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- A.
株式会社日立ハイテクの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社日立ハイテクのレポート
公開日:2020年7月20日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- エンジニア
投稿者
選考フロー
企業研究
私は半導体装置の分野で内定をいただきました。
元々半導体装置業界を志望していたこともあり、レーザーテックやDISCO、ニューフレアテクノロジーなどの選考にも参加していました。そのため、日立ハイテクのみを調査、分析するようなことはしていません。逆に言えば、半導体装置業界の特製(日系企業が装置ごとにどれほどの世界のシェアを握っているか、この業界特有の4年おきに訪れる景気の波”シリコンサイクル”を理解すること)などは知っていた方が、選考に参加する説得力につながると思います。
それから、選考の時に「なぜ日立製作所本体ではなくてうち(日立ハイテク)なのか」という質問も受けました。日立ハイテクの技術系でしかできないことは「ハイテク産業(半導体産業)でのエンジニアのキャリアが積めること」だと私は答えました。もちろん、多様な意見があるとは思いますが企業研究をする上で「日立ハイテクを選ぶ理由」は必ず問われるので、半導体装置業界についての知識や、親会社である日立製作所の存在はきちんと抑えておくといいと思います。
志望動機
私はエンジニアになり、世の中により良いものを提供したいという思いがあります。私は幼い頃からものを作るのに夢中になってきました。大学ではMEMSミラーという極小の駆動ミラーを作り動かしています、MEMSプロセスを実際に行った経験から、半導体を製造・検査する装置の複雑さと高い性能に興味を抱きました。半導体装置を扱う貴社のもとで、エンジニアとしての一歩めを踏み出したいという思いのもと、今回応募させていただきました。
また、仕事内容以外の動機としては私の実家が勤務地である工場に近いところも大きなポイントです。長男である私は将来高齢化した両親の面倒を見る立場になります。その際に、実家の近くで働けるのであれば、安心して仕事にも打ち込めると思います。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
他社の選考でも何度も経験があったので特に行った対策はない。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
アルバイト経験で語った「主体性」が身についた過程を分析し、現在の自分にどう反映しているかを理論的に話せた体と思う。
面接の雰囲気
Web面接。面接をメインで進めてくれたのは物腰の柔らかい壮年の男性でした。こちらの発言を丁寧に聞いていただき、話しやすい面接でした。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代頑張ったことを教えてください。
私は飲食店のアルバイトに力をいれて取り組みました。
私は大学1年生の冬から現在まで同じ居酒屋でアルバイトを続けています。仕事内容は接客業務で、注文を取ったり、お会計をお預かりしたり、予約電話の対応などをしていました。
アルバイトを始めた頃は、右も左もわからないような状態で仕事をさせられ、ミスばかりしていました。当然社員さんからも毎回叱られ、バイトに行くたびに自分の無力さを突きつけられているような気がしていました。しかし、「言われる前に動く」ということをモットーに仕事に取り組んだ結果、仕事が楽しくなり、周囲からの信頼を得ることにもつながりました。
今では、受け身で消極的だった自分を変えてくれた、掛け替えのない経験となっています。
(逆質問)どうして「言われる前に動く」ということを決意したんですか?
