20卒 インターンES
技術職
20卒 | 関西大学大学院 | 女性
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Q.
化学メーカーでの理系社員の仕事についてのイメージ
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A.
化学メーカーでは、研究開発、生産技術、品質管理、知的財産だけでなく、営業職にも理系社員の方がいて、仕事の幅が広いイメージです。したがって、ジョブローテーション等のシステムがあれば、技術職で培った専門知識を生かしながら営業職でも活躍できるのではないかと思います。また、大学時代とは違う分野の研究に取り組んだり、一つではなく様々なテーマの研究に関わったり、海外で活躍する方がいたり、どの部門の方もチャレンジ精神を持って仕事をしているイメージです。他にも、部署や部門を超えて知識や技術力を共有したり、問題解決に取り組んだりと、一つのチームとして協力し合い、個々が責任とやりがいを感じられると思います。 続きを読む
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Q.
研究テーマ
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A.
私の研究テーマは【多糖複合ゲルによる歯科材料の開発】です。天然由来の多糖を使用して、歯周病治療のためのゲル開発を行っています。歯周病は、歯周ポケットに細菌が入り炎症が進むことで、歯を支える土台である歯槽骨を溶かしてしまう炎症性の感染症です。治療するには、歯周ポケットに抗菌性を有するゲルを詰め炎症を防ぐ必要があります。私はその詰め物として相対するイオン性基を有する二種類のポリマー、モノマー間においての静電相互作用による架橋から形成されるゲルに注目しました。一般的に有毒とされている架橋剤を必要としないため理想的な医療用ゲルとしても知られています。しかし、治療期間中の細菌増殖を抑制できないという欠点がありました。そこで本研究では、シグナル分子による細菌間の情報伝達システム(クオラムセンシング機構)に注目し、細菌遺伝子の発現を制御できる、環状オリゴ糖のシクロデキストリン(CD)を使用したゲルの調製を試みました。現在では、CDにアニオン性のカルボキシメチル基を導入したアニオン性CDの合成と、それを用いた静電相互作用による架橋ゲルの調製に成功しています。今後は安全性を評価するために細胞試験を行う予定です。 続きを読む
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Q.
得意科目と理由
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A.
材料化学です。高校時代に実験でスーパーボールを作ったとき、素材の持つ可能性を引き出し、新たな材料を創造出来ることに面白さを感じました。測定結果から考察を立てて、調製条件を検討することが得意です。 続きを読む
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Q.
趣味、特技
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A.
14年間続けているバスケットボールです。筋力や精神力はもちろん、チームワークの大切さを実感することができます。試合に出るため自主練習をし、3Pシュートという自分の武器を見つけることができました。 続きを読む