検定で証明できない言語(以前住んでいた国の言葉や趣味で覚えた言語など)、あるいはその他趣味や得意なことなど、何らかの形でビジネスに結びつくことがあるのかもしれないと思ったものは何でも結構です。例)Excelで簡単なマクロなら組むことができる、実験器具◯◯は人に教えられるレベル、中国語ネイティブ、LINEでスタンプを自作して販売している、Final Cut Proで編集して動画投稿サイトにアップしているなど(200字)
A.
問題を報告する
公開日:2024年2月15日

大塚製薬の 会社情報

基本データ
会社名 大塚製薬株式会社
フリガナ オオツカセイヤク
設立日 1964年8月
資本金 200億円
従業員数 5,761人
売上高 5970億9300万円
代表者 井上眞
本社所在地 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2丁目9番地
電話番号 03-6717-1400
URL https://www.otsuka.co.jp/
NOKIZAL ID: 1130433

大塚製薬の 選考対策

就活会議 就活会議株式会社は、 有料職業紹介事業者として厚生労働大臣の認可(許可番号 :13-ユ-312872)を受けた会社です。
人材紹介の専門性と倫理の向上を図る 一般社団法人 日本人材紹介事業協会に所属しています。
当社は 東京証券取引所 、 福岡証券取引所 の上場企業であり、ユーザーと事業者のマッチングDX事業を展開している ポート株式会社 のグループ会社です。
(証券コード:7047)
運営会社:就活会議株式会社/所在地:東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー5F

就活会議を運営する就活会議株式会社は、届出電気通信事業者として総務省の認可(許可番号 :A-02-18293)を受けた会社です。