16卒 本選考ES
技術職
16卒 | 広島大学大学院 | 男性
-
Q.
研究テーマの意義(社会的、科学技術的)についてご記入ください (学部学生は、どのような研究をしたいかをご記入ください)
-
A.
私の研究は分子磁性体の工業利用を後押しする意義があると考えます 残念ながら分子磁性体は工業的には未だに実用化には至っておりません。なぜなら化学合成で作られるため、工程が複雑になり、無機磁性体にくらべ製造コストが大きいためです しかし、製造コストを回収できるほどの付加価値をもつ分子磁性体を開発できれば、工業的にも利用されるようになると考えます。 私は分子磁性体でしかできない機能をもった磁性体を開発し、工業利用の可能性を開拓することで、広く社会に貢献することを目的に研究を行っています。 続きを読む
-
Q.
研究テーマの中でのあなたのオリジナリティ(ご自身が考え、実行したこと)をご記入ください
-
A.
キラリティを分子の骨格に直接導入するのではなく、結晶溶媒として磁性体の結晶に導入するアイディアが私の研究のオリジナリティです。分子の骨格にキラル炭素を導入するためには、高価なキラル試薬や、高度な合成技術が不可欠になります。私はこのような不便さを解決したいと考え、天然に存在するキラルなテルペン類を用いた結晶へのキラリティ導入を思いつきました。この方法は、キラルでない骨格の分子磁性体に安価かつ簡単にキラリティを導入できるため応用範囲が広く、分子磁性体の実用化の可能性に貢献するものだと考えています。 続きを読む
-
Q.
研究を進める上で心掛けていることをご記入ください
-
A.
実験の成功、失敗について「なぜなのか」を常に考えることを心がけています。 続きを読む
-
Q.
研究テーマ以外で力を入れて勉強してきたことをご記入ください
-
A.
今後コミュニケーションのツールとして不可欠な英会話の勉強を行っています。 続きを読む
-
Q.
志望動機をご記入ください
-
A.
私が貴社を志望する理由は、高機能な素材を通じて、人々の暮らしを豊かにしたいからです。 貴社は排気ガス浄化触媒として用いられる合成ゼオライトや歯科材料などに用いられる高硬度なジルコニアをはじめとして、私たちの豊かな暮らしに貢献する高機能な素材を数多く手がけています。 私は物性開発の研究室に所属しており、有機、無機の合成だけでなく、X線結晶構造解析や各種分光学などの物性測定も得意としています。この強みを活かして、貴社の高機能材料事業部で研究開発を行い、貴社の素材の価値をもっと向上させ、人々の暮らしを豊かにする力になりたいと考え、貴社を志望しました。 続きを読む
-
Q.
学業以外で力を入れてきたことをご記入ください
-
A.
私は学生時代、大学図書館の事務のアルバイトをがんばりました! 私はアルバイトを行う中で、自分の力で解決できる問題はないかと常に考えて仕事を行いました。 例えば昨年度大学図書館が自動貸出機を新しくした際、バーコードで読み取るタイプの利用者証が、正常に認識されない問題が発生しました。私は注意深く機械の動きを観察し、利用者証の素材が薄すぎ、バーコードを読み取るレーザーが透過してしまうため機械は利用者証が置かれたことをうまく認識できていないということ発見しました。そこで利用者証の素材を、光を通さないものに変更することを提案し、これを解決しました。 続きを読む