- Q. 志望動機
- A.
出光興産株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒出光興産株式会社のレポート
公開日:2020年6月24日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種名
-
- 事務系
投稿者
選考フロー
企業研究
まず、同業他社(元売大手など)との比較が重要となってくる。そのため、各社のインターンに参加した上で、中期経営報告や企業ページを読み込んでいった。インターンでは社員さんと話す機会も多いため、例えば他社との違いや企業独自の特色などを聞いて、ジョブローテーション制度などを含む働き方・社風の面で意見を固めた。また、資料やインターンでの情報を合わせて、出光さんとjxtgさんの事業内容の違いや、力を入れている分野についても、自分なりに分析した(面接でも何度も聞かれたが、おそらく完全に正しい分析である必要はなく、自分なりに意見をまとめておけば問題ない)。座談会や説明会、インターンに参加しておけば、社員さんもこちらを覚えていてくれるため、特段ob訪問の必要性は感じなかった。
志望動機
私は出光に対して、働き方と事業の二つの面から魅力を感じている。1)働き方:様々な事業をまたいでジョブローテーションがされること、若いうちから地方や海外に行く機会があり、自分の専門性・強みを持った仕事ができること。また、社員の方々の落ち着いている雰囲気にも惹かれており、今まで出会ってきた人々は皆就活生ではなく、1人の学生(人間)としてしっかりと向き合ってくれたのが嬉しかった。2)事業:社会の基盤に欠かせないエネルギーに携わることができ、上流から下流までもをカバーしていること。また、ビジネスの展開が他社に比べると大胆なことが魅力的で(海外での製油所や新エネの事業など)、現在のエネルギー業界に求められる変化や挑戦の姿勢を昔から持っているのだと感じ、志望している。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
研究テーマ/志望理由/学生時代に最も注力した取り組みについて、背景やきっかけ、どのような行動を取ったのかについて教えてください/入社して携わりたい業務について/
ES対策で行ったこと
企業ホームページを何度も読んで、社員の方々のインタビューや出光の掲げる理念などを参考にした。また、数人の友人に添削を頼み、書き直した。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
SPIの問題集を2周ほどし、また他企業のwebテストを事前に受けることで慣れることにした。
WEBテストの内容・科目
一般的な玉手箱。言語非言語英語
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2020年03月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 中堅の人事さん
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官との話が思いの外盛り上がったことで、明るさや話しやすさを評価されたのだと思う。面接では一つの質問をがっつりと深掘りされることが多かったため、そこに様々なエピソードを絡めて、話を広げたのもよかったのだろう。
面接の雰囲気
非常に話しやすい雰囲気で、雑談や履歴書の確認が10分ほどあり、そこで緊張がとけた。女性の方で、逆質問ではエネルギー業界での女性の活躍や働きにくさについても熱心に教えていただけた。
1次面接で聞かれた質問と回答
入社後はどのような業務につきたいか
具体的なキャリアプランについて話した。まずは国内で数年間物流面や原油外航業務に携わり、働いている会社について、そしてビジネスについてしっかりと勉強する。その後は無資源国の日本にとっては欠かせない、一次資源の調達に携わりたい。調達としては、その規模のダイナミックさや、主体性の求められる働き方、常に国際情勢などに目を配り、世界をフィールドに働くという点に強く魅力を感じている。また、キャリアの中で、機会があれば海外駐在を経験したいと思っており、その際は化学品や燃料の現地販売事業所などへの出向を希望する。最後に、将来的には再エネをはじめとする新規事業を率いるような人間になりたいと考えていることも伝えた。
なぜ国際機関やNPO法人への就職を考えていないのか。
(この質問は、がくちかとして教育支援系のことをアピールしていた試されたと思われる。)大学入学当初は、そのような選択肢をメインに考えていた。しかし、学生時代に様々な支援活動に携わってきたが、自分にできることの小ささ、救える人の少なさを実感してきた。それはおそらく活動や事業規模の限定されるNPOに入っても変わらないことであり、目の前の数人を直接救うよりも、社会全体の質をあげる活動に従事する方向に進みたいと思った。また、日本に基盤をおきながら生きていきたいと思っており、また現場に近い人間でありたいため、国際機関での働き方は自分に合わないと考えている。もう一点、民間企業の一員として自らのスキルや実績を磨いてからでも、そのような支援活動を行うことは遅くないと考えている。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 部長クラス以上の方々
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
以前の面接と比べ、矢継ぎ早に質問が飛んできたため、そこまで重くないテーマのものには完結かつ論理的に答えることを意識していたことが評価につながったと思われる。
