- Q. 志望動機
- A.
戸田建設株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒戸田建設株式会社のレポート
公開日:2019年7月25日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 事務系総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
ゼネコンはほとんど同じことをやっており(建物を建てる)、企業ごとの違いを見い出すのが難しいにもかかわらず、戸田建設の選考では「なぜこの会社なのか」ということを聞かれた。この答えをパッと出せるようにしていなければ、戸田建設の選考を進んでいくことは難しい。ではその違いをどこで見つけるかというと、「ゼネコンが集まる建設業の合同説明会」がおすすめ。これは毎年就活解禁直前の2月頃に開催されており、その場でゼネコンのみを比べることができると思う。参加企業もスーパーゼネコン4社・(戸田建設を含む)準大手はほぼ全てなので比較には十分だと感じた。また、キャリアプランなどは戸田建設のHPを入念に見れば立てられると思う。
志望動機
私は将来、「インフラを支えその発展に貢献したい」と考え、ゼネコンを志望しています。中でも戸田建設は、病院や学校・山岳トンネルなど社会性・公共性の高い分野に強みを持つとともに、建設業の枠に囚われず新規事業にも挑戦されています。「社会のインフラを支えその発展に貢献する仕事がしたい」と考える私にとって、社会貢献につながる仕事が多く若手のうちから様々な経験を積むことができる貴社であれば、いち早く成長し私の想いを実現できると感じたからです。「インフラを支えその発展に貢献したい」と思ったきっかけは、幼い頃、父が現場事務を務めるトンネルを見学する機会がありました。「トンネルを掘ることで新幹線が通り、新しいインフラになる」と聞き驚いたと共に将来は「インフラを支えその発展に貢献する仕事がしたい」と考えるようになりました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
志望動機(ゼネコン、中でも当社を志望する理由)を教えてください。/当社で、取り組んでみたいことを教えてください。/あなたの「強み・長所」を教えてください。またそれを当社でどう活かしますか。
ES対策で行ったこと
それまでにほかの業界の選考を受けていたので、それを基にゼネコン向けに改善していった。また、先輩のESを参考にした。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
バイトの先輩からもらったSPIのテキストを繰り返し解いた。まちがえた都度復習し、2周した。
WEBテストの内容・科目
玉手箱。言語・非言語。英語はなし。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事課長/課長代理
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
途中、趣味の話から微妙な雰囲気になってしまうこともあったが、一番は最後に時間をもらい、自分の想いを今一度言葉で伝えたことだと思います。
面接の雰囲気
面接官の課長代理(女性)はとても優しい笑顔でうなずいてくれた。課長はずっと難しい顔をしていたが、総じて和やかだった。
1次面接で聞かれた質問と回答
当社で、取り組んでみたいことを教えてください。
御社に内定をいただきましたら、入社後は作業所事務を経験し、将来的には「現場に寄り添う」営業になりたいと考えています。会社の顔である営業として戸田建設を引っ張って行くことで志望動機でもお話しした「インフラを支えその発展に貢献する」という私の想いを実現させたいからです。具体的に「現場に寄り添う」営業とは、説明会の後の座談会で営業の方とお話しさせていただいた際に「お客様に寄り添う」のはもちろん、現場に無理をさせないことも大切とお聞きしました。私が営業になった暁には、作業所事務で現場での知識と経験を活かし、現場と連携することで、会社の外でも会社の中でも会社の顔となれるような営業になりたいと考えています。
あなたの「強み・長所」を教えてください。またそれを当社でどう活かすか。
「興味をすぐ行動に移すチャレンジ精神」です。学生時代、株式投資に興味を持ち取引を始めました。最初は思うようにいかず、知識を付けようと決算書を読みましたが理解できなかったため、企業会計を学ぶために日商簿記2級を目指しました。それまで電卓すら触れたことがなかったため苦労しましたが、実際の貸借対照表と見比べながら勉強することでモチベーションを保つなどの工夫を凝らし、一度で合格することができました。この結果、会計の基礎知識を身につけることができ、投資での判断軸の一つとして使えるようになりました。私にはこの強みによって得られた経験や知識が他にも多くあり、挑戦は自分をレベルアップさせ選択肢を広げるものだと感じています。入社後は二年ごとのジョブローテーションで持ち前のチャレンジ精神とやり抜く力を活かし、様々な業務を能動的に経験することで成長を続け、本配属後は組織の動力となって貴社に貢献いたします。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 専務/人事本部長(事務系No.2)/人事部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
なぜゼネコン、なぜ戸田建設ということを、自分の生い立ちのところからはっきりさせておくとよいと感じた。人事部長の言葉がHPに載っているのでそれを参考にしたのも印象が良かったと感じた。
面接の雰囲気