友人に、私が怒られている理由を他の人に尋ねた結果、「自分から動かないといつまで経っても新人扱いのままだよ」ということを聞いたからです。その言葉を聞いて、私はいつも言われてからしか動けない受け身な人間であるということを知りました。その時から、「自分から動いて社員さんを認めさせよう」とやる気になりました。
ここで、「知ったから、変わることができたということですね?」といった質問を面接官からいただきました。
はい、私は人が変わるにはまず「自分の欠点を認める」というプロセスが必要不可欠であると考えています。欠点を認め、受けいれ、そこから変わろうと努力することができると思っています。
このような形で学生時代に頑張ったことについて話しました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 技術系部長クラス
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
研究内容を専門外の人にもわかりやすく説明できたことが良かったと思う。この会社は技術に重きを置いているので、しっかりと自分の研究内容を理解し、人に話すことができるかどうかが問われていると感じた。特に研究の「研究領域の課題」「目的」「手法」「自身の研究の課題」を明確に言葉にすることは必要だと思う。
また、今回は感染症対策で日程管理が通常と違い、面接の合否に関しては通常メールだが、例外的に電話で連絡を取っていると伝えられた。
面接の雰囲気
面接官の雰囲気は結構厳しかった。しっかりと追求をしてくる人で、私のパーソナリティを審査しようとしているのが伝わった。
2次面接で聞かれた質問と回答
研究は何をしていますか。
私はMEMSマイクロミラーの研究を行っています。MEMSマイクロミラーとは、直径1mmほどの小さな鏡で、MEMSプロセスを用いて製作されます。用途としてはプロジェクタの配光素子などが挙げられます。私の研究目的は共同研究を行っている企業の要求する性能を達成するMEMSミラーの開発です。性能の向上にはデバイスの物理的な特製を理解し、寸法ごとに性能に与える影響を数値化することが必要不可欠です。そのために私は構造力学やコンピュータによるシミュレーションを用いた構造解析のスキルを磨いています。また、実際にクリーンルーム内でMEMSプロセスを行っています。使用装置はフォトリソグラフィーとエッチングなどが多いです。
現在の研究のネックはどこですか?
現在の研究のネックはMEMSミラーの理論的な考察だけでは要求の性能に到達しないことが判明しつつあることです。現在の製作プロセスのままでは、理論的な最高性能を記録するデバイスが製作できたとしても、(共同研究先の)要求には達しません。そのため、MEMSプロセスから見直し、性能の壁を打破する画期的なアイデアが求められていることが現在の課題です。
アイデアはいくつか挙がっており、それらは実際に可能なのかを1つ1つ検討し、達成可能性の一番高そうなものの理論的な検討を行っています。1つは層堆積を使う手法です。デバイス表面に何らかの層を堆積してやり、それらの内部でエッチング反応を起こすことで飛躍的な性能の向上が見込めます。現在はこの手法についてチームと会議しています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 不明。部長クラスかそれ以上だと思われる
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
海外赴任に対しての積極性、また「技術」を大事にしている態度が一貫していたことが評価されたと思います。
面接の雰囲気
非常に和やかだった。あえてリラックスさせて、学生の普段の姿を評価するような意図があるようにも感じた。
最終面接で聞かれた質問と回答
チームで何かを成し遂げた、あるいはチームに貢献した経験はありますか
私にとってチームワークとは、共通の目標を達成するために集団に必要なものだと考えています。そして、目標達成に対して必要なチームの力は、「個人の力の向上」と「役割分担の最適化」によって向上すると考えています。私は「個人の力の向上」という形でチームに貢献した経験があり、それを話させていただきます。
私は学生オーケストラで活動をしていました。年2回行われる演奏会の成功を目指して、90人ほどいるメンバーで週3回の合奏練習に打ち込んでいました。私は入団した当初は技術的に拙く、同期メンバーの中でも一番劣っている自覚がありました。そんな自分を変えたいと思い、2つ上の先輩に個人的なレッスンをお願いし、それとは別に毎日10分でもいいからと個人練習にも打ち込みました。その過程で、演奏技術の向上には「他社からの指導」と「個人連による反復」が必要不可欠であることに気付きました。自分が大学4年生になった時、パートの練習の指導係に志願し、後輩の練習の面倒を見る立場になりました。そこで、先輩一人一人がマンツーマンでレッスンをする体勢や、練習前に自分の強化項目を宣言する体勢などを築きました。結果的に、以前よりも縦のつながりが協力になり、演奏技術も向上しました。
もしうち(日立ハイテク)から内定が出たら、入社するか?また他に迷っている企業はあるか?