面接の雰囲気
今までの面接と比較すると堅いものの、面接官の方々が非常に話しやすい雰囲気を作ってくださり、3人での会話というスタイルだったため気が楽だった。
最終面接で聞かれた質問と回答
小学校・中学校・高校とどのような人間だったか。またどのように変化したのか。
小学校時代の私は野生児と呼ばれるほど活発だった。外を走り回り、自分の思うままに様々なグループに参加したり、課外活動に取り組んでいた。しかし、中学入学後、そのような自己中心的な性格が原因で、人間関係で揉めてしまい、いじめのようなものにあう事となり、だんだんと消極的な性格になってしまった。それは高校に入るまで続いたが、中学時代から支えてくれた親友や家族のもとで徐々に活発さを取り戻して、自分のやりたい道に進みつつも、以前のような無鉄砲さをもたないような真面目な人間に育っていった。高校時代により幅広い社会を知りたい、様々な人に出会いたいと思うようになった自分は、東京の総合大学への進学を考えるようになり、今の自分に至る。
ストレスを抱えないとは言っていたが、最近最も悩んでいることは何か
今の私の最大の悩みは、残り1年間の学生時代をどのように使うかである。単位はほとんど取り終わっており、実を言うと後期には第二外国語を極めるために短期留学でもしようと思っていたのだが、コロナ禍の中でその選択肢は無くなってしまった。そのため、授業や勉強に力を入れようと考えた。そして4月の最初には今まで時間の関係で取れなかった科目や他学部の単位に求められない科目などを興味のまま、また趣味に合わせて履修した。しかし、今考えると、それらのあまり実用性のない勉強よりも簿記などの現実的に社会人として役にたつ勉強をした方がいいのだろうかと迷い出した。残り1週間で履修を全て定めないといけないため、この最後の自由期間となる1年間をどのように費やすかに非常に悩まされている。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
悔いの残らないようにと、自由に就職活動を続けていいと言われた。ただ、時期的にもう5月だったため、6月に入るころには答えを出すようにと。
内定に必要なことは何だと思うか
最も重要なのは本気度を見せることだと思う。どうしてもjxtgの方が福利厚生や知名度で上をいくため人気があり、そちらを本命にしている学生が多いことから、面接ではしっかりとその差別化、出光ならではの魅力について聞かれる。その中で出会った人の雰囲気だけではなく、自分なりに事業展開や将来性、新規ビジネスの方にまで目を通すと説得力のある志望動機ができると思う。また、面接では個人的な経験や考え方についても多く聞かれるため、自己分析にも力を入れる一方で、社員さんも時間をとってしっかりと話を聞いてくれるため、アピールのためだけに突拍子もないことを言う必要はないと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
最も大事なのは、出光さんの雰囲気に合うかどうかと思われる。非常に優秀な友人も受験したのだが、商社志望タイプの人だったため、おそらく社風に合わないと判断され祈られたのだと思っている。また、自分がいかに強く出光さんを志望しているかを伝えることもとても重要。
内定したからこそ分かる選考の注意点
注意点と言えるほどのことでもないが、イベントへの参加は向こうに全て把握されており、面接で触れられたことには驚いた。小さめの合同説明会などの参加者も控えられているため、参加したイベントにてついては、一言感想を言えるようにしておいた方が良さそうだ。
内定後、社員や人事からのフォロー
いつでも聞きたいことがあったら聞くようにとおっしゃってくれた。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 社員の魅力・実力
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- オフィス・オフィスの位置・働く場所
入社を迷った企業
日揮ホールディングス株式会社
迷った会社と比較して出光興産株式会社に入社を決めた理由
同じエネルギー業界とも呼べる日揮はプラントエンジニアリング企業であり、正直なところ文系社員よりも理系社員の方が活躍するのだと感じてしまった。また、現場に近い場所で働きたいと思っている自分にとっては、管理部門に回されやすくなるプラントさんよりも、出光さんのように豊富なジョブローテーションがある環境の方が成長できるのだろうと思い、判断した。また、昭和シェルとの統合間もないことから、社内でも様々な働き方改革が進んでいると聞き、長期的に働けるのだろうと感じている。
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出光興産の 会社情報
| 会社名 | 出光興産株式会社 |
|---|---|
| フリガナ | イデミツコウサン |
| 設立日 | 1940年3月 |
| 資本金 | 1683億5100万円 |
| 従業員数 | 13,814人 |
| 売上高 | 9兆1902億2500万円 |
| 決算月 | 3月 |
| 代表者 | 酒井 則明 |
| 本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目2番1号 |
| 平均年齢 | 42.0歳 |
| 平均給与 | 993万円 |
| 電話番号 | 03-3213-9307 |
| URL | https://www.idemitsu.com/jp/index.html?sscl=head01 |