面接前は控室に通され、他の学生と一緒になった。これが少し煩わしかった。面接は一番最後だったので、面接官は疲れていたが、熱意だけ伝えようという想いで挑んだ。
最終面接で聞かれた質問と回答
学生時代力を入れたことは。
ボーイスカウトでの指導者の活動です。私は小学生のころから続けてきたボーイスカウトで現在中学生年代を束ねる指導者として、プログラムの企画・運営を行っています。指導者になったばかりの頃は、知識不足経験不足から子供たちに受け入れてもらえませんでした。それでも、今まで自分を育ててもらったボーイスカウトに恩返ししたいとの思いで、「一方的ではなく子供たちとの話し合いを通して魅力的なプログラムを企画する」「子供たちの立場に立ち常に対等な立場で接する」という二つのことを心がけました。加えて、他の指導者からのアドバイスや積極的に参加した指導者研修の内容を活動に反映していくことで少しずつ指導者として受け入れてもらえるようになりました。この経験を期にコミュニケーションの大切さを感じ、日常生活でも常に意識するようになりました。また、この活動では保護者の方や指導者の先輩方など様々な年代の方とのコミュニケーションが必須であり、コミュニケーション力が私の強みの一つと感じています。
ゼミでの研究内容について教えてください。
3年次のゼミナールでは「会社員の平均年収は企業のどのような要素で決まるのか」というテーマで研究に取り組み、約1200社の平均年収・離職率・従業員数・純利益といったデータをCSR企業総覧や就職四季報などから集め分析しました。このテーマに決めた理由は就職活動において年収が重視されており、この結果をゼミで共有することで自分や友人たちの就職活動の一助になると考えたからです。紙のデータを電子化することに大変苦労しましたが、分析を進めると「資本金が多く離職率が低い」企業ほど平均年収が高くなる傾向が読み取れました。年収は就職活動において判断軸の一つに過ぎませんが、4年次の卒業論文では平均年齢などのデータも考慮に入れることでより正確な分析を行い、今後就活生の参考になるような研究をしたいと考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
自分は内定の連絡後すぐ承諾したが、4月いっぱいは待ってくれるということを言っていた。承諾後は承諾書を会社まで書きに行く。
内定に必要なことは何だと思うか
ゼネコンを志望するなら、なぜデベロッパーではなく建設業なのか。なかでもなぜその会社なのかをはっきりさせることが一番のカギだと思う。これは一番難しいが、合同説明会や個別説明会に行けば自ずと答えは出ると思う。この答えさえ出てしまえばあとは内容を詰めるだけ。また、比較的選考が早く、さらにはスピーディーなので、入念な準備(ほかの企業で面接を受けて練習)することや、日程に余裕を持たせることが重要になってくると感じた。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
面接での熱意・受け答えが分かれ目と感じた。優秀な人であっても熱意がなければ落ちるし、熱意があっても受け答えができていなければ落ちる。面接への充分な準備、最後に熱意を伝える時間があるのでそこで熱意を伝える(準備をしていく)、これができればタイミングによるが内定は出ると思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
面接が2回しかないものの、1次面接は案外通る。逆に2次(最終)面接はあまり受からない。この間は3日から4日なので、そこで十分準備する必要がある。準備とは面接のシュミレーションのことで、大学のキャリアセンターなどに行くことをお勧めする。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者は内定者サイトに入ることができ、懇談会なども開かれる。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 20代の成長環境
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- 給料・待遇
入社を迷った企業
鈴与株式会社
迷った会社と比較して戸田建設株式会社に入社を決めた理由
業界自体で志望度が異なり、もともと物流よりもゼネコンの方が志望度が高かったから。なぜかというと、やっていることがゼネコンの方がダイナミックであり、給料も高く福利厚生もよかった。自分自身はホワイトな会社に勤めたいというより、いっぱい働いていっぱい稼ぎたかったからそういう決断に至ったのだと思う。社風も「真面目」な人が多いと感じたので、自分をより高めるという意味でも、より成長環境が整っている戸田建設を選んだ。
戸田建設株式会社の選考体験記
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戸田建設の 会社情報
会社名 | 戸田建設株式会社 |
---|---|
フリガナ | トダケンセツ |
設立日 | 1936年7月 |
資本金 | 230億円 |
従業員数 | 6,826人 |
売上高 | 5224億3400万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 大谷清介 |
本社所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目7番1号 |
平均年齢 | 44.1歳 |
平均給与 | 841万円 |
電話番号 | 03-3535-1354 |
URL | https://www.toda.co.jp/ |
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