21卒 本選考ES
SE
21卒 | 日本女子大学 | 女性
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Q.
当社を志望する動機は何ですか。600字
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A.
私は、日本が抱える少子高齢化社会の問題の中で、社会保障費の削減を図る仕組み作りの必要性を強く感じている。少子高齢化社会に伴い増加する社会保障費は、年々、政府の財政を圧迫し日本の社会において重大な問題になると考える。ゆえに、社会保障費すなわち医療費を圧縮することを可能とするシステム開発に携わりたい。例えば、全国の病院のデータの取得を行い、そのデータを病院間で流通・活用できるというシステムである。これを行うことにより、通院や検査の回数、そして患者の数を減らすことを可能とし、結果として医療費の削減に繋がると考える。これと同時に、高齢者の精神的・経済的負担を減らすことを可能とする。その一方で、この様な医療システムを発展途上国で展開し海外マーケットの獲得することで、少子高齢化時代を海外での利益創出で乗り切ることも必要である。 貴社では、既に医療において「病院情報システム」を展開しており、まさしく私の想起するシステムを実現できる場であると認識した。また、このシステム開発をする上で「高齢者の幸福とは何か」や「高齢者とは何か」といった定義や思想が必要になると考える。私が勉強している人文学では、人間の生活の根源を考えている。そういった勉強の成果も、定義や思想を考える上で貢献できると考える。以上のことから私は貴社を志望する。 続きを読む
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Q.
システムエンジニアを目指したきっかけは何ですか。400字
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A.
少子高齢化がもたらす様々な問題をシステムの改善や開発を通じて、解決することに携わりたい。 例えば、日本のモノづくりを支える貿易物流業務の効率化である。少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少の中、貿易立国である日本の国際的地位を維持するには、輸出入に伴う諸手続きの効率化が必要である。そのため、より迅速に貨物情報を処理できる輸出入通関システム開発と人手不足を補うためのシステムのバージョンアップをしたい。また、物流の維持も重要な課題である。将来、ますますトラック運転手が不足すると考えられるが、これを安心安全な自動運転の実現で克服する必要がある。そのための自動車運行管理システムを開発することが必要ではないか。 こうした問題にかかわるSEは、直接社会に貢献することを可能とし、社会における自分の位置づけや必要性を日々の仕事を通して実感することができる職業であると認識している。以上のことから、SEを志望する。 続きを読む
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Q.
学生時代に打ち込んだことは何ですか。600字
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A.
韓国を題材として、国際関係の勉強に打ち込んだ。また、大学二年の夏、単身ソウルに渡り全国経済人連合会(日本の経団連に相当)で三週間勤務し、韓国青年就職支援事業「Kムーブスクールプロジェクト」に携わった。そこでは、韓国学生の日本での就職を念頭に、提供する情報を日本の学生の視点から見直す作業と日本企業との連絡調整業務に従事した。現場では、唯一の日本人であり、最年少のメンバーとして、若者の観点からプロジェクトを進められると考え、業務に着手した。その中で私は、異文化かつ新しい環境の中で自分の場を形成する力を得ることができた。また、三週間の韓国生活の中では、異国の地で数ある突発事項に独力でどれくらい対応できるかを試してみたいと考えた。私自身大学で、日韓関係や韓国語を学んでいたため、韓国でこれまでの勉強を応用し生活することに挑戦したかったからである。その中で、史学科の人間として、韓国の組織と日本の組織との意思の疎通、韓国の組織内での韓国人との意思の疎通を実践することで、似通った文化圏の国同士ならではのコミュニケーションの難しさを実際に感じ、近現代の日韓関係を追体験した。その結果として、韓国人と日本人は、感性が似ている部分も少なくないという知見を得た。こうした気づきは、今後、ますます多くなるであろう諸外国とのコミュニケーションへの構えを作ることにつながるのではないかと考える。 続きを読む