【20卒】兼松の冬インターン体験記（文系/広域採用）No.6542（2019/6/25公開）

商社の代表的なビジネスである、"トレーディング"と"事業投資"についての理解が深まったことは、参加して良かったと思うことである。また、商社パーソンや商社を志望する学生の雰囲気を肌で感じとることができたことも、参加して良かったと思うことの1つである。

あまり有効になることはないと思うが、就活会議やONE CAREERなどで、このインターンシップについて調べたり、商社ビジネスについて調べておくと、より学びは大きくなると思う。

この企業で働いている自分を想像できなかった主な理由は、正直に言って、商社パーソンの雰囲気と自分の雰囲気が、マッチしているとは感じなかったからである。商社という形態上、事業領域も広く、ビジネスモデルとしても面白いなとは思ったが、商社特有のイケイケな感じはあまり自分には刺さらなかった。

本選考で内定が出ないと思った理由は、商社に受かりやすい学生の属性として、3つ考えられるが、そのどれも自分に当てはまるとは思わなかったからである。ちなみに私が考える3の属性は、①留学経験や帰国子女など、外国語が使える②体育会系の学生である③頭が良い、である。

インターンシップの参加のよって志望度が下がった理由は、社員や学生の雰囲気からして、自分とは合わないだろうなと感じたからである。トレーディングのワークを通じて、商社ビジネス自体はかなり、理にかなっていて面白いなと思ったが、雰囲気が合わないのは如何ともし難い問題なので、志望度は下がった。

本選考での優遇はないと感じたからである。ただ仕事内容への理解は、インターンシップを通じて高まるので、そういった意味合いにおいては、有利になると言っても良いかもしれない。

マイページを通じて、イベントなどの案内は来るが、インターンシップ参加後の社員や人事からのフォローは一切ない。

コンサルティング業界やSIer業界をメインに見ていた。それでも、1回しかない就職活動の中で、できる限り様々な業界・企業を見てみたいという好奇心から、部品メーカーやゲームメーカー、金融などのインターンシップにも参加していた。大企業志向はなかったが、短期のインターンシップを開催している企業となると、そこそこ体力のある企業に限定されるので、結果として大企業のインターンシップに参加することが多かったと感じる。

もともと商社の雰囲気には、合わないだろうなと思いながら、参加したインターンシップであったので、志望企業・志望業界への変化はなかった。それでも、商社ビジネス自体は、とても面白いと感じたので、なぜ自分がそう感じたのか考えてみることは、自己分析の一環として行った。それ以外の、自分の就職活動への影響はなかったと思う。