入社します。
現在、他のメーカーからも内々定をいただいております。しかし、御社が第一志望であることに変わりはありません。
私が就職活動で一番大事にしているのは「技術者としてのキャリアをどう積めるか」です。御社の半導体装置の設計開発部門では、外国人技術者の高い採用率と、積極的な海外赴任プログラムがあります。経済的に縮小していく日本だけを相手にしていくのではなく、海外の市場に積極的に参入し利益を生み出す、そういう会社が生き残ると思います。そして、その中で活躍できるのは海外を相手にエンジニアリングができる人間だと考えています。私は御社のもとでグローバルに活躍できるエンジニアになりたいです。
といったことを今までの面接の中で一番熱意を込めて語りました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
6月のはじめに内々定者選考会という意思確認の場が設けられ、そこで配属予定部署を告げられると同時に入社意思を確認された。
内定に必要なことは何だと思うか
半導体装置業界は「高い技術力」と「高い海外売上比率」が特徴です。その2つを達成するために新入社員を集めています。つまり確実に問われるのは「研究に真面目に取り組んでいるか」と「海外に抵抗は無いか」といったことでしょう(部署にもよるとは思いますが)。なので、理系院生の方は特に自分の研究内容をしっかりと言語化し、専門外の人にもわかりやすく伝えられるように練習した方がよいでしょう。面接内容でも書きましたが「研究領域の課題」「研究目的」「手法(実験方法やシミュレーション、あるいはプログラミングなど)」「自身が直面している課題」の4つはマストです。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分の発言に「自信」と「理論」が備わっているかどうか、だと思います。サークル、バイトなど、自分が力を入れて取り組んだことはしっかりと分析してください。そして、「主張(自分はどういう人間になったか)」「理由(何に気づいたからそうなったか)」「事実(具体的エピソード)」の構成で喋ると理論的で説得力のある話になります。その説得力のある話を自信をもってぶつければ、いい結果につながると思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
今年は感染症対策で全てWeb面談だったため一概には言えないが、自分が感じたこの企業の特徴は「面接官が多い」ということ。1次面接、2次面接、最終面接と全ての面接で面接官が4人以上いた。構成は技術系3人に人事(?)が1人で、自分が志望している部署から1人、それ以外の部署からも人が参加して面接を担当してくれた。面接官が多い分、研究に関しては様々な角度から聞かれるので、研究内容の言語化は必要だと感じた。
内定後、社員や人事からのフォロー
内々定者説明会がWebで開催された。各々の自己紹介や先輩社員との座談会などを行った。
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A.
御社を志望する理由は2点あります。1点目に、分析機器というニッチな分野を通じて、人々の暮らしを広く支えているからです。私は、人々が当たり前の日常を豊かに過ごせる未来を実現したいと考えています。貴社の製品がなければ、環境汚染が進行するだけではなく、安全に食を楽しむことが困難になります。事業を通じて、50年後100年後に繋がる持続可能な社会を目指し、食の安全や健康に貢献する貴社で、私の想いが実現できるのではないかと考えています。2点目に、製品開発に携わる営業ができるからです。これまでの人生の取り組みで、仲間と協力して音楽や演奏会を作り上げるという経験が多くあり、それを成し遂げた時に達成感を感じてきました。対象とする分野は大きく異なりますが、これまでの経験で培ってきた傾聴力や粘り強さを活かして、顧客や関係者と顧客のニーズを超えるものづくりをしたいです。 続きを読む
日立ハイテクの 会社情報
会社名 | 株式会社日立ハイテク |
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フリガナ | ヒタチハイテク |
設立日 | 1947年4月 |
資本金 | 79億3900万円 |
従業員数 | 4,916人 |
売上高 | 4622億3000万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 飯泉孝 |
本社所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目17番1号 |
平均年齢 | 43.0歳 |
平均給与 | 834万円 |
電話番号 | 03-3504-7111 |
URL | https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/ |