18卒 本選考ES
研究職
18卒 | 東京大学大学院 | 男性
-
Q.
<第一志望>をお選びください。
-
A.
分析・医薬品品質評価 続きを読む
-
Q.
<第二志望>をお選びください。
-
A.
生物 続きを読む
-
Q.
なぜ製薬会社の研究職を志望したのですか、その理由を記入してください。200文字以下
-
A.
私は、小学3年生の時に大腸癌で祖父を亡くしました。その後、小学5年生の時に、母にも大腸にポリープが見つかり、入院することとなりました。幸い、癌化は見られませんでしたが、祖父の死や、抗癌剤治療で苦しむ方についての番組を目にしたこともあり、とても不安な気持ちを覚えました。その経験から、多くの癌患者を救うことができる、副作用の少ない薬の開発に携わりたいと強く思うようになりました。 続きを読む
-
Q.
『第一三共株式会社』の一員として新たに『挑戦』したいことを、これまでの経験をふまえ具体的にご記入ください。
-
A.
私は、研究室配属後一年目は、膜蛋白質の発現・精製系の構築、安定性評価、リポソームとの反応の熱力学解析に取り組み、2年目はコンピューターシミュレーションと熱力学測定を組み合わせた低分子化合物—蛋白質間相互作用プロセスの解明のテーマに取り組んできました。このことから、貴社の強みである低分子医薬品のin vivo、in silico両面から、作用メカニズムの解析及び高分子医薬品の安定性評価を行い、新薬の確実かつスムーズな臨床段階への移行に貢献したいと考えます。将来的には、自身の持つ専門性を深めるのみならず、他の専門性を持つ研究者や海外の研究室などとも積極的にコラボレートすることにより、抗体医薬やペプチド医薬、核酸医薬など幅広い分野について理解を深め、ADC技術に続くような、副作用を低減しながらより強力な薬剤が使えるような新技術の開発に挑みたいと考えています。 続きを読む
-
Q.
チャレンジシート 学生時代に、学業以外で頑張ったことをA4用紙1枚でご記入ください
-
A.
私は高校生時代、勉強中心の生活を送ってきました。より多くの人と関わりたいと思い、大学1年生の夏休みに、東日本大震災で被災した福島県の中学校で、宿題などの勉強を教える10日間のボランティアへ参加しました。 私以外のメンバーは皆大学3年生以上で、不安を感じながらのスタートでしたが、宿へ向かうバスの中で隣の席の人と会話をするうちに、少しずつ会話の輪が広がり、宿へ着いた時には、全員で裏山の散策へ行くほどに親睦を深めることができました。 私は、先輩とともに中学1年生のクラスを担当することになりました。参加した生徒は5人と少なく、入学して間もないこと、また、震災の影響から友人が他県へ引っ越してしまったこともあり、生徒同士の仲はあまり親密ではありませんでした。そこで、勉強を教えるのみならず、クラスの一体感を生むことも課題となりました。私は初め、積極的に話しかけにいくことができず、質問されるのを待っているばかりでした。ボランティア経験のある先輩に促される中で、次第に自信が持てるようになり、3日目には5人全員と勉強や趣味の話ができるようになりました。それからは、皆に話しかける割合がなるべく均等になるように注意し、5人に共通の話題を探すことを常に意識しました。しかし、生徒同士の仲を深めようにも、当時は体育館が使えず、体を動かして遊ぶことが難しい状況では、思うように交流を促すことはできませんでした。勉強を見るうちに、共通して計算と漢字に不安があることに気付き、夜のミーティングで、ゲーム形式で競争しながら漢字・計算を学ぶことを提案しました。いくつかの案を先輩と実際に試してみて、勉強につながる内容でかつ盛り上がった2種類のゲームを導入しました。特に、4枚のトランプの和差商積をとり10を作る速さを競うゲームが好評で、繰り返し行ううちに生徒同士の間に会話が生まれるようになりました。 帰りの電車の中で、海辺に散乱した瓦礫と、それを集めているボランティアらしき人々の影を眺めながら、先輩が「以前参加したボランティアでは、もっとひどい被害を受けたところで瓦礫の撤去や炊き出しをした。そこではあまり楽しかった記憶はない。」と話すのを聞いて、私は震災後に頑張っている人々のほんの一面を見たに過ぎないということを感じました。 当時から5年が経ちましたが、震災のニュースを目にするたび、困難の中頑張っている生徒たち、10日間を共に過ごしたボランティアの仲間のことを思い出します。ボランティアを経て更に強くなった「困っている人の役に立ちたい」という想いを、今後も忘れることなく生きてゆきたいと思います。 続きを読む