内定者のアドバイス
【内定後の企業のスタンス】6月のはじめに内々定者選考会という意思確認の場が設けられ、そこで配属予定部署を告げられると同時に入社意思を確認された。【内定に必要なことは何だと思いますか?】半導体装置業界は「高い技術力」と「高い海外売上比率」が特徴です。その2つを達成するために新入社員を集めています。つまり確実に問われるのは「研究に真面目に取り組んでいるか」と「海外に抵抗は無いか」といったことでしょう(部署にもよるとは思いますが)。なので、理系院生の方は特に自分の研究内容をしっかりと言語化し、専門外の人にもわかりやすく伝えられるように練習した方がよいでしょう。面接内容でも書きましたが「研究領域の課題」「研究目的」「手法(実験方法やシミュレーション、あるいはプログラミングなど)」「自身が直面している課題」の4つはマストです。【内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?】自分の発言に「自信」と「理論」が備わっているかどうか、だと思います。サークル、バイトなど、自分が力を入れて取り組んだことはしっかりと分析してください。そして、「主張(自分はどういう人間になったか)」「理由(何に気づいたからそうなったか)」「事実(具体的エピソード)」の構成で喋ると理論的で説得力のある話になります。その説得力のある話を自信をもってぶつければ、いい結果につながると思います。【内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?】今年は感染症対策で全てWeb面談だったため一概には言えないが、自分が感じたこの企業の特徴は「面接官が多い」ということ。1次面接、2次面接、最終面接と全ての面接で面接官が4人以上いた。構成は技術系3人に人事(?)が1人で、自分が志望している部署から1人、それ以外の部署からも人が参加して面接を担当してくれた。面接官が多い分、研究に関しては様々な角度から聞かれるので、研究内容の言語化は必要だと感じた。【内定後、社員や人事からこれまでにどのようなフォローがありましたか?】内々定者説明会がWebで開催された。各々の自己紹介や先輩社員との座談会などを行った。
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