
23卒 本選考ES
生産研究コース
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Q.
学生時代に力を注いだこと(400字以内)
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A.
研究室内で初の「〇〇」に挑戦し、予定よりも短期間で研究目標を達成した。限られた期間で成果を出すためには、主体的に学び着実に研究を進める必要があると考え、以下の2点に取り組んだ。1点目は、実験ごとに考察をしっかりと行うことだ。そのために、週2、3本ペースで論文を読み専門知識を身につけ、自身の考えを持った上で積極的に教授とディスカッションを行なった。2点目は、長期目標と毎日の実験計画を立てたことだ。いつまでに何を達成するのかを長期目標として設定し、それをもとに毎日の実験計画を立てた。予想と反した結果になった際はその原因を深く分析し、実験計画を修正しながら研究を進めた。この結果、通常は1つの〇〇に1、2年は要するところ、7ヶ月で〇〇することができた。この経験から、目標を達成するためには先を見据えた細かい目標設定と、地道な努力を継続することが重要であると学んだ。 続きを読む
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Q.
志望動機(400字以内)
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A.
貴社を志望する理由は2点ある。1点目は、おいしさを成分レベルで追求し、人々に新たな価値を届けたいからだ。幼い頃、家族みんなでカルピスを作った楽しい思い出が強く残っており、「おいしさ」が生み出す時間の尊さを実感した。この経験から、食だけが持つ「おいしさ」の価値を自らの手で創り、人々に感動を届けたいと考えた。2点目は、長年愛される商品を大切にしながら新しいおいしさを追求する情熱に魅力を感じたからだ。創業当時の「カルピスらしさ」を守りつつも、新たな価値を探求し魅力を発信し続ける姿勢に感銘を受けた。そんな貴社で、自身の研究分野を生かして抽象的なおいしさの根拠を成分分析により明らかにし、今はないおいしさを実現したい。貴社が長年培ってきたお客様の思い出の中にある「おいしさ」を保ちつつ、おいしさの要因となる素材を組み合わせて独自のフレーバーを持つ飲料を開発し、人々の愛情や絆が深められる瞬間を創りたい。 続きを読む
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Q.
就職先を選択する上で重視する点(300字以内)
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A.
重視する点は2つある。1点目は、食を通して人々の幸せに貢献するものづくりができることだ。カフェでのアルバイトで調理と接客に携わった経験から、自分が作ったものを他者に「おいしい」と言ってもらえた時にこの上ない喜びを感じた。自らが創ったおいしさを通して多くの人々に幸せを届けることが、仕事の大きなやりがいにつながると考える。2点目は、周囲と高め合い成長できる環境であることだ。研究室に同期がおらず、他の研究室の同期と日常的に研究の進捗状況を共有することがお互いの原動力となっていた。周囲の人と切磋琢磨し取り組める環境に身を置き、私の強みである「目標の達成に向けて努力を継続できる粘り強さ」を活かしたい。 続きを読む
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Q.
専攻の研究課題(400字以内)
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A.
〇〇中の色素化合物〇〇の生成について研究している。〇〇の色は、製造工程で〇〇中の〇〇と〇〇が反応して生成した色素化合物により決まる。主な色素は、不規則で巨体な分子構造を持つ〇〇であり、構造解析は困難である。一方で、〇〇は構造解析が可能とされている。〇〇の色は嗜好性に大きく影響するものの、着色反応の多くは未解明である。そこで、先行研究により〇〇中に微量に含まれていることが明らかになった〇〇である〇〇に着目し、その生成経路の解明による〇〇の着色機構の理解を試みた。具体的には、〇〇と〇〇を混合し、〇〇を生成した際に生まれる複数の前駆体を精製したのち、構造解析を行なった。現在、1つの〇〇を同定することができた。本研究は、〇〇の最終的な色素化合物の量を調節することを可能にし、より見た目の優れた加工食品の開発に役立つと考える。 続きを読